熟達の政治家
- 自分磨き
丁寧に語り掛ける
今年の秋に退陣し政治の世界を去ると言われるドイツのメルケル首相。
増えて来たコロナ感染に対し先月、今月と国民に向かって語り掛けるように自粛を呼び掛けている。
先月は感情をあらわにして呼びかけ、今月は科学者らしく淡々と呼びかけていた。
この疫病については国民への自粛要請を度々行わなければ仕方ないと思うが、メルケル首相の語り掛け方には信頼性が於ける。
かつて米国の大恐慌の後で、当時の大統領F.D.ルーズベルトがラジオを通じて幾度も語り掛けて「ニュ-ディール政策」の必要性を国民に説いた「炉辺談話」と言うのがあった。コツコツと説いて政策への信頼を得ていったと言う。
日本の首相や所管大臣方も淡々と方針のみを伝えるよりは意識して語り掛けた方が若者たちを含めより多くの信頼を得られると思うのだが、如何だろうか?
共感の大小が自粛の有効性にかなり影響するように思う。
自宅庭の「猫の額農園」ではアロエの花が寒風に喘ぎながらに揺れている。
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