「結婚して終わりじゃなかった」 32歳で始めた妊活~1~
- 結婚準備
- 女性向け
- カウンセラーの日常
目次
- 結婚のその先に待っていたのは、妊活でした
- 妊活スタート
- タイミング法
- 妊娠はコントロールできない
結婚のその先に待っていたのは、妊活でした
こんにちは。
岡山県倉敷市の結婚相談所RASHIKU -叶-です。
今回は少し個人的なことをお話しさせていただきたいと思います。
このブログを読んでくださっているあなたが、
もし将来子どもが欲しいと思っているのなら、
私の経験が何かの参考になれば嬉しいです。
私が夫と出会ったのは29歳のときでした。
交際1年、婚約期間も1年。
お互いの気持ちを丁寧に育みながら、31歳で結婚しました。
結婚後は、海外へのハネムーンを予定していたのですが、ちょうどその頃、コロナウイルスが見つかり、世界で大きく取り上げられることに。
海外への渡航が難しくなり、泣く泣くキャンセル。
代わりに国内の状況が少し落ち着いたタイミングを見計らって、北海道へ。
2人での遠出は、その旅行が最後だったように思います。
そして、心の中にあった「子どもが欲しい」という想い。
結婚してすぐに、私は妊活を始めることを意識し始めました。
妊活スタート
■妊活スタート。まずは、病院へ。
その時の私は32歳と9ヶ月。
早いわけでも、遅いわけでもない年齢だったと思います。
ただ、これまで妊娠の経験はなく、自分の妊娠力(妊孕力)に対する漠然とした不安は常にありました。
ネット上にはさまざまな情報があふれていて、
「半年、避妊なしで妊娠しなければ不妊を疑うべき」
「卵子の老化は35歳から加速する」
そんな言葉が、私の心をざわつかせました。
「妊活をしたいんですが、まず何から始めたらいいですか?」
婦人科の先生にそう伝え、
そこから、言われるがままに血液検査を受けました。
正直、何を調べていたのかは記憶が曖昧です。
でも、自分で決めて行動した日としてスタートラインに立ったような気はしました。
タイミング法
■毎日基礎体温を知る。タイミング法のため通院の繰り返し。
その後、毎朝、基礎体温の計測をスタート。
病院では、排卵のタイミングを予測してもらい、タイミング法を行っていきました。
私の場合は自力で排卵していたため、薬の処方はなく、自然周期での妊活でした。
病院から「この日にタイミングをとってください」と指示があり、
結果を待つ。
そして、生理が来ると、その周期はリセット。
「また今月も妊娠できなかったんだ」
そう静かに受け止めるしかない、その繰り返しでした。
私は4周期目で、ようやく妊娠反応が出ました。
妊娠がわかったとき、私は32歳と11ヶ月。
出産したのは、33歳と6ヶ月でした。
今思えば、「順調だった」と言ってもいいのかもしれません。
けれど、妊活中は、先の見えない不安と焦りの中にいました。
妊活って、ただ行動するだけではなく、心のあり方が本当に試されます。
妊娠はコントロールできない
「子どもが欲しい」という気持ちは、必ずしもその願いがすぐに叶うとは限らない。
どんなに健康に気をつけていても、
どんなにタイミングを合わせても、
妊娠は“奇跡の連続”なのだと、私は実感しました。
だからこそ、これから婚活をはじめる方、
将来子どもが欲しいと思っている方には、
ぜひ「逆算して考えて」ほしいんです。
いま、あなたは何歳ですか?
何歳で出産したいと思っていますか?
子どもは何人欲しいですか?
そのためには、いつ結婚する必要があるでしょう?
そして、そのパートナーとはいつ出会う予定ですか?
妊娠は、自分ではコントロールできない。
けれど、婚活は、自分の行動で動かせる未来です。
未来のために、今できる一歩を。