30代で婚活を始めると、「いい人がいない」「20代のときみたいに選べない」そんな声をよく耳にします。その背景には、20代で“モテていた事実”から生まれた理想の基準と、30代婚活市場で求められる新しいルールの食い違いがあります。私は仲人として実感するのは、このギャップを正しく理解し、行動を整えた女性から結婚が決まっていくこと。この記事では、一般論よりも私自身の体験を軸に、あなたがもう一度“選ばれる側”に戻るための視点をお伝えします。あきらめ話ではありません。未来を作り直すための“再設定”です。20代でモテていた経験は、間違いなくあなたの魅力そのもの。ただ、多くの女性が30代をすぎたあたりでつまずくのは次のような部分です。■周囲にいたレベルの高い男性像が理想として残っている■無意識のうちに“選ぶ側”で考えてしまう■譲れる条件と譲れない条件の線引きが曖昧になっているこの状態のまま婚活をすると、どうしても壁にぶつかりやすくなります。20代の頃は外見・年収・性格などを、なんとなくバランスよく見られていた方が多いもの。ところが30代になると、過去の成功体験があるぶん理想が細かくなりがちです。■“昔の基準”がそのまま理想になる■少し条件を下げただけで「妥協してしまった」と感じるこうした気持ちが積み重なると、“本当に譲れないもの”の輪郭がぼやけてしまい、「いい人がいない」に繋がっていきます。ここで少し、現実的なお話をします。30代の婚活市場では、多くの男性が結婚相手に求める条件の中に「出産年齢」を意識し始めるタイミングと重なります。これは女性の魅力とは関係なく、ただの市場構造の変化です。さらに30代は生活が安定してくる時期でもあり、自然な出会いは一気に減少します。その一方で、本気の男性ほど効率を求めて結婚相談所を利用するようになる傾向があります。ここからは私の体験です。28歳の時、軽い気持ちで結婚相談所の無料相談に行きました。そのときカウンセラーさんに言われたのがこの一言。「30歳になる前に入会してほしい。20代と30代では申込数が全然違うの!」当時の私は半信半疑でした。外見も大きく変わっていないはずなのに、そんなに違うの?と。ところが実際に入会してみると、驚くほど申し込みが届きました。まさに“選ぶ側”でした。仲人として会員さんを見てきた今なら、はっきり言えます。相談所では、20代と30代の差は本当に大きい。美人の30代40代より、“普通の20代”の方が圧倒的に選ばれる。だからこそ、30代になったら“市場価値の再設定”は必要不可欠なんです。市場のルールを理解したうえで取り組むべきは、理想の“分離=仕分け”。これができるだけで婚活の流れが大きく変わってきます。結婚が早く決まる女性は、次の2つの分類を徹底しています。1.譲れない必須条件(価値観・生活・家族観)2.叶えば嬉しい希望条件(外見・年収・身長など)多くの方がつまずくのは、この“希望条件”の一部を“必須”として抱え込みすぎること。その結果、お見合いが成立しづらくなり、会える人数も減り、経験値も積めない…。この流れが、あのよく聞く「いい人がいない」に繋がっていきます。結婚生活を思い浮かべてみてください。■一緒にいて心が落ち着くか■気持ちをきちんと伝え合えるか■k金銭感覚が合うかこういった“土台”になる部分こそが、実はあなたの幸せに直結します。外見や年収は大切ですが、それだけで人生が満たされるわけではありません。30代になると自然な出会いの母数はどうしても減ります。そのため、時間を味方につけた方が賢い選択ができます。効率と安心のバランスを求めるなら、やはり結婚相談所は強い味方です。■本気の男性が集まる■プロの伴走で迷わず進める■無駄な時間がなくなる■安心・安全な出会いに限定できる自己流で数年かけるより、相談所で半年〜1年で決まる女性が本当に多いんです。若い女性にこそ相談所を活用してほしい。これは仲人としてだけでなく、28歳でスタートした一人の女性としての本音です。20代で動いた経験は、今となっては大きな財産になっています。「30代婚活いい人がいない」と検索してこの記事にたどり着いたあなた。きっと不安や焦りがあるはずです。でも、どうか覚えておいてください。あなたの価値が薄れたわけではありません。魅力がなくなったわけでもありません。必要なのは、市場に合わせた“再設定”と、理想の“分離”だけ。この2つさえ整えば、あなたはまた選ばれる側に戻れます。そのために、私たち仲人がいます。「今の状況でも大丈夫?」「まず何から手をつければいい?」そんな小さな疑問でも構いません。いつでも気軽に相談してくださいね。