男性の責任感が婚活で裏目に出る理由
- 婚活のコツ
こんにちは、岡山市の結婚相談所JM岡山の森次です。
男性の「責任感が強い」は本当に長所なのか？
一般的に「男性は責任感が強い方が良い」と言われます。
仕事を真面目にこなし、家族を守ろうとする姿勢は、確かに安心感につながりますし、結婚相手として高く評価されがちです。
しかし、この**「責任感の強さ」**は、婚活において必ずしもプラスに働くとは限りません。
実は、メリットがある一方で、見過ごされがちなデメリットも存在します。
昭和的価値観では「責任感＝正解」だった
昭和の結婚観では、
・男性は外で働き
・女性は家庭を守る
という役割分担が当たり前でした。
この時代においては、
「一家の大黒柱として最後まで責任を負う男性」
は、理想の夫像そのものだったと言えるでしょう。
多少無口でも、感情表現が不器用でも、
「責任感が強い＝頼れる男」
として、結婚生活は十分に成り立っていました。
令和の婚活では見え方が変わってきている
ところが、令和の時代になると事情は大きく変わります。
共働きが当たり前になり、女性も経済的にも精神的にも自立している方が増えました。
その中で、責任感が強すぎる男性は、次のように映ってしまうことがあります。
・一人で抱え込みすぎる
・柔軟性がなく頑固に見える
・「正しさ」を押し付けてくる
・弱音や本音を見せない
・家庭よりも仕事優先
・女性の意見を尊重しているつもりでも、実は決めつけが多い
本人は
「相手を守るため」
「失敗しないため」
と思って行動していても、女性側からすると
「一緒に考えてくれない人」「距離を感じる人」
と受け取られてしまうケースも少なくありません。
女性が求めているのは「責任感」よりも「共有感」
令和の婚活で女性が重視するのは、
・一緒に悩めること
・気持ちを共有できること
・完璧でなくても素直であること
つまり、
「全部背負ってくれる男性」よりも
「一緒に背負ってくれる男性」
が求められているのです。
責任感が強いこと自体は決して悪いことではありません。
ただし、それが
・我慢
・無言
・自己完結
に変わってしまうと、婚活ではマイナスに働いてしまいます。
婚活で大切なのは“責任感の出し方”
責任感の強い男性ほど、少し意識してほしいことがあります。
・迷った時は一人で決めず、相談する
・「こうあるべき」より「どう感じているか」を言葉にする
・弱さを見せることも信頼につながると知る
責任感は、黙って耐えることではありません。
相手と向き合い、対話し続けることこそが、令和の結婚における責任感だと私は思います。
まとめ
男性の責任感は、大きな魅力です。
ただし、昭和的な「一人で背負う責任感」のままでは、令和の婚活では誤解を生むことがあります。
これからの婚活では、
責任感 ＋ 柔軟さ ＋ 共有する姿勢
このバランスが何より大切です。
「守る」から「一緒に歩む」へ。
その意識の切り替えが、ご縁を大きく前進させるきっかけになるかもしれません。
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