【第4回】 デートで使う“自己開示の段階モデル”
こんにちは。
岡山市の結婚相談所 JM岡山の森次です。
交際が始まり、数回デートを重ねていく中で
「もっと心の距離を縮めたい」
「お相手の本音を知りたい」
そう感じるタイミングが出てきます。
でも、いきなり深い話をしすぎると重くなり、
逆に浅い雑談ばかりだと進展がなく、
どこか“友達止まり”のような距離感になってしまうこともあります。
そこで今日は、恋愛心理学の中でも
交際初期〜中盤にもっとも使いやすい
“自己開示の段階モデル” をご紹介します。
これは、話す内容の「順番」を意識することで、
相手が自然と心を開き、距離が縮まりやすくなる心理テクニックです。
◆ 自己開示の段階モデルとは?
人は、相手との関係性に応じて、
話しても良い深さが変わります。
その“深さ”を段階に分けたものが「自己開示の段階モデル」。
無理なく距離を縮めたいときは、
この段階を急がず・飛ばさず・順番通りに進めることが成功のコツです。
◆ デートで使える「4段階の自己開示」
① 事実の共有(浅い開示)
まずは、誰にでもできる「表面的な情報の共有」から。
仕事の内容
趣味
好きな食べ物・お店
最近観た映画
出身地の話
ここでは「会話のウォーミングアップ」が目的です。
笑顔で軽い話題を広げるだけで十分です。
② 意見の共有(少し深い開示)
事実の次は、それに対する“自分の意見”を少しずつ混ぜていきます。
例)
「忙しいけど、仕事は好きなんです」
「アウトドアが好きなのは、自然の空気が落ち着くから」
「映画は考えさせられる作品が好きですね」
ポイントは、感情を1割だけ混ぜること。
ここで一気に距離が縮まります。
③ 経験の共有(中程度の深さ)
もう少し仲良くなったデート2~3回目あたりで、
自分の過去の経験を軽く話すのが効果的です。
例)
「若い頃は転職を迷って悩んだこともあります」
「忙しすぎて自分の時間が持てなかった時期もありました」
「以前こういう失敗をしたことがあります」
辛すぎる話・重い話は不要です。
ほんの少し“人間味”を見せることで、相手は心を開きやすくなります。
④ 価値観の共有(深い開示)
そして、距離を縮める最大のポイントがここ。
例)
「家族を大切にしたいと思っています」
「結婚後は、お互いを尊重し合える関係が理想です」
「仕事と家庭のバランスは大切にしたいですね」
価値観の共有は、真剣交際へ進む決め手になるほど重要。
ただし、これは いきなり最初から話すと重くなりやすい ため、
段階③くらいまで丁寧に積み重ねた上で使うことが効果的です。
◆ 逆に避けたい“順番のミス”
初デートから過去の恋愛を話す
重い家庭事情をいきなり伝える
悩みを最初から深く語りすぎる
アドバイスを求めすぎる
これらは交際初期の相手に心理的負担を与えやすく、
距離が縮まるどころか逆に離れてしまう可能性があります。
◆ まとめ:話す“順番”が距離を決める
自己開示は量ではなく 順番 が大事です。
事実
意見
経験
価値観
この階段を、一段ずつ丁寧に上がることで
自然に、「この人とは相性が良いな」と感じてもらえます。
少し難しく感じた方も居られるかもしれませんが
このことを意識しているだけでも
デートの時間が、より深く・穏やかで・心地よいものに変わりますよ(^^)
是非実践してみてくださいね(^^♪
『恋愛心理学で心を掴む“お見合いから交際”6ステップ』の過去ブログは
以下からご覧くださいませ
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