会話が苦手な男性 沈黙のカフェデート体験談
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空気を変えた一言
~あなたの会話術をワンランク高める~
結婚相談所SENSE-eyeの長谷川です。
今回は会話が苦手だった男性の、沈黙カフェデート体験談です。
「なにか話さないと…」
「沈黙がヤバいなぁ…」
──数年前、彼はカフェデートのたびにこんな思考で頭がいっぱいでした。
当時の彼は恋愛経験も少なくて、初対面の女性と向き合うと、もうガチガチ。
おしゃれなカフェに入った途端、場の空気にのまれる。
出てくるのは「お、水…冷たいですね」みたいなどうでもいいコメントばかり。
そんなある日。
友人から紹介された女性と、ランチで初デートすることに。
「会話を盛り上げないと…面白いと思われなきゃ…」とプレッシャーを感じながら、少しだけ背伸びした落ち着いたカフェを選びました。
でも、やっぱり緊張して言葉が出てこない。
相手もなんとなく構えていて、沈黙が増えていく。
「終わったな」と思ったそうです。
……が、そこからが不思議な展開でした。
彼がふと、「この店、ちょっと静かすぎたかもですね」と正直につぶやいた。
すると、彼女が笑って「ですよね、私も少し緊張してました」と返してくれた。
そこから空気が一気に変わりました。
「実は初デートで静かなお店選びがちなんです。でも緊張しまくるだけで…」
と、彼は過去の失敗談を正直に話しました。
すると彼女も、
「私も変な注文しちゃった経験ありますよ」と、自分の話をしてくれるように。
会話のネタは、お店のこと、メニューのこと、失敗談など、目の前にあるものばかり。
でもそれで十分でした。
「このサラダ、謎の野菜入ってますね」
「期間限定って聞くと、ちょっと頼んでみたくなりません?」
そんな会話の中で、お互いの感覚や価値観が自然に見えてきたそうです。
彼は気づきました。
沈黙を埋めようと必死になるより、「沈黙を共有する空気」こそ大事だということに。
相手の話を無理なく引き出すには、自分が話しすぎないこと。
笑える失敗談は、距離を一気に縮めてくれること。
そして、“正解の会話”より“その場の素直な反応”が信頼を生むということに。
結果的にその彼女とは数回デートを重ね、自然に関係が深まりました。
今では「話さなきゃ」ではなく、「一緒にいることが心地いい」関係を築けています。
緊張しても、沈黙しても、何も終わりじゃない。
大事なのは、自分を盛らずに、その場にいる相手をちゃんと見ること。
沈黙を怖がる必要なんて、ほんとはどこにもないようですね。
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