お見合いで面接みたいだったと感じる?4つのパターン
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目次
- 結婚相談所のお見合い
- 面接パターン1. 事前に用意した質問責め
- 面接パターン2. 自己アピールしすぎ
- 面接パターン3. 一問一答形式
- 面接パターン4. 終始、堅苦しい雰囲気
結婚相談所のお見合い
お見合いを終えた会員様から「何だか面接を受けているみたいだった」といった感想を聞くことがあります。
お見合いは就活の面接に例えられることもありますが、「お見合い=面接」というわけではありません。
大まかな流れ(挨拶・自己紹介・アピールタイム・質問タイム)がある点は共通していますが、お見合いは自分自身をアピールし、相手を知るためのものであり、厳格な面接とは異なります。
お見合いに限らず、婚活パーティーでも、より短時間でコミュニケーションが行われるため、同様のことが言えます。
今回は、お相手に「面接みたい」と思われてしまうパターン4つを避けるためのアドバイスを書いています。
お見合いは成立するけれども交際に発展しない方々は、もしかしたら、面接みたいなお見合いになっているかもしれません。
面接パターン1. 事前に用意した質問責め
面接でもお見合いでも、事前に質問をいくつか考えておくのはセオリーですよね。
お相手のプロフィールにある情報を重複して、尋ねてしまわないよう、事前に注意深く読んでおくことも重要です。
「プロフィールを読んでくれていないのかな?」と思われ、好感度を下げてしまいます。
ただし、準備した質問を無理に聞く必要は全くありません。
自然な流れでタイミングがあれば、質問をしていくのがいいでしょう。
話題がなくなってしまうと、どうしていいか分からず焦って、唐突な質問をしてしまった経験はありませんか?
準備した質問を機械的に投げかけるような会話になると、「面接みたい」と感じられてしまうことがあります。
したがって、用意した質問は、自然な流れで質問をするよう心がけましょう。
お相手のプロフィールで気になる点がある場合は、「すみません、聞きたいことがあるのですが…」とお話の後半、終わりが近づいてから、切り出すのが良いでしょう。
最後にする理由は、会話の中でお相手に好印象を抱いた場合にのみ、質問をすることができるためです。
それまでのお話の中で、「この方は違う」と感じていれば、もうその質問をしないままお見合いを終えて、交際をお断りすればいいですよね。
面接パターン2. 自己アピールしすぎ
会話が一方的になってしまうパターンです。
「自分の話ばかりしてしまう」という経験は、多くの方にあるかもしれません。
面接でいう自己PR。
求職者側は、会社について知る事も大切ですが、自分をPRする事がより大事ですよね。
自分のことをたくさん知ってもらいたいのは分かります。
ですが、お見合いではお相手を知る姿勢が大切です。
会話の中で自分の話に夢中になり、会話の主導権を握ってしまい、話のほとんどが自分の話になってしまわないように。
お相手の反応(表情や返答など)への関心を持ちながら話す事が大切です。
楽しそうに聞いているお相手も、内心は「興味ないな…」と思っている場合もあります。
特に、お仕事と旅行の話は、要注意。
ついつい、得意げに話してしまう事もあり、お相手には『自慢』と捉えられてしまうかもしれません。
自身の経験や知識などのアピールポイントは誰しもあるはずですが、交際が始まってからゆっくり伝えていけばいいと思います。
面接パターン3. 一問一答形式
聞かれた側は、相手からの質問に回答だけしかしないパターン。
聞き手側は、自分がした質問に対して、お相手の答えだけにしか興味がないパターン。
質問をされてもしても、そこから繋がる会話を掘り下げたり広げようとしない。
LINEでのやり取りでも、話題を広げたり相手の話を引き出す気持ちがなければ、会話は続きません。
相手もストレスを感じ、やり取りを諦めてしまうことがあります。
お相手からの質問に対しても、質問への返答に対しても、次の言葉がシンプル過ぎて会話のキャッチボールが続かない。
そうなってくると質問攻めになったり、Yes or No形式の会話で白黒つけている感じになってしまいます。
会話のテンポは良いかもしれませんが、ビジネスライクでドライなコミュニケーションで、面接っぽくなってしまいます。
聞いた方も聞かれた方も、お互いがお話を広げていけば、自然に笑顔になり、盛り上がってくるものです。
面接パターン4. 終始、堅苦しい雰囲気
お見合いは、堅苦しく形式ばった出会いのイメージがある方もいらっしゃるはずです。
仲人や付添人を交えて、『さあ、あとはお二人だけで…』という昔のテレビドラマの風景。
そんな古典的なお見合いとはまるで違います。
仲人同席は稀にありますが、ほとんどの結婚相談所のお見合いでは、仲人も付添人もなく、終始本人たちだけでお会いします。
しかし、堅苦しい場でなくてもお見合いでも面接でも、緊張しない方はほとんどいないはずです。
初対面で緊張したり、思った事を話せないのはしょうがない。
ですが、終始緊張した雰囲気では、お互いが委縮し、面接のような堅苦しい雰囲気になってしまいます。
更に、笑顔やリアクションが少ないと会話も楽しめない。
堅苦しい雰囲気を避けるためには、最初の挨拶が重要です。
明るく気さくに、そして丁寧にあいさつすることで、お見合いは明るく和やかにスタートします。
途中、沈黙タイムがふと訪れることもありますよね。
そんなときは「すみません、なんだか思った以上に緊張するものですね」と笑顔で伝えてみてはいかがでしょうか。
お互いの緊張が解けて、肩の力が抜けるはずです。
お相手と自然体でいられる関係性を作っていくために、もっとリラックスしてほんわかとした雰囲気で会話を楽しみましょう。
◆お見合いの目的は、お互いのフィーリングを確かめること
お見合いと就職面接の違いについて考えてみましょう。
お見合いは1時間弱の時間で、お相手と『合う・合わない』を判断したり、お互いの違いを見つけたりするための時間ではありません。
また、制限時間内で自分をどのようにアピールするかを考える時間でもありません。
一方、就職面接は、採用されるかどうかが重要なため、効率的なコミュニケーションを心がけます。
しかし、お見合いは学生時代に新しいクラスメイトと初めて話す場合と同じです。
お互いに良い関係を築きたいと思っているため、楽しく話したいと思うでしょう。
一度の会話で全てを決める必要はありません。
次につなげるために、会話を楽しむことが重要です。
会話が弾んで時間が足りなくなってしまうこともありますし、予定していた話題が別の話題になることもあります。
それでも、楽しい時間を過ごすことができれば、お互いに興味を持ち、もう一度話したいと思えるでしょう。
もちろん、聞きたいことや伝えたいことがあるかもしれませんが、それにこだわり過ぎないようにしましょう。
自然な会話が生まれれば、お見合い後も続くコミュニケーションの可能性があります。
予定通りに進まなくても、お互いに素直で自然な姿勢を保てば、フィーリングが合うかもしれません。
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