自分が好きな人?それとも自分を好きでいてくれる人?
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その問いに揺れるとき
こんにちは!三重県桑名市にある結婚相談所「らく婚」代表の渡邉です。
今回は「自分が好きな人?それとも自分を好きでいてくれる人?」です。
「自分が好きな人を選ぶべきか、それとも自分を好きでいてくれる人を選ぶべきか」
この問いは、恋愛や結婚を考えるとき、誰もが一度は立ち止まるテーマかもしれません。
結婚相談所でお話を伺っていると、こうした迷いを抱えている方にたくさん出会います。
「好きな人と結ばれたい」という気持ちは、純粋でまっすぐ。
でもその一方で、「自分を大切にしてくれる人と穏やかに過ごしたい」という願いも、同じくらい本物です。
この問いに答えを出すのは簡単ではありません。
それは、どちらかが正しくて、どちらかが間違っているという話ではないからです。
むしろ、自分の価値観や人生観と向き合うことが求められる、深いテーマなのです。
「好きな人」との関係にある希望と不安
「好きな人」との関係には、心が高鳴る瞬間がたくさんあります。
その人の笑顔を見るだけで嬉しくなったり、連絡が来るだけで一日が輝いて見えたり。
恋愛の初期には、そんな感情が私たちを突き動かします。
でも、好きな人が必ずしも自分を好きになってくれるとは限りません。
「追いかける恋」は、時に切なく、苦しいものになります。
相手の気持ちが見えないまま、自分ばかりが頑張ってしまう。
そんな状況に疲れてしまう方も少なくありません。
それでも、「好きだから」という理由で、心を差し出してしまう。
その気持ちは決して悪いものではありません。
ただ、結婚という長い人生を共にする関係においては、
「好き」という感情だけでは乗り越えられない場面もあるのです。
「自分を好きでいてくれる人」との関係にある安心と戸惑い
一方で、「自分を好きでいてくれる人」との関係には、安心感があります。
自分を大切にしてくれる人の存在は、心を穏やかにしてくれます。
「こんなに思ってくれる人がいるなんて」と、感謝の気持ちが湧いてくることもあります。
でもその一方で、「ときめきがない」「申し訳ない気持ちになる」と戸惑う方もいます。
「自分はこの人を好きになれるのだろうか?」
「相手の気持ちに応えられないのではないか?」
そんな不安が、心の中に広がっていくこともあります。
けれど、関係は育つものです。
最初は静かでも、少しずつ心が開いていき、
やがて深く根を張るような愛に変わっていくこともあります。
「愛されることに慣れる」ことで、自分自身をもっと大切にできるようになる方もいます。
選ぶということは、自分を知ること
この問いに向き合うとき、私たちは「どちらが正解か」を探しがちです。
でも本当に大切なのは、「自分がどう生きたいか」「どんな人生を望んでいるか」を知ること。
過去の恋愛経験、価値観、家族との関係、人生の目標――
それらを丁寧に振り返ることで、自分にとっての幸せのかたちが見えてきます。
「好きな人と一緒にいたい」という気持ちも、
「自分を大切にしてくれる人と穏やかに過ごしたい」という気持ちも、
どちらも間違いではありません。
大切なのは、自分の心に正直であること。
そして、相手との関係が「自分らしくいられるかどうか」を見極めること。
誰かに選ばれることよりも、自分で選ぶこと。
その選択には勇気が必要ですが、そこにこそ本当の納得感があるのです。
迷いの中にある、未来への一歩
迷っている自分を、責めないでください。
その迷いは、あなたが真剣に人生と向き合っている証です。
誰かを選ぶということは、簡単なことではありません。
それは、自分の未来を選ぶことでもあるからです。
結婚は、誰かと一緒に未来を築くこと。
だからこそ、焦らず、否定せず、自分の心に耳を澄ませてほしい。
「好き」という感情も、「愛される」という安心も、
どちらもあなたの人生にとって大切なヒントです。
結婚相談所は、そんなあなたの一歩を、そっと支える場所でありたいと思っています。
迷いも、葛藤も、過去の経験も、すべてを受け止めながら、
あなたらしい選択を一緒に探していけたら――そう願っています。
少しでも気になった方は、ホームページからお問合せください。