40代前半の地方公務員の男性が8ヶ月で成婚した婚活エピソード(5)

結婚はしたいと思っていましたが、30代後半になり、出会いそのものがなくなりました。友人からマッチングアプリを勧められ、1年ほど活動しましたが、会えた人は1人だけで自分にはマッチングアプリは合わないと分かりました。このまま独身で暮らしても自分のやりたいことができ、不自由なく生活できると思いましたが、子どもが欲しいという思い、家族を作って大切にしたいと思う人と幸せな生活を一緒に作っていきたいと思い、最後の機会と思って結婚相談所に入会することにしました。年齢的にも結婚するなら、これ以上時間をかけられないと思い、婚活の優先度を上げて活動しようと思いました。 友人や同僚がマッチングアプリを通じて結婚したと聞き、抵抗はありましたが思い切ってダウンロード、登録をしてマッチングアプリを始めました。いいね！を送ってもなかなかマッチングしないこと、マッチングしてもメッセージのやり取りが面倒で会うところまで、なかなか辿り着けませんでした。
次にやるなら結婚相談所しかないと思いましたが、お金がかかること、お見合いに対するイメージが湧かなかったため、しばらく考えました。
その後、IBJ系列の相談所3社の話を聞き、実績、カウンセリングの資格があること、サロンがあること、サービスの内容、カウンセラーさんの人柄（自分との相性）などを総合的に検討して田中さんにお願いすることにしました。男性目線で大（ひろし）さんからアドバイスをいただけたことも後押しになりました。

最初の面談で、あこさんから「相談所での活動（婚活）は仕事と同じ。ダブルワークのつもりでやるように」というアドバイスがありました。この言葉は私にとって活動にどれくらい力を注ぐ（優先する）かイメージしやすいものでした。暇があったらする、余裕があったらするものではなく、忙しいときも時間がないときも、趣味の時間を削ってでもするものとマインドセットができました。
入会してから、およそ8ヶ月間、1日も欠かさず、IBJシステムを見て申し込みをしたり、お気に入りの印をつけたり、セミナーに出たり、お見合いやデートをしてきました。不安になったとき、迷ったとき、分からないことがあったとき、行き詰まったとき、田中さんとの面談、電話、LINEのやり取りのおかげで自分をより良い方向に修正していけたと思っています。 お相手とお見合いをしたとき、ちょうど他の方ともお見合いがあり、どちらの方と真剣交際に進むか考えた時期がありました。時間をかけてはいけないと思い、仮交際の3回目までのデートで子どもの希望、居住地、仕事、持病、借金、宗教などについて確認しなければという思いでデートに臨んでいました。
3回目のデートの帰り際、近鉄奈良駅の改札の前でベンチに座って、ぎこちない感じで確認すべきことを聞きました。人通りが多いところで話すことではないし、私の話し方は頼りなかったと思います。それでもお相手は「真剣に考えてくれて嬉しい」と言ってくれました。この日のデートは雨予報だったので、私が「てるてる坊主を作る」とLINEで連絡したところ、お相手も、てるてる坊主を作ってくれました。寄り添ってくれる人だと確信しました。この人と結婚したら幸せになれると思いました。 京都の都ホテルのラウンジでお会いしました。穏やかで優しそうな人というのが第一印象でした。予めこちらのプロフィールを読んできてくれたことが話の中から分かって好印象でした。会話も違和感なく交わすことができ、コミュニケーションが取れる人だと思いました。身だしなみもしっかりしていて、場をわきまえられる人だと感じました。 てるてる坊主は子どもが作るもので、40歳にもなったいい大人のすることではないと見ることもできたと思いますが、お相手はそうではなく、私がやったこと、考えたことに寄り添ってくれました。私自身、不器用なところがあり、小心者でもあるので女性をうまくリードすることができないと思って生きてきました。頑張ってもうまくいかないとき、お相手は不平、不満を言うのではなく、こちらの思いを汲み取って行動してくれる人だと思いました。「この人と結婚したい！」と強く思った出来事です。 私から「手を繋ぎたい」と伝え、6回目のデートで初めて手を繋ぎました。8回目のデートのときも手を繋いだのですが、途中から恋人繋ぎに変わりました。私から意図的に変えたわけではなく、おそらくお相手から恋人繋ぎに変えたと思います。何の前ぶれもなく急だったのでドキッとしました。 子どもが欲しかったので、お相手も子どもを希望することが第一の条件でした。活動開始が40歳だったので、子どもを授かることを考えると、お相手は年下がいいと考えていました。 津市にある「レッドヒルヒーサーの森」は人が多くなく、自然が豊かでじっくり話ができるので良い場所だなと思いました。津市を一望できるベンチに座って結婚観の話をしたことを覚えています。周りを気にせず、落ち着いて話ができました。
お相手が県外の方だったので、鈴鹿市近辺を案内したことは良かったと思います。鈴鹿に引っ越していただくイメージを固めてもらえたと思います。 初めてお見合いしたお相手と仮交際に進み、2回目のデートの後にお相手から交際終了の連絡がきたときは、かなり落ち込みました。私としては真剣交際＋結婚を意識していたのでショックが大きかったです。 あこさんに正直な心境をLINEでお伝えし、返事をいただきました。一人でモヤモヤを消化するのではなく、誰かに正直な気持ちを聞いてもらったことは大きな支えになったと思います。また同時進行で他の方とお見合いや仮交際をしていたので、少しずつ落ち込んだ気持ちは薄れていきました。

結婚相談所は私にとって最上の出会いの場でした。結婚を真剣に考えている人と何人も会うことができ、アプリより何倍もいいと思いました。お金はかかりますが素晴らしいお相手と出会うことができ、支払ったお金以上のものを得ることができたと思っています。気分が落ち込んだり、失敗したこともありますが、その経験があったからこそ、今のお相手と成婚できたと思っています。田中さんの力を借りて活動すれば、一生のパートナーに出会えると思います。

婚活サロン 鈴鹿で婚活をして本当に良かったと思っています。田中さんには感謝しかありません。あこさんには私の課題をズバリ指摘していただきました。自分一人ではそこまで課題と向き合うことはできませんでした。真剣に私に向き合ってくれていると感じ、安心したことを覚えています。
成婚退会を見据えていた時期に「今のお相手で本当に良いのか？」と聞いてくださったときは、そこで立ち止まって考えさせる問いかけをしてくださったことに誠意を感じました。大さんには同性の視点からアドバイスをいただき、心強かったですし、私が向き合うべき課題についてビシッと言ってくださったことがとても有難いと思いました。