私が婚活サポートをしていて、一番泣きそうになった瞬間
仲人という仕事をしていると、会員様と一緒に一喜一憂する毎日ですが、心の奥底が震えるほど感情が溢れてしまう瞬間があります。
今回は、私が婚活サポートをしていく中で、思わず涙を堪えきれなかった「ある成婚劇」の裏側をお話しします。
仲人が一番泣きそうになった瞬間|「私なんて」が「私でよかった」に変わった日
婚活は、決して楽しいことばかりではありません。
時には自分を否定されたように感じたり、先の見えない不安に押しつぶされそうになったりすることもあります。
ある女性会員様との歩みは、まさにそんな試練の連続でした。
「私を選んでくれる人なんて、いない」
彼女はとても控えめで、優しい心の持ち主でした。しかし、過去の経験から自分に自信が持てず、お見合いがうまくいかないたびに「やっぱり私には無理なんです」「迷惑をかけて申し訳ない」と自分を責めてばかりいました。
カウンセリングのたびに、私は彼女の素晴らしいところを伝え続けました。
「あなたのその優しさを分かってくれる人は、必ずいます。諦めずに、その入り口(入縁)を叩き続けましょう」と。
訪れた、運命のプロポーズ
そんな彼女が、ある男性と出会いました。彼は彼女の控えめな性格を「奥ゆかしくて、一緒にいて一番落ち着く」と丸ごと受け入れてくれたのです。
トントン拍子に交際が進み、迎えたプロポーズの日。
その夜、彼女から一本の電話がありました。
受話器越しに聞こえてきたのは、言葉にならないほどの泣き声でした。
「どうしたの!?」と驚く私に、彼女は震える声でこう言ったのです。
「人生で初めて……自分はこのままでいいんだって、生まれてきてよかったって思えました。仲人さん、私を見捨てないでいてくれて、本当にありがとうございました」
仲人冥利に尽きる、最高の瞬間
その言葉を聞いた瞬間、私も視界が滲んで、返事をするのが精一杯でした。
彼女がどれだけ苦しんできたか。どれだけの勇気を出して一歩を踏み出し続けてきたか。それを一番近くで見てきたからこそ、彼女が自分自身を肯定できたことが、何よりも嬉しかったのです。
「ありがとう」と言いたいのは、私の方でした。
信じてついてきてくれたこと。そして、幸せになることを諦めなかったこと。
まとめ:その「一歩」の先に、想像もしない未来がある
私が「入縁(いりえん)」という名前に込めた想い。それは、ただ結婚させることではありません。
婚活を通じて、会員様が**「自分の人生を愛せるようになること」**です。
今、もしあなたが「自分には価値がない」と下を向いているなら、どうか覚えておいてください。
あなたの良さを誰よりも信じ、成婚のその日まで一緒に泣き、笑い、走り続けるパートナーがここにいます。
泣きそうになるほどの感動を、次はあなたと一緒に分かち合える日を楽しみにしています。