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「距離感!」

2019.11.09 けい花
けい花「「距離感!」」-1

友達以上、恋人未満!

「友達以上恋人未満」という言葉があるが、相手との距離で恋愛対象になる可能性を判定 することができるのはご存知だろうか?もっとも簡単な方法は、一緒に歩いてみることで ある。75㎝以上離れて歩くなら友達、45㎝未満なら恋人、その間が友達以上恋人未満の 微妙な距離感の関係だ。これは自分の領域にどこまで相手の侵入を許すか、という心理を 利用した判定方法で、相手の気持ちが行動にも表れているのだ。さらには、意識せずとも 歩調が揃うようなら相性はバツグン!これはシンクロニー現象と呼ばれ、好きな相手を 無意識のうちに深層心理の部分で似ているからだ。人間にはパーソナル・スペースと呼ば れている「心理的な縄張り」がある。自分を中心に円を描くようなイメージで広がって おり、そこに他人が踏み込み自分の身体に物理的に近づくと、嫌いな相手には不快の念を 持つが、好意を持つ相手は受け入れるのだ。さらに、相手に対して好意や好感を持つと 知らぬ間に真似をしてしまう、シンクロニー現象がある。たとえば、仲が良く好意を抱い ている友人や尊敬する先輩などとしゃべり方や仕草が似てくるという経験はないだろうか。 嫌いな相手では、いくら同じ時間を過ごしたとしても、シンクロニー現象は表れないのだ が、意気投合すれば初対面でも表情などに現れることがある。このシンクロニー現象は 親しい関係ほど起こりやすく、歩くスピードから食事の好みまで似てくるのである。 「似る」=同じ価値観を持つ間柄なのだから、恋愛においても相性が悪いはずがない。 恋愛感情はなぜ距離に勝てないのか?簡単に言えばコストパフォーマンスが見合わない からだ。これは「社会交換論」と呼ばれ、相手に会いに行くための時間と労力と、得られ る満足を、自然とてんびんにかけ、残念ながら遠距離恋愛はコスパが悪いと判断されて しまうのである。さらには「ザイアンスの法則」というものがある。相手との接触回数が 多ければ多いほど好感度がアップするが、一度疎遠になってしまうとどんどん離れる 距離感とともに気持ちが薄れてしまうのだ。行くのが大変→会う機会が減る→気持ちが 薄れる→なおさら行くのが面倒、と悪循環を続ければ自然消滅は必至だから、まずは自分 の気持ちをつなぎとめておくのが先決のようだ。もし結婚を考えている相手なら、一度 離れて暮らしてはどうか。二人の気持ちを確認する絶好の機会になり得るだろうから。
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