好きな人に好かれない(その1)
- 恋愛の法則
こんにちは。「恋のおせっかいアドバイス」、ナビゲーターのハカセです。
ミキです!ハカセ、今日はもう、恋愛における最大の謎について叫びに来ました!
おお、穏やかじゃないですね。どうしました?
あのですね、「どうでもいいな」って思ってる人からは、やたらと好意を寄せられるのに、こっちが「この人、素敵!」って思ってる本命の人には、なーんにも響かないんです!この現象、一体なんなんですか!?
ああ…「興味のない人からの人気はすごいのに、本命には見向きもされない」の法則ですね。多くの人が、うんうんって首を縦に振っている光景が目に浮かびますよ。
ですよね!?私だけじゃないですよね!?
もちろんです。そして、ミキさん。その謎には、ちゃんと解き明かせる、心理的なカラクリがあるんですよ。
え、カラクリ?
はい。今日のテーマは、これです。
「好きな人に好かれない、悲しいループの正体」。
カラクリ…!ぜひ教えてください!
結論から言うと、ええと、その現象を引き起こしている犯人は…相手ではなく、ミキさん自身なんです。
え、私!?どういうことですか?
好きな人の前にいる時の自分と、そうでない人の前にいる時の自分。
うんうん。
その二人が、もう…まるで別人になってしまっているんです。
別人…。
はい。これをですね、「スポットライト効果」と呼んでみましょうか。
スポットライト効果?
ええ。好きな人が目の前に現れると、あなたは無意識に、相手と自分の頭上に… ピカーッ!と、強烈なスポットライトを当ててしまうんです。
スポットライト…。
そう。そして、自分は舞台に上がったパフォーマーになる。
ああ…。
「さあ、私という商品を気に入ってもらえるか?」とか、「この一言で評価が下がるかも…」って、たった一人の観客の評価を恐れて、ガッチガチになってしまう。
うわーっ、的確すぎて痛いです!脇汗かいちゃう感じ、まさにそれです!
一方で、じゃあ、特に興味のない人の前ではどうでしょう。
はい。
スポットライトは点灯せず、会場全体の、こう…優しい照明の中にいますよね。
あー、確かに。リラックスしてます。
そこではあなたはパフォーマーではなくて、ただの観客の一人。
うん。
だから、自然に笑えるし、冗談も言えるし、自分らしくいられる。その「自然体で余裕のある姿」こそが、実はすごく魅力的で、人が好意を抱くポイントなんです。
はっ…!じゃあ、私がどうでもいい人に好かれるのって、その時、私が一番「私らしく」て、魅力的だから…?
ご名答。その通りです。皮肉なことに、「好かれよう」っていう力みがない時こそ、あなたの本来の魅力が、こう…最大限に発揮されてるんですよ。
じゃあ、どうすればいいんですか!?好きな人の前でも、そのリラックスした自分でいるには…。でも、「好き」っていう気持ちがあるから、緊張しちゃうわけで…。
ええ、気持ちを消す必要はありません。変えるのは、意識の「ゴール」です。
ゴール?
「相手に気に入られること」、これをゴールにするのを、まずやめるんです。
やめる…。
そして、「この人といるこの瞬間を、自分が楽しむこと」を新しいゴールに設定する。
自分が、楽しむ…。
そうです。「評価される場」じゃなくて、「一緒に楽しむ場」なんだって、意識を変えるんです。
意識を…。
そうすれば、強烈なスポットライトは自然と消えて、会場全体の優しい明かりに戻ります。相手は「審査員」から、「隣の席の観客」に変わるはずですよ。
そっか…!「私を好きになって」って念を送るんじゃなくて、「この映画、面白いね」って隣の人に話しかけるような感覚…!
まさに!その気軽さです。実は、そのリラックスした空気こそが、相手にとっても居心地が良くて、「また会いたいな」と思わせる最大の要因なんです。
へえー!
オーディションに合格することじゃなくて、ただ、隣で一緒に笑うこと。それが、その悲しいループを断ち切る鍵となります。
なんだか、すごく勇気が出てきました!私が目指すのは、完璧なパフォーマーじゃなくて、一緒に楽しめる、最高の隣人だったんですね!
その通りですよ。さて、リスナーの皆さんにも、ここでおせっかいな質問です。あなたが今、気になっている人のことを思い浮かべてみてください。その人の前にいる時、あなたは舞台の上で強烈な「スポットライト」を浴びていますか?それとも、会場の優しい明かりの中で、リラックスして隣に座っていますか?あなたの恋の行方は、その照明のスイッチを、どちらに切り替えるかにかかっているのかもしれません。