俺の中身を見てくれ!の悲劇
- 男性向け
- 婚活のお悩み
- 自分磨き
俺の中身を見てくれ!の悲劇
こんにちは。「恋のおせっかいアドバイス」、ナビゲーターのハカセです。
ミキです!ハカセ、あの、最近SNSとかでよく見る嘆きがあるんですけど…
はい。
なんかこう…「どうせみんな見た目でしょ?俺のこの!素晴らしい中身を見てくれよ!」っていう…。
ああ、聞こえてきますねぇ。
うんうん。
恋愛市場における、あの…魂の叫びのような。
そう!それです!
その気持ち、ええ、痛いほど分かります。
ですよね!でも、ハカセ。私、なんか、気づいちゃったんです。
お?
もしかして、そうやって叫んでること自体が、もう恋がうまくいかない原因…というか…
うんうん。
…一種の「悲劇」なんじゃないかって。
ミキさん、それ、非常に的確な視点です。
あっ、やっぱりそうですか。
ええ、まさに今日のテーマはそれなんです。「『俺の中身を見てくれ!』の悲劇」。
やっぱり…。でも、でもですよ?長く付き合うなら絶対に中身が大事っていうのも、
ええ。
それも、真実じゃないですか?
うん。
優しさとか、価値観が合うとか。
おっしゃる通り。最終的に、そして…最も重要なのは、間違いなく内面です。
ですよね。
ただ…問題は、相手がその内面にたどり着くまでの「順番」なんですね。
順番、ですか?
ええ。これを、ちょっと「本」に例えてみましょうか。
本。
どんなに感動的で、面白い物語が書かれていたとしても、
はい।
その本の表紙が、まあ…埃をかぶっていたり、デザインが全く魅力的でなかったら…
うーん…。
そもそも、本屋さんで手に取ってもらえるでしょうか?
あ…!そっか…!どんな名作でも、
うん。
まず手に取ってもらわないと、その素晴らしさって伝わらないんだ。
その通りなんです。「中身を見てくれ」という主張は、ですね、
はい。
いわば表紙を整える努力を放棄して、「とにかくこの本を読め!」と叫んでいる状態なんです。
うわー、確かに。
相手からすれば、ちょっと…一方的に感じてしまうかもしれません。
一方的かぁ…。言われてみれば、清潔感のある服装とか、笑顔とかって、
ええ。
「私の物語、読んでみませんか?」っていう、なんていうか…相手への丁寧な「招待状」みたいなものなのかも!
「招待状」!素晴らしい表現です。まさにそれです。あの、心理学には「ハロー効果」、
ハロー効果?
日本語では「後光効果」とも言いますが、そういう言葉があります。
へぇー!
第一印象で「あ、素敵だな」って、こう…ポジティブな光を感じるとですね、
うんうん。
その、その人の性格といった他の部分まで、全部、その光に照らされて輝いて見えちゃう、という現象なんです。
へぇー!え、じゃあ逆もあります?
ああ…。
第一印象がイマイチだと…
そうなんです。
本当は面白い人なのに「なんか、つまらなそう…」って思われちゃうとか。
ええ。…悲しいですが、大いにあります。
うわぁ…。
せっかくの素晴らしい内面に、こう…曇ったフィルターがかかってしまう。
そっかぁ…。
これは、本当にもったいないんです。
うわー、もったいない!でも、でもハカセ!「見た目を磨く」って、
はい。
なんか、絶世の美女とか超絶イケメンになれってことじゃないですよね?
うんうん。
だとしたらハードルが高すぎます!
もちろん違います。そこが多くの人の誤解なんですよ。
あ、そうなんですね!
ここで言う「見た目」っていうのは、生まれ持った顔立ちのことでは全くなくて、
はい。
清潔感のある服装とか、髪型、穏やかな表情、優しい話し方といった…
ふむふむ。
いわば「相手への思いやり」とか「心地よい雰囲気づくり」のことなんです。
思いやり…!なるほど!それなら意識すれば誰でもできますね!…でも、ハカセ、
はい。
逆に、表紙だけは、こー…超豪華で立派なのに、開いたら中身ペラッペラな本、みたいな人もいません?
もちろん、います。
ですよね!
そして、そういう人は、一度は多くの人に手に取ってもらえるかもしれません。
うん。
ですが、まあ数ページ読んだだけで「ああ、なるほどね」って本棚に戻されてしまう。
あー…。
二度と、その人に読まれることはないでしょう。
じゃあ結局、どっちも大事ってことですね!
そう!
表紙で惹きつけて、中身で夢中にさせる!
その通りです。魅力的な表紙で「お、なんだろう?」って興味を持たせて、
はい!
ページをめくったら物語が最高に面白い。
うん!
そうなって初めて、その本は誰かにとっての、一生大切にされる「宝物」になるんです。
宝物かぁ…。
外見か内面か、なんていう二者択一で考えてる時点で、
はい。
その「宝物」になる可能性を、もしかしたら自ら手放してしまっているのかもしれません。
うーん、深い…。「中身を見てくれ!」って心の中で叫ぶ前に、
ええ。
まずは「手に取ってみませんか?」って、笑顔で招待状を渡すことから…始めてみようかなって思いました。
素晴らしい気づきですね。さて、それではリスナーの皆さんにも、ここで一つ、おせっかいな質問です。
なんでしょう?
あなたという一冊の本。その「表紙」と「物語」、今のバランスはどうなっていますか?
うーん…。
もしかしたら、最高の物語を書くことに夢中で、表紙の手入れを、忘れていませんか?
ああ…。
あるいは、表紙を飾り立てることに必死で、物語の執筆が止まっていませんか?
どっちも、あるかも…。
あなたの「表紙」をめくってもらうために、そしてあなたの「物語」を最後まで読んでもらうために、今週、一つだけできることは何でしょうか。
うーん…。
少し、考えてみてください.