マインドセット
- 男性向け
- 婚活のお悩み
- 自分磨き
マインドセット
婚活にも「ブランディングが大事」という話しましたが、その前にもっと大事なことがあります。婚活を「途中で辞めてしまう人たち」と「頑張って続けて成婚される方」の一番の大きな違いはマインドセット。そもそも「なぜ結婚したいのか」「結婚した先にどのような未来を描いているのか」という大前提の自分への問いがなされていない人が本当に多いと感じています。
マインドセットの必要性
婚活を「途中で辞めてしまう人たち」は、まず「なぜ結婚したいか」がという自問することをおすすめします。ここでは、なぜマインドセットが必要なのか、この自分への問が不明確な場合にどのいような悪循環が起きてしまうのかを説明します。
1. 相手への条件が「記号化」してしまう
まず結婚の目的が曖昧だと、相手選びの基準が表面的なスペック(年収、年齢、外見、職業など)に偏りがちになります。
このような状況で婚活を続けた場合、「結婚した先に二人で何を成し遂げたいのか」ではなく、「世間体や自分の不安を満たしてくれる記号(スペック)」として相手を見てしまう傾向が強まります。その結果、条件は満たしているけど、「一緒にいても心が通わない」、「未来が描けない」相手との出会いを繰り返し、疲弊してしまいやすくなりがちです。
2. モチベーションの源泉が「外発的」になる
「なぜ結婚したいのか?」「結婚してどのような未来を描きたいのか?」といった本質的な想いがないと、内発的な動機(例:「この人と共に幸せな家庭を築きたい」)ではなく、外発的な動機に依存しがちになります。
例えば、「親が心配だから」「周りが結婚し始めたから焦る」「一人だと老後が不安だから」といった不安や世間体が行動の軸に陥ってしまいます。
外発的な動機の場合、婚活が思い通りに進まないと、これらの「不安」が「現実の辛さ」に負けてしまい、「もういいや」と投げ出してしまいやすくなってしまいます。
3. 困難を乗り越える「軸」が持てない
婚活では、お断りされる、希望の相手に出会えないなど、辛いことが必ず起こります。
そのような時に自分の中で結婚したい理由が明確であれば、「私はこの未来のために今頑張っている」という原点に立ち返り、困難を乗り越えることができます。軸がないと、「こんな辛い思いをしてまで、本当に結婚する意味があるのか?」という疑問に耐えられなくなり、自己肯定感が低下したまま活動を辞めてしまいます。
成婚する人が明確に持っているマインドセット
一方で、婚活を続けて成婚する方々は、この問いに対する答えを「内発的な動機」として明確に持っていることが多いです。
明確な動機、発露
なぜ結婚したいのか?
「人生の困難も喜びも分かち合える、生涯の親友のようなパートナーが欲しいから。」
結婚した先にどのような未来を描いているか?
「二人で支え合い、協力して子供を育て、毎年家族旅行に行く温かい家庭を築きたい。」
相手に何を求めるか?
「経済力よりも、誠実さ、優しさ、そして価値観を共有できること。」
このように、目的が明確であれば、多少条件が合わなくても「この人の人間性は、私が描く未来に必要だ」と前向きな判断ができ、多少の失敗ではブレない強さを持つことができるのです。
婚活において、「自分と向き合い、結婚の意義を言語化する作業」は、相手探しよりも前に取り組むべき最も重要なファーストステップと言えます。
自己ブランディングとの関係性
発露やビジョンといった想いはブレないため、自己ブランディングの一貫したメッセージにもなり、「共感」「信頼感」「敬意」「尊敬」につながりやすくなり、自己ブランディングを高めてくれます。