沈黙
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デート中の沈黙
デート中の会話は、婚活において多くの方が悩むポイントの一つです
話題が途切れてしまい、沈黙が続くとパニックに
婚活者より「話題が思いつかない」「沈黙が気まずい」という状況を改善するための具体的な対策は?という質問があったので「事前準備」「会話中のテクニック」「鉄板の話題」と3つに分けて考えてみたいと思います。
1.事前準備
話題を枯渇させないための下ごしらえを準備しましょう!
仕事でもプロジェクトをスムーズに遂行するには「段取り8割」というくらい事前準備は大事です。
これは恋愛や婚活も同じ。デート当日になって焦らないよう、準備を徹底することが重要です。
(1) 「鉄板ネタ帳」を用意しましょう
深掘りできる話題を、それぞれ3〜4つはリストアップしておくと安心です。
①自分の話
仕事の「やりがい」や「面白かったエピソード」、「失敗談」を各1つ(合計3つ)
休日の「熱中していること」1つ。
具体的な行動や感情を交えて話すと相手も感情移入しやすくなります。
個人的におススメなのは仕事上や日常的な失敗談。特に、あるあるの共感を得られるような「失敗ネタ」は親近感を醸成してくれます。
注意点としては、熱く語りすぎて自分ばかり話してしまったり、自慢話になると相手が引いてしまわないよう、適度に相手にも相槌をしてもらえるような間を作りながら話すよいです。
②相手への質問
LINEで話した内容(旅行、食べ物など)を深掘りするための質問を3つ用意しましょう。
「掘り下げる」ことで、会話が続き、相手への関心も伝わる。
③時事ネタ/周辺
デートで訪れるお店や場所について調べた豆知識を1つ。
会場の話題は、会話に困ったときの保険になります。
(2) LINEのやり取りは「種まき」に留める
相手の気を惹き、何とかデートにこぎつけようと事前のLINEのやり取りで、ついつい色々な話題で織り上げてしまい、肝心のデートで話題が出尽くして当日の話題がなくなったなんてことがないように、LINEで話すのは「導入」だけにしておきましょう。
LINE: 「〇〇さんは旅行が好きなんですね!」(種まき)
デート: 「LINEで旅行が好きだとお聞きしましたが、一番印象に残っているのはどこですか?その時のエピソードをぜひ聞きたいです!」(水やり=深掘り)
2. 会話中の具体的なテクニック:沈黙を避ける方法
話題が途切れた時、その場を乗り切り、会話を再開させるための方法です。
(1) 「オウム返し+共感+深掘り質問」で相手にパスを返す
最も簡単で効果的なテクニックです。
相手の話のキーワードを繰り返し、共感を示した後に質問を続けます。
①「オウム返し+共感+深掘り」例1
相手:「最近、自炊にハマってるんです。」
自分:「自炊ですか、素敵ですね!特にどんなものを作るのがお好きなんですか?」
⇒傾聴を示すと共に、会話のテーマを継続できる。
②「オウム返し+共感+深掘り」例2
相手:「週末はちょっと遠いカフェに行ったんです。」
自分:「遠いカフェ、良いですね!そこは何か目的があったんですか?どうやって見つけたんですか?」
⇒5W1H(なぜ/どうやって)を意識することで、質問が広がる。
(2) 「意図的な沈黙」と「会話のリセット」
沈黙=気まずい、と焦る必要はありません。
沈黙を「考える時間」「休憩時間」として捉えましょう。
①一呼吸置く(沈黙の活用)
飲み物に口をつける、料理を一口食べる、窓の外を軽く見るなど、
動作で「間」を作ります。
焦って次の話題を出すよりも、落ち着きが伝わります。
②会話のリセット
「ちょっと集中して聞いちゃいました、すみません(笑)」
「話変わっちゃうんですが」と断って、
話題を切り替える許可を取るのも自然です。
③逆に「沈黙」を利用してみる
逆に「沈黙」を利用して沈黙ネタで明るく場の空気を和ませてから
話題を切り替えると自然と話題を切り替えられます
「あれ?なんか沈黙って気まずいですよね」
「緊張しちゃうと会話が出てこなくなることってありますよね?」
と言って沈黙の気まずさを共感や和やかな雰囲気づくりに
「そういえば話変わっちゃうんですが」と続ければ
和やかな雰囲気で会話を再開できます。
(3) 相手の「感情」に注目する
もしご自身の性格として傾聴・共感に乏しいと感じている場合には、「感情」の部分にリアクションすると共感が伝わりやすくなります。
相手が「大変だった」と言ったら、「それは大変でしたね」と労いの言葉を入れる。
相手が「楽しかった」と言ったら、「それはすごく楽しそう!」とテンションを合わせる。
同時に、大きな身振り手振り、声のトーンを上げ、抑揚をつけて笑顔で明るく話してみると相手に共感している感情が伝わりやすくなり、好感を抱いてもらえるようになります。
3. 会話を盛り上げる「鉄板の話題」ストック
仕事や趣味以外の、誰とでも話しやすい定番の話題を準備しておくと安心です。
特に婚活では、結婚後の生活に繋がる話題が好まれます。
(1)地元の話 (Hometown)
「どちらの出身ですか?地元のおすすめグルメとかありますか?」
→育ってきた環境や価値観の背景を知る。
(2)休日の過ごし方 (Holiday)
「今週末は何をされる予定ですか?普段の休日はどんな風に過ごすことが多いですか?」
→結婚後の生活ペースや時間の使い方。
(3)食べ物の話 (Food/Gourmet)
「〇〇で美味しいものといえば?」「最近食べたもので一番感動したのは何ですか?」
→デートの約束に繋がりやすい。「今度、そのお店に一緒に行きましょう」
(4)子どもの頃の話 (Childhood)
「子どもの頃、どんな習い事をされていましたか?」「どんな遊びが好きでしたか?」
→相手のパーソナルな部分や性格を知る。
他にも、趣味・嗜好ネタとして
アウトドア派かインドア派か
スポーツ観戦、やっているスポーツ、好きな音楽、一番心に残った映画、尊敬する人、
子供のころよく見ていたテレビ番組(3つ)、アニメ、お笑いなど
幼少期、小学生、中学生、高校生 各年代の時に夢中になってたこと、好きだったテレビ、音楽など
これらの対策を試して、まずは「沈黙を恐れない」「質問とリアクションで会話を繋ぐ」ことを意識してみてください。