メラビアンの法則
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メラビアンの法則
◆視覚情報 (Visual)
表情、身振り手振り、姿勢、見た目など、目で見てわかる情報。
これが最も影響力が大きく、全体の55%を占めます。
◆聴覚情報 (Vocal)
声のトーン、話し方、声の大きさ、抑揚など、耳で聞く情報。
全体の38%を占めます。
◆語情報 (Verbal)
話す言葉そのものの意味や内容。全体の7%と最も少ない割合です。
メラビアンの法則では、コミュニケーションを以下の3つの要素に分解し、それぞれの影響度を数値で示しています。これらの頭文字をとって「3Vの法則」とも呼ばれます。
上記割合が示すメラビアンの法則を用いて、「人は見た目が9割」のように誤って解釈で使用している方が多いですが、実はその解釈は間違いなんです。
本来この法則が適用されるのは、コミュニケーションをする中で、感情や態度が発している言葉と矛盾している状況に限定されています。
例えば、「楽しいね」と言葉で伝えても、無表情で声のトーンが低い場合、相手は「本当は楽しくないんだな」と受け取ることが多いです。
これは、言語情報(楽しい)と非言語情報(無表情、低い声)が矛盾している場合に、言葉よりも視覚情報と聴覚情報が優先されることを示しています。
メラビアンが示したかったのは、非言語情報(聴覚・視覚)と言語情報が一致していることが、効果的なコミュニケーションには不可欠であるという点です。
つまり、話す内容(言語情報)が重要でないわけではなく、むしろ、言葉に加えて表情や声のトーンも一致させることで、より正確に意図が伝わる、というのがこの法則の真の意味です。
メラビアンはコミュニケーションの話ですが、一般的に物事の情報を五感の中で知覚する比率は圧倒的に視覚です。
参考までに詳しい情報を調べました。
五感の中で最も情報を認識するウエイトが高い感覚はやはり視覚です。
多くの研究や統計データが、人間が外部から得る情報の大部分が視覚によるものであることを示しています。
◆五感の認識割合
具体的な比率については、いくつかの研究で示されていますが、その割合は以下のようになります。
視覚: 83%
聴覚: 11%
嗅覚: 3.5%
触覚: 1.5%
味覚: 1%
これは「産業教育機器システム便覧」(教育機器編集委員会編、日科技連出版社、1972年)などの文献に掲載されているデータで、一般的に広く知られています。このデータは、人間が外部の情報を処理する上で、8割以上を視覚に頼っていることを示しています。
ということで、きちんとした統計データがあります。
むしろメラビアンの法則よりも圧倒的に視覚が高い比率です。
会話に合わせた身振り手振り、喜怒哀楽の表情、相槌などは相手に共感、好感を与えやすくなります。
ぜひ笑顔を絶やさない表情豊かなコミュニケーションを心がけてください。
あなたの好感度は劇的に変わります!