「日本の結婚の歴史」からひも解く未婚率上昇の原因とは?
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目次
- 生涯未婚率について
- 江戸時代と令和は似ている?
- 今も昔も変わらない恋愛強者と弱者
- 消極的な男性も結婚できたのは何なぜ?
- これからは新しいお見合いのカタチ
生涯未婚率について
こんにちは!ヒュッゲパートナーの石田悠希子です。
突然ですが、近年、生涯未婚率が社会問題になっています。
生涯独身の基準とは、“50歳の時に一度も結婚したことが無い人”
実に男性4人に1人が、生涯独身者という状況なのです。
なぜ結婚していない人が増えていると思いますか?
男性が草食系だから?
キャリア女性が増えたから?
非正規雇用が増えたから?
出会いの機会が無いから?
え?コロナ?
この答えは、歴史から読み解くことができそうです。
江戸時代と令和は似ている?
もともと、江戸時代は今と同じ自由恋愛で(庶民に限り)離婚も多かったそうです。
ちなみに日本の離婚率4.5%だったそうです。
(世界的にみてもトップクラス)
※2006年参議院調査局第三特別調査室「歴史的に見た日本の人口と家族」より
令和の時代も「多様性(ダイバーシティ)」と言われていますが、江戸時代もまた多様性に富んだ文化だったようです。
離婚、再婚あり、結婚してもほぼ共働きの時代だったのです!
子を持つのが妻の必須条件でもありませんでした。
今と共通しているところが多いようです。
結婚が一生ものになったのは、明治時代末期ころから、明治民法「家制度」「家父長制度」というものがあり、主に経済的自立と自由が奪われます。
つまりは、「結婚しない」という選択肢がなく、
生きていくために、結婚しなければいけなかったのです!
「お見合い」というシステムで強制的に結婚させられるのです。(このイメージを今も持っている人は多そうですよね)
しかし消極的な男性にはこれは、まさに神システム!
今も昔も変わらない恋愛強者と弱者
話は飛びますが、消極的な男性ってどのくらいいると思いますか?
なんと男性の7割は消極的なのです!(ちなみに女性も同じ数います。)
それは今も昔も、実は全然変わっていません。
3割が積極的(恋愛強者)7割が消極的(恋愛弱者)という事になります。
明治安田生活福祉研究所(男女交際・結婚に関する意識調査より)
この消極的な7割の男性が結婚できたのは「お見合い」というマッチングシステムのおかげだったのです。
そして、この家制度は、戦後には廃止されました。
970年代になると「恋愛結婚」がお見合い結婚を上回るようになりました。
消極的な男性も結婚できたのは何なぜ?
会社は終身雇用していました。
会社では、社員を結婚をさせて家庭を持たせて会社に忠誠を誓う。
そんな時代だったそうです。会社が共同体となり「職場=結婚の場」だったのです!
消極的な男性も、上司や会社ぐるみで結婚を後押ししていたので消極的な男性でも結婚できたのです。
今のように「人は人、自分は自分」という考え方が少なかったのでは無いでしょうか。
そして、そんな時代が終わってしまいました。
お見合いシステムの減少し、職場結婚も減少、それは婚姻件数の減少と完全一致しています!
そうなると、どんな出会いで結婚していくかというと、自然な出会い(学校、趣味、サークル)合コン、婚活パーティー、紹介、アプリ、結婚相談所このような出会いの機会があります。
お気づきの人はいますでしょうか?
上記はコミュ力が必要になります。
恋愛テクニックがものを言うのです。
消極的な男子7割は、結婚しずらい世の中になってしまいました。
これが、日本の未婚化の大きな原因だと私は思っています。
これからは新しいお見合いのカタチ
婚活中の女性会員様からのお声で
「もっと積極的に来てほしい…」
「私の事、気に入ってくれているなら、もっと愛情表現して欲しい!!」
ちょっと切ない要望ですが、消極的な男性は、あなたのことがどんなに好きでも
「愛してるーーー!!」なんてグイグイいけるわけがございません。
慣れたとしても、積極的にいけないのです。
ここぞという時に、カッコイイ一言も言えないかもしれません。
そこを女性は、理解してあげて欲しいのです。
これから始まる何十年という夫婦であるために、積極的か、そうでないかはあまり関係ないかもしれまんよ。
あなたのお父さんはどうでしたか?
そして消極的な男性にも一言
婚活のちょっとの間だけは、違う自分になって積極的にいきましょう!
そして結婚後に自分のペースを作り上げていけば良いと思います(^^)
結婚相談所では、消極的な男性でも結婚の可能性が高いシステムがあります。
ぜひ一度お気軽にご相談くださいね♪