会話が途切れても「心地よい」と思える人
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湘南の海沿いを走る国道134号線。
夕暮れ時、江の島を左手に眺めながら、気づけば車はテールランプの列に飲み込まれる。
「あ、渋滞だね」 そう言って、どちらからともなく音楽のボリュームを少しだけ上げる。
婚活をしていると、「沈黙が怖い」「何か喋らなきゃ」と焦ってしまう相手もいます。
でも、本当に生涯を共にするパートナーというのは、134号線の長い渋滞の中で、
10分間会話が途切れても、全く気まずくない人ではないでしょうか。
沈黙は「信頼」の証
初対面や、まだ心の距離がある相手との沈黙は、時に苦痛です。
「つまらないと思われていないか?」という不安が、言葉を無理に絞り出させます。
しかし、波乗りを終えて心地よく疲れた体で、ゆっくり進む車内に流れる静かな時間。
そこにある沈黙は、気まずさではなく「安らぎ」です。 お互いが自分の思考にふけったり、
窓の外のオレンジ色に染まる海を眺めたり。 「喋らなくても、私たちは繋がっている」という
根底の信頼があるからこそ、沈黙は贅沢な時間に変わります。
「お互い自由」の延長線上にあるもの
パートナーが運転に集中し、あなたが助手席でぼーっとしている。
あるいは、お互いに今日乗った波の話を終えて、ふと訪れる静寂。
この「心地よさ」の正体は、お互いが自立していることです。
相手に機嫌を取ってもらう必要がなく、自分一人でも自分の機嫌を直せる大人同士。
だからこそ、渋滞という本来ならイライラするシチュエーションさえも、
「二人でゆっくり過ごせるご褒美の時間」に変換できるのです。
婚活で見極めるべきは「会話の弾み」より「沈黙の質」
30代後半からの婚活。条件や共通の趣味も大切ですが、最後の一手はここかもしれません。
「この人と、江ノ電と並走しながら渋滞にハマっても、笑っていられるだろうか?」
派手なデートの盛り上がりよりも、何気ない日常の、何でもない沈黙を愛せるか。
そんな視点で相手を選んでみると、今まで見えてこなかった「運命のバディ」が、案外すぐそばにいることに気づくかもしれませんね。