成婚後の破局エピソードと学び
- 成婚エピソード
- 男性向け
- 女性向け
目次
- 成婚=ゴールじゃない!
- ① 生活感のズレに気づいてしまったカップル
- ② 結婚への温度差が破局を招いたカップル
- ③ 家族との関係で破局したカップル
- 結婚相談所としてできるサポートとは?
成婚=ゴールじゃない!
結婚相談所で成婚が決まったとき、「これでようやくゴールイン!」と思う方も多いかもしれません。
しかし実際には、成婚後に破局してしまうカップルも一定数いるのが現実です。
今回は、そんな「成婚後の破局」の原因と、それを防ぐためのポイントをご紹介します。
① 生活感のズレに気づいてしまったカップル
エピソード詳細:
Aさん(男性・43歳)は几帳面で、物の位置や時間の使い方にこだわりが強いタイプ。
一方、Bさん(女性・35歳)はおおらかで、「多少散らかってても気にならない」性格。
交際中は外でのデート中心だったため、そうした性格の違いにはあまり気づかず、成婚へ。
同棲を始めて2週間ほどで違和感が出てきました。
Aさんが仕事から帰ると、食器が洗われておらず、「どうしてやってくれていないの?」とイラつきがちに。
一方のBさんは「私は疲れてるときは明日に回すこともある。それを責められるのはつらい」と感じるように。
だんだんお互いに「自分ばかり我慢してる」と感じ、口論が増え、最終的には破局。
交際中の印象だけで「一緒に暮らしてもうまくいく」と思い込まないこと。
一時的な感情より、「暮らしの相性」や「価値観のすり合わせ」を軽視しないことが重要です。
② 結婚への温度差が破局を招いたカップル
エピソード詳細:
Cさん(女性・38歳)は、両親から「早く孫の顔を見たい」と急かされており、成婚後すぐに入籍&子どもを希望していました。
一方、Dさん(男性・42歳)はバツイチで、「今度は焦らず、ゆっくり信頼を築いてから入籍したい」と考えていました。
Cさんは、成婚退会の翌月から新居探しや式場のリサーチを始めたのに、Dさんは「まだ考えてない」と受け流すばかり。
Cさんは「私の気持ちを大事にしてくれてない」と感じ、Dさんは「プレッシャーばかりかけられて疲れる」と不信感を抱くように。
お互いが悪気はなかったものの、タイミングや気持ちの温度がすれ違い、関係は冷めていってしまいました。
学び:
成婚後は「お互いの結婚へのスピード感」を共有しておくことがとても大切。
焦りや不安があるときこそ、率直に話し合う時間が必要です。
③ 家族との関係で破局したカップル
エピソード詳細:
Eさん(女性・36歳)は実家が遠方で、Fさん(男性・39歳)の地元で新生活をスタートする予定でした。
Fさんの母親は息子を溺愛するタイプで、「息子のパートナーは私のように家庭的で、控えめであるべき」といった価値観を持っていました。
初めての顔合わせで、Eさんがキャリアウーマンとして働いていることを話すと、母親は苦笑しながら「結婚したら家庭に入るのよね?」とプレッシャーを。
Fさんは母親に反論せず、「まあ、ゆっくり考えよう」とだけ言いました。
Eさんは「この人は私を守ってくれない」と感じ、Fさんに「お母さんとの関係をどう考えているのか」と問いただしましたが、うやむやにされ続け、最終的に「この先やっていけない」と感じて別れを選びました。
学び:
結婚は「二人だけのこと」ではありません。
特に親との関係や介護・同居の有無など、価値観がぶつかりやすいテーマこそ、事前に向き合っておく必要があります。
結婚相談所としてできるサポートとは?
成婚後の破局は、決して珍しいことではありません。
だからこそ、結婚相談所としては「成婚=ゴール」ではなく、「成婚後も幸せな結婚生活が築けるか?」を見据えたサポートが大切です。
当相談所では、成婚前の価値観チェック面談、同棲前のカウンセリング、家族関係の相談などもサポートしています。
また、成婚後のフォローや同棲相談なども行っています。どうぞお気軽にご相談ください!