“結婚しない選択”と“結婚する覚悟”の間にあるもの
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目次
- “結婚しない選択”と“結婚する覚悟”の間にあるもの
- 「結婚しない選択」が増えている背景
- 「結婚する覚悟」を固める人の共通点
- その間にある「揺れ」の正体
- 自分の答えを見つける3つの視点
“結婚しない選択”と“結婚する覚悟”の間にあるもの
おはようございます。ONIGIRI婚活サロンの仲人・縁多です。
婚活の現場にいると、独身の方が「結婚するかしないか」で揺れ動く姿を、何度も目にします。
近年、「結婚しない人生」も選択肢のひとつとして認められつつあります。一方で、「結婚する覚悟」を固める人もいます。
では、この2つの間にある“グレーゾーン”――迷いの正体は何でしょうか?そして、その迷いをどう整理すれば、自分らしい選択ができるのでしょうか。
今回は、「結婚しない選択」と「結婚する覚悟」の間に存在する感情や状況にフォーカスし、心を整理するためのヒントをお届けします。
「結婚しない選択」が増えている背景
「結婚しない人生」を選ぶ人が増えている背景には、いくつかの社会的・文化的な変化があります。
経済的な自立:男女ともに、結婚しなくても生活を成り立たせられる人が増えた。
価値観の多様化:「結婚=幸せ」という考え方が絶対ではなくなった。
自由や趣味を優先:自分の時間を縛られたくない、自分の世界を大切にしたい。
過去の経験や周囲の事例:離婚や夫婦関係のトラブルを見て、慎重になる。
このような背景から、「結婚は必ずしも必要ではない」という空気感が、特に都市部では広がっています。
「結婚する覚悟」を固める人の共通点
逆に、「結婚したい」「結婚しよう」と覚悟を決める人には、いくつかの共通点があります。
人生のパートナーを求めている:喜びも苦しみも共有できる人と生きたい。
家族を持ちたい:子どもを育てたい、親や親族とのつながりを大切にしたい。
将来の不安を減らしたい:病気や老後など、一人では心細い時の支えが欲しい。
心の安心感を重視:愛情や信頼でつながる関係を築きたい。
彼らにとって結婚は、単なる“契約”ではなく、“生き方の一部”です。だからこそ、迷いながらも最終的に一歩を踏み出します。
その間にある「揺れ」の正体
では、「結婚しない選択」と「結婚する覚悟」の間で揺れている人は、何に迷っているのでしょうか?
多くの場合、揺れの正体は次の3つの要素に集約されます。
損得の天秤
「自由や趣味を犠牲にする価値があるのか?」と考えてしまう。
不安や恐れ
「本当にうまくいくのか」「選んだ相手で後悔しないか」という未来への心配。
理想と現実のギャップ
頭の中にある理想像と、現実の相手・婚活市場との違いに戸惑う。
この迷いは、結婚に限らず、大きなライフイベントで誰もが感じる自然な感情です。
自分の答えを見つける3つの視点
迷いを整理して、自分らしい答えを出すためには、次の3つの視点が役立ちます。
① 「結婚しない人生」の未来予想図を描くまずは結婚しない場合、自分の将来がどうなるかをリアルに想像してみます。
10年後、20年後の生活スタイルは?
誰と過ごし、どんな時間を送っている?
健康面・経済面はどうなっている?
この想像によって、「やっぱり結婚しなくても幸せそう」と思う人もいれば、「このままだと少し寂しいかも」と感じる人もいます。
② 「結婚する人生」の現実を知る次に、結婚した場合のメリット・デメリットを冷静に見ます。
一緒に生活する楽しさ・安心感
意見の衝突や生活の制約
経済面での変化
理想論ではなく、現実の姿を知ることで、過度な期待や恐れを減らせます。
結婚の可否を決める最大のポイントは、「自分は何を大事にして生きたいか」です。
自由、安定、愛情、成長、経済、趣味――どれを優先するかによって答えは変わります。
仲人として感じるのは、「迷っている時間そのものが、悪いわけではない」ということです。
むしろ、この“迷い”をしっかり味わい、整理することが、自分にとって納得できる選択につながります。
ただし、ひとつだけ注意したいのは、「考えるだけで何年も過ぎる」状態です。
結婚には年齢や体力、ライフプランなどの現実的な制約があるため、動けるうちに情報収集や出会いの機会を持つことが大切です。
当サロンでは、結婚を無理にすすめることはありません。
「結婚しないかもしれない」と考えている方とも、一緒に将来像を整理し、その人にとってベストな道を探します。
無理な紹介やお見合いはしない
価値観やライフスタイルに寄り添う
婚活以外の人生相談も歓迎
結果的に「やっぱり結婚したい」と思えばサポートしますし、「今は違う」と思えば、それも尊重します。
まとめ
「結婚しない選択」と「結婚する覚悟」の間にあるのは、“まだ決められない自分”です。
その状態は不安でも、じっくり向き合えば必ず答えは出ます。
結婚は義務ではなく、生き方のひとつ。
だからこそ、迷うことも含めて、自分らしい選択をしてほしい――それが、縁多からの願いです。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。