オンライン婚活ツールはどれが便利なの?!(後編)
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オンライン婚活ツールはどれが便利なの?!(後編)
今日は「オンライン婚活ツールはどれが便利なの?!(後編)」をお送りします。
昨日の前編では、オンライン会議ツール(無料版)として一般的に知られている「Zoom」、「LINE」、「Skype」、「Messenger Rooms」、「Google Meet」、「Whereby」、「Chatwork Live」の7種類について、昨今のコロナ禍でも婚活を諦めずに少しでも前進したい会員の皆さんにとって、強い味方になるツールは一体どれが便利なのだろう...と言う疑問に真正面からお答えし、是非「オンラインお見合い」や「オンラインデート」等々に積極的な活用をしていただきたいとの願いから、①利用人数、②利用制限時間、③アカウント登録、④複数URL発行の可否、⑤バーチャル背景、⑥録画機能、⑦チャット機能、⑧スケジュール設定、⑨モバイル対応、⑩セキュリティ、の10項目についての評価するポイント比較を実施いたしました。
最後には総合比較として、オンラインお見合い用ツールとしては「Google Meet」、そしてオンライン交際用としては「Zoom」が現状では最も使い勝手が良いのではないか、またそれぞれのツールが急速に進化している中で、特にアップデートを繰り返している「Messenger Rooms」が期待できると思う、との説明をさせていただきました。この3つに関しては、利用頻度も高まる一方だと思いますので、先日4月17日(金)「お試しオンラインお見合いをやってみました!」の過去ログで「Zoom」を詳しく取り上げたのに続き、他の2つ「Google Meet」と「Messenger Rooms」について、実際の使い方をお話して行きたいと思います。あくまで婚活ツールとしての利便性を考慮した使い方を考えますので、参考にしていただければ幸いです。
<Google Meet の使用方法>
①特徴
・オンラインお見合いツールとして最適
最大250人、制限時間60分(9月末迄は24時間)、Webブラウザからの参加、アカウントの無い外部参加OK、複数URL発行可能、録画機能、チャット機能、スケジュール設定、充実したセキュリティ対策等々。
・Facebookローライトモード(モバイルのみ)
この機能はモバイルで参加した場合に画像の暗さを自動露出補正してくれるものです。暗い画像でせっかくのファッションやお化粧が台無しにならない様にパッと明るくしてくれるのは有り難いと思います。
・Googleカレンダー上からのスケジューリング
個人的にGoogle Meetが一番使い勝手が良いと感じたポイントの一つが、このスケジュール管理機能です。しかも一般的に使用頻度が高いと言われているGoogleカレンダー上でスケジューリング出来るので、メリットが大きいと思います。
・参加方法が多彩
Gmail、Googleカレンダー、GoogleメニューのMeet、モバイルのMeetアプリ、等々の何れからでも参加できる利便性は魅力です。
・チャット機能
参加者とチャットする機能があり、お見合い中に「終了5分前」等の残り時間を参加者へ知らせることが出来て便利です。
・録画機能
録画機能を使ってお見合い後の仲人との「振り返り」に使用したり、動画の解像度をデフォルトの360Pから720Pに鮮明化にしたり、画面レイアウトを変更したりすることが可能です。
②婚活ツールとしての使用法
やはりGoogle Meetをオンラインお見合いやオンラインデートで使用する場合は、Googleカレンダーでスケジューリングしながら使うのが一番便利だと思います。以下にそのフローを説明します。ちなみに参加するだけならばホスト役から送られてきたURLをクリックするだけでOKですので、ここではホスト役としてのフローをご紹介いたします。
「Googleアカウントを作成してログインする」→「ブラウザでGoogleカレンダーを開く」→「スケジュールする任意の日にちをクリック」→「サブウィンドウでタイトル、日時入力をする」→「同サブウィンドウで“会議のリンクをコピー”する」→「Gmail等のMailソフトで参加者へ招待メールを作成し先程の参加リンクを貼り付けて送信する」→「サブウィンドウを保存する」→「当日はホスト役として早めに参加する」
※参加者のメールアドレスを予めGoogleの「連絡先」へ登録しておけば、サブウィンドウ内で「ゲストを追加」して保存するとそのゲストへ参加リンクが添付された招待メールを簡単に送信することが可能です。
<Messenger Rooms の使用方法>
①特徴
・オンライン婚活ツールとして今後の機能充実が期待できる
最大50人、制限時間は無制限、Webブラウザからの参加、アカウントの無い外部参加OK、複数URL発行可能、チャット機能(アカウントがあれば可)、スケジュール設定(単一URLのみ可)、充実したセキュリティ対策等々。
・参加者はFacebookアカウントが要らずアプリケーションも要らない
参加者がアカウントを必要としないのはZoomと同じだが、アプリケーションも要らずブラウザのみ(現在はGoogle Chrome)で利用できる点はGoogle Meetと同じ。つまりアカウントも要らずアプリも要らないのはZoomとGoogle Meetの良いとこ取りで、利便性が高いと思います。ただし、PC用もスマホ用もアプリが用意されていてこれをダウンロードすればチャット機能を使える様になって利便性が向上することは事実です。
・Facebook上からのスケジューリング
Facebookホームから「ルームを作成」をクリックするとカレンダーから日時を設定することができ、ホーム上に設定されたルームの日付が表示されます。その表示をクリックすればURLをコピーするアイコンを使えます。それを予め参加者へメール等で送信しておけばそのURLを送られた人のみが、アカウントもアプリも要らずに参加することが可能になります。ちなみにメールの代わりにTwitterやLINE等を使用して参加者を招待することも出来るところは利便性としての特徴と言えると思います。
・ホスト役がFacebook Messengerから「新しいルームを作成」が可能
予めスケジュールされたURLとは別に、Facebook Messenger画面からリアルタイムに「新しいルームを作成」することが可能で、アカウント保持者以外にアカウントを未登録の参加者も同一のルームを使用することが出来ます。
②婚活ツールとしての使用法
オンライン婚活用のツールとしてはGoogle MeetやZoomよりも機能的には使い勝手が今ひとつだと思いますが、前者は10月以降60分の制限時間になったり、後者は現在でも40分しか使えなかったりと言うことを考慮すると、現在Google MeetとZoomの良いとこ取りを目指しているかの様なこのMessenger Roomsに期待が膨らむのは当然のことかも知れません。現在もアップデートを頻繁に繰り返している積極性も評価できるかも知れません。そこで現状での最新バージョンの使い方として、ホスト役としてのフローを整理しておきたいと思います。
「Facebookアカウントを作成してログインする」→「Facebookホームの“ルームを作成”アイコンを押す」→「“特定の友達を招待する”を選ぶ」→「“友達を招待”を押して“スキップ”を押す」→「開始日時を押してスケジューリングする」→「次へを押す」→「ニュースフィードを“自分のみ”にする」→「投稿を押す」→「ルーム表示アイコンを押す」→「“リンクをコピーして誰でも招待”をコピーする」→「一般的なMailソフトで参加者へ招待メールを作成し先程の参加リンクを貼り付けて送信する」→「当日はホスト役として早めに参加する」
Messenger Roomsに今後「自由度の高い複数URL発行機能」、「Googleカレンダー内でのスケジュール管理機能」、「録画機能」の3つが無料バージョンに追加アップグレードされれば文句なしに「オンラインお見合い」にも「オンラインデート」にも最適な万能ツールとなるのですが、この先のより高い次元でのソフトの充実を期待したいと思います。
今日も良い一日であります様に。