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男性へのシングル・ハラスメントも問題!

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男性へのシングル・ハラスメントも問題!

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相談所も色々、会員も色々、仲人も色々です…。日々の活動を通して、“心に移りゆくよしなし事” を気の向くままに(気が向いたときに...)少しづつお話しして見たいと思います。

 

 

 

今日は、『男性へのシングル・ハラスメントも問題!』をお送りします。

 

 

 

“シングル・ハラスメント”の名付け親は元TBSアナウンサーでタレントの小島慶子さんですが、ご自身ではこうメッセージを出されています。

 

「誰しもが不安な時代、自分とは違う人生を歩んでる人にダメ出しして「私の人生こそ正解だった」って思いたい人が多いのでしょう。けど、人それぞれの幸せがあっていいのです。だから言おう。それって、シンハラ!」

 

小島さんのメッセージにもあるように、人それぞれの幸せがあっていいのです。シングルだからって別に不幸でもなんでもありません。それなのに自分の価値観で決めつけてくる人がいたら、それはとても失礼な行為だと思います。今日は最近増えてきていると言われる、男性へのシングル・ハラスメントを取り上げて見たいと思います。

 

 

<男性へのシングル・ハラスメントとは>

 

一般的に、女性よりも問題に成り難いとは言われておりますが、シングル・ハラスメントを受けたことのある独身、未婚の男性は、数多くいると思います。シングル・ハラスメントとは「独身は不幸でかわいそうである」という固定観念を押し付けてくる言動を指します。「なんで結婚しないの?」「一人で寂しくない?」結婚していない人を否定的な目で見てきます。

 

シングル・ハラスメントをしてくる人たちは結婚するのがあたりまえ。結婚していないなんて、責任感がないんじゃないの?。きっと性格に欠陥がある。女好きなんだ。等々…様々なレッテルを勝手に貼ってきます。しかし、それがハラスメントになっていると思ってやっている人はあまりいないと思います。シングル・ハラスメントを受けている側からしても、本人の受け取り方次第なところもあります。そこは難しい問題だと思います。

 

中にはなんで結婚してないの?と言われることで、自分は普通ではないのかも知れない。結婚できない自分は落ちこぼれなのかも知れない。などと悩み始める人もいるのではないでしょうか。でも、独身だっていいんですよ。独身でなにが悪いのでしょうか。自分の人生ですから、楽しんだもん勝ちです。では、実際のシングル・ハラスメントの現状はどの様な状況なのでしょうか

 

 

<「未婚の市長とは議論できない。結婚を!」>

 

男性にとっては残念なことに、女性に対するシングル・ハラスメントほど、男性に対するシングル・ハラスメントは問題にはなりませんが、これは実際に「東洋経済ONLINE」に記事に取り上げられた、秋田県大館市議会で発生した例です

 

「60代の既婚女性議員が市議会で、40代独身の福原淳嗣市長に対し『未婚の市長とは議論できない。結婚を!』と発言した問題で、当該女性市議には戒告処分がなされました。」

 

実際に、この男性市長に対する女性議員のシングル・ハラスメント問題では、戒告を受けたこの女性市議の弁明は「親心で子育ての重要性を訴えた。結婚は私的なことで、誤解を招く表現だったが、悪意はなく、戒告は納得いかない」との内容だったそうです。

 

これが男性の場合だったら「納得いかない」と言ったら本当に大問題になる筈です。セクハラでもそうですが、被害者が女性か男性かでメディアでの取り上げられ方には温度差があります。この大館市の件にしても、本音では「そんな目くじら立てることでもないだろ」と思った人たちが大勢いるのではないでしょうか。

 

 

<「たった一人の女すら、幸せにできないの?」>

 

これは、既婚女性にお説教されたエピソードです。

 

「楽しみにしていた同窓会で、当時仲が良かった既婚女性から『その歳で結婚出来てないって、アンタに問題があるんじゃないの?』『一人の女すら幸せにできない?』と説教されました。結婚するのが人生の中で一番幸せみたいな価値観の押しつけは、非常に不愉快でした。」(36歳/編集)

 

たまたま、今は結婚していないだけなのに、「結婚出来ない人」と決めつけ、上から目線でダメ出しをしてくる既婚者に傷つけられた経験。これは女性だけでなく、男性にもあるようです。

 

 

<独身は自由だよな>

 

これは、以前は同志だと思っていた仕事仲間の既婚男性に言われたシングル・ハラスメントの言葉です。

 

「既婚の友人と集まる時、『独身だったらいつでも飲みに行けるもんな』『こっちは休みも家事に育児に休みなしだよ。独身は自由でいいよな』などの言葉に傷つきますね。仕事で社会と戦っていて、その辛さなどを今まで共感していたのに、結婚したら、夫婦や家族の関係でオレの方が苦労しているんだといった話を延々と聞かされます。」(34歳/営業)

 

既婚者も苦労しているとは思いますが、同じ仲間として共感していた独身時代にも辛いことはあったはず。結婚後で苦労にそんなに差はつかないのではないでしょうか。これ以上「結婚した後の『オレの方が』苦労している」話で攻撃してくるようでしたら、距離を置いたほうが良いのかも知れません。

 

 

<「こいつに良い女紹介してやってよ」>

 

これは、お節介をしてくる友人にされたシングル・ハラスメントのエピソードです。

 

「友だちに、彼女が欲しいとも結婚したいとも言っていないのに『こいつ良い奴なんだけど、彼女もいない独身だから誰か紹介してやって』と何かと自分に女を紹介しようとしてくるヤツがいます。本人はオレのことを思ってしてくれているのかも知しれないけど、余計なお世話」(38歳/会計士)

 

こういうお節介な友だちは男性の仲間の中にもいるんですね。また、男性側で自分だけ独身の時に「こいつ独身だから」と周囲に触れ回り、恥さらしにされた経験もあるとのことです。善意でやってくれていたのかも知れませんが、シングル・ハラスメントを受けた気持ちを分かって欲しいものですよね。

 

傷つく言動が続いたら、正直に話してみて。私たち女子も同じ痛みを経験してるんです。上手く友情を続けることができるかも知れません。

 

 

<既婚女性から独身男性へが一番キツイ?>

 

これは同級生の女性から受けたシングル・ハラスメントの例です。

 

「楽しみに行ったのですが、待っていたのは既婚女性からのお説教でした。『この年になって結婚してないってどういうこと!?』『一人の女を幸せにできないなんて情けない』など、厳しい言葉のオンパレード。これにはかなり傷つきました。しまいには無理やり女性を紹介しようとする始末。昔はかわいかった子なのに、うっとおしい世話焼きオバサンと化していました」(32歳/IT)

 

独身男性へのシングル・ハラスメント、風当たりは既婚男性よりも既婚女性からのほうが強い気がします。既婚女性から女子へは強い口調で言うケースは少ないですが、男性相手となると遠慮がなくなるのか、かなり攻撃的になるケースもあります。

 

シングル・ハラスメントは、一歩間違えれば人格否定につながります。独身はそれだけで肩身が狭いのだから、少しはやさしく見守ってほしいもの。シングル・ハラスメントで悩む人が少しでも減るように願います。

 

 

<自分が加害者にならないために注意すべきこと>

 

自分が知らず知らずのうちに、シングルハラスメントの加害者にならないようにするためには、どのような点に注意したらよいのでしょうか。

 

①心配しているフリをしない

 

未婚の人に対して、「まだ結婚しないの」という発言は、単に相手の人生を心配しているだけではない場合が多いと思います。

 

自分が人に認められたい、相手に感謝されたい、優しい人だと思われたいという下心がある人がほとんどです。

 

自分のその発言が、シングル・ハラスメントになるかどうかの前に、自分の為に相手を心配するフリをしていないか考えてみましょう。

 

②相手のパーソナルなことを批判しない

 

結婚するかしないかは、相手のパーソナルな部分で、他人にとやかく言われることではありません。つまり、あなたが相手の結婚についてとやかく言う、何か意見をする必要のないことです。

 

相手の個人的なこと、相手の生き方や人生に対して意見するということ自体が、そもそもハラスメントの原因を作り出す行為なのです。

 

③自分のことに置き換えて考えてみる

 

誰にでも後ろめたいことや触れられたくないこと、コンプレックスや心の傷はあるものです。知らなかった、わからなかったとはいえ、そういった部分をしつこく追及されるのは、非常に不快なことです。

 

自分自身が、そういった部分を何度もしつこく攻められたらどう感じるか、嫌な話題を持ち出されたらどう感じるかを考えてみましょう。

 

<おわりに>

 

職場でのシングル・ハラスメントをうける男性は増加傾向にあります。独身に対して偏見を持っている人とは出来るだけ距離を取りましょう。もし、あなたがこのようなシングル・ハラスメントを受けたことがある、または受けているのであれば我慢することなく、それ相応の対応をした方が良いです。なぜなら、ハラスメントをしている人たちは、「善意であなたのためを思って」「友達だから心配してるんだよ」「親としてあなたに幸せになって欲しくて」など、基本的にみな「悪いことをしている」という自覚がなく、むしろ「心配して善意で言ってあげている」という気持ちだからです。よって、あなたが何も対応をしなければ、結婚するまでずっとシングル・ハラスメントは続くことになるのです。結婚観は人それぞれ。独身であることはなにも悪いことではありません。幸せは人それぞれです。

 

今日は、この辺で失礼します。

 

(出典:あいらぼこぺ、ダ・ヴィンチニュース、婚活サポート、東洋経済ONLINE、月刊SPA!、共同通信、Dokujo

 

 


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