結婚相談所での婚活、なぜお茶代は男性が負担なの!?
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「結婚相談所のお見合いは、なぜ男性がお茶代を負担するのか?」
婚活中の男性から最も多い疑問のひとつです。
実は、相談所で仲人として活動していると、驚くほど多くの男性がこの点に不満を抱えています。
「毎回自分が払うのは正直しんどい」
「払うのが当たり前みたいな態度を取られるとモヤモヤする」
「割り勘を提案したら、それを理由に交際終了された」
このような声を聞くと、男性の負担が決して小さくないことは明らかです。
では、なぜこの文化が続いているのか。そして、これからどう付き合っていくべきなのか。
今回は、婚活現場のリアルと建設的な答えを整理していきます。
なぜ男性がお茶代を払う文化が続いているのか
① そもそも「男性リード」が婚活市場の暗黙ルールだから
結婚相談所は、恋愛よりも「結婚」を前提とした場です。
そのため、古くから男性がリードする姿勢が信頼と安心につながると考えられてきました。
特に女性は初対面の男性に対して安全性や紳士性を重視します。
お茶代の負担は、
「責任ある大人の男性として行動できるか」を見る一つの指標
という面があるのも事実です。
② 実際問題、男性の競争率が高い
婚活市場は地域によって差はありますが、
多くの相談所では女性の人数のほうが多いため、
男性は「選ばれる側」になりやすい現実があります。
その中で
「会計でスマートさを見せられるか」
は魅力ポイントとして見られやすい要素になります。
③ 相談所側のルールで明確に決まっている場合がある
IBJなど多くの相談所では、
“お見合い時は男性が飲み物代を負担すること”
が正式にルールとして定められています。
つまり、男性の気持ち以前に「仕組み」として存在しているのです。
男性の本音:負担は金額以上に心の摩耗
正直、コーヒー1杯の500〜700円自体が問題なのではありません。
本音としては、
・感謝されないことがつらい
ありがとうの一言がない
当たり前という態度を取られる
次につながらないのに毎回払う
こうした状況が積み重なると、男性の心が消耗してしまいます。
・「お金の価値観が合うか」を見極めたい
結婚は長期的な共同生活。
金銭感覚は最も重要な価値観のひとつです。
なのに、スタートから負担だけ求められると不安になるのは当然です。
女性の本音:決して“払ってもらって当然”とは思っていない
多くの女性に意見を聞くと、実はこう答えます。
1.男性が払ってくれるとやはり嬉しい
2.でも感謝は必ず伝えたい
3.2回目以降は割り勘や女性側がお支払いするつもりでいる
つまり、女性の多くは
「初回だけ支払ってほしい」「気持ちに感謝している」という意識を持っています。
ただ、それを言葉や行動で表現できない人もいるため、すれ違いが起こるだけなのです。
では、男女ともに幸せな形とは何か?
男性におすすめの考え方
お茶代を払うことは「投資」ではありません。
**“自分の魅力を表現する機会”**と捉えてみてください。
そして支払う際には、
「今日は来てくださってありがとうございます。ここは僕に払わせてください。」
と伝えると好印象です。
そのうえで、
価値観を確かめるために次回はさりげなく聞くのも良いでしょう。
「もしよかったら、次は割り勘にさせてもらえますか?」
この一言で、相手の価値観ははっきり見えます。
女性におすすめの行動
1.「ありがとうございます」と必ず言う
2.カフェを出るときに会釈する
3.次回は私に払わせてください、と言う
4.実際に2回目で支払う姿勢を見せる
これができる女性は本当に好印象です。
感謝を表現できる人は、婚活でも結婚生活でも必ずうまくいきます。
結論:お茶代問題は「お金」の話ではなく「思いやり」の話
男性も女性も、
誰かに負担させたいわけではありません。
求められているのは
相手を尊重する姿勢、感謝の気持ち、人としての温かさ
それだけです。
婚活は「選ぶ場」ではなく、
「お互いに歩み寄る場」です。
お茶代を払うかどうかで悩むよりも、
その瞬間を通じて確かめたいのは
相手の人間性と価値観。
金額の問題ではありません。
500円のコーヒーで、人間性が見えることもあります。
最後に:心に残してほしいこと
1.男性が支払うのは「文化」、払わないと減点されるのは「現実」
2.感謝を伝えられない女性は婚活がうまくいかない
3.気持ちの良い関係は「思いやりのキャッチボール」から始まる
婚活の目的は、
勝つことではなく、信頼できる相手と出会うこと。
支払いの瞬間こそ、
人としての魅力と価値観が見える大事なポイントです。
お読みいただきありがとうございました。
婚活中の皆さんが、気持ちの良いご縁に出会えますように。
応援しています。