“公務員”って肩書きだけでモテる時代、まだ続いてる!?
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“公務員”って肩書きだけでモテる時代、まだ続いてる!?
婚活の現場で、今も昔も変わらず人気の職業といえば――「公務員」。
結婚相談所で活動していると、女性会員さんから「公務員の方を紹介してほしいです」と言われることは本当に多いです。
なぜここまで人気なのか?そして、その人気は今も続いているのか?
今日は、私が実際に担当した会員さんのエピソードを交えながら、「公務員モテ神話」のリアルを掘り下げてみたいと思います。
■なぜ婚活で公務員が人気なのか?
まず、女性が公務員に惹かれる理由を挙げてみましょう。
多くの方が口を揃えて言うのがこの3つです。
収入の安定感
リストラの心配が少ない
真面目で誠実そうなイメージ
特に「安定」は、婚活女性にとって欠かせないキーワード。
景気や業界によって波がある民間企業に比べ、「倒産がない職業」として安心感が抜群なんです。
一方で、「安定=退屈」と思う男性もいるかもしれませんが、結婚という長期戦を考えたときに、“生活の安心感”を重視するのは自然な流れとも言えます。
■実際にあった“公務員フィーバー”の体験談
私が担当した30代後半の男性・Aさん(地方公務員)は、婚活を始めて3か月でなんと7人の女性からお見合い希望が来ました。
プロフィールに「市役所勤務」「安定した収入」と書かれていたこともあり、申し込みが殺到。
ご本人もびっくりしていました。
実際にお見合いをしてみると、女性たちからはこんな言葉が。
「やっぱり公務員さんって安心できますね」
「将来のことをちゃんと考えてくれそう」
「転勤が少ないのも魅力です」
Aさん自身はごく普通の人柄で、特別話が上手いわけでも、年収が突出して高いわけでもありません。
でも、“公務員”という肩書きが、婚活市場ではそれだけ強いインパクトを持っていたんです。
そして、活動開始から5か月後。
彼は見事、35歳の看護師さんと成婚されました。
お相手の女性は「最初は職業で安心感を持ちました。でも最終的には誠実さに惹かれました」と話してくれました。
とはいえ、きっかけの第一印象は“肩書き”だったのは間違いありません。
■“公務員=モテる”は今も本当?
では、この「公務員人気」は今も続いているのでしょうか?
答えは――**「半分YES、半分NO」**です。
確かに、公務員は今でも婚活市場で人気職業です。
IBJ(日本結婚相談所連盟)のデータでも、女性が希望する職業の上位に「公務員」は常にランクインしています。
ただし、昔のように「公務員なら誰でもOK!」という時代ではなくなってきています。
今の婚活女性たちは、“安定”だけでなく“人間的魅力”や“価値観の相性”をより重視する傾向にあります。
■変化を感じたある女性会員の言葉
印象に残っているのが、30歳の女性・Bさんの言葉です。
「昔は“公務員なら安心”って思ってたけど、
今は“その人がどんな仕事観を持ってるか”のほうが大事ですね。」
Bさんは実際に2人の公務員男性とお見合いをしましたが、どちらも話が仕事の愚痴ばかりで、将来のビジョンが見えなかったそうです。
「安定してるのはいいけど、刺激も夢も感じない」と感じて交際には進みませんでした。
一方で、彼女が最終的に選んだのは中小企業で働く営業職の男性。
年収は少し低かったものの、仕事への誇りと前向きな姿勢に惹かれたそうです。
「“安定”も大事だけど、一緒に笑える未来の方がもっと大事。」
この言葉には、現代の婚活女性の本音が詰まっています。
■“肩書き婚”の落とし穴
婚活の現場でよくあるのが、「職業フィルター」です。
プロフィールを見た瞬間に、「公務員=安心」「自営業=不安」と決めつけてしまうケース。
でも、肩書きだけで選ぶと、結婚後にギャップを感じることが少なくありません。
以前、30代の女性Cさんがこんな相談をしてきました。
「公務員の夫と結婚して2年になります。
経済的には安定してるけど、毎日がルーティンで…正直、刺激がないんです。」
“安定”は確かに結婚生活の土台になります。
ただ、その上に「笑い」「成長」「尊敬」などの感情がなければ、幸福度は高くなりません。
公務員に限らず、“職業”よりも“人”を見ることが、やはり大切なんです。
■とはいえ、“公務員ブランド”はまだ強い!
ここまで少し厳しめに書きましたが、それでも“公務員ブランド”の強さは健在です。
婚活で女性が求める「安心・安定・誠実」という価値を自然に備えているのが、公務員という職業だからです。
特に30代後半〜40代女性にとっては、
「安定した家庭を築ける男性」=「公務員」という図式はまだ根強い。
また、両親世代からの“安心感”も大きいです。
実際、「娘には公務員の人と結婚してほしい」と願う親御さんも少なくありません。
■カウンセラーとして思うこと
私はこれまで多くの公務員男性を見てきましたが、
彼らに共通しているのは「堅実さ」と「誠実さ」です。
一方で、恋愛や会話においては“やや控えめ”な方が多いのも事実。
だからこそ、モテる肩書きに甘えず、
「誠実+コミュニケーション力」を磨けば、
公務員男性は婚活市場で最強クラスの存在になります。
また、女性側にも伝えたいのは――
「肩書きで選ぶ結婚」は長続きしにくいということ。
“安定”はスタート地点に過ぎません。
本当に大事なのは、“その人と生きていける安心感”です。
■まとめ:「肩書き」より「関係性」で選ぶ時代へ
“公務員”という肩書きは、今も確かに婚活で強いカードです。
でも、時代は少しずつ変わってきています。
かつては「安定=正義」だった時代から、
今は「安心できる人と歩む」という“関係性の安定”が重視される時代へ。
肩書きに頼らず、人として魅力を磨くこと。
そして、“安心できる関係”を築くこと。
それこそが、令和の婚活で本当に幸せを掴むための答えなのかもしれません。
✳️筆者より
婚活カウンセラーとして日々感じるのは、「肩書きよりも人柄が最強」ということ。
“公務員”という肩書きが入口になるのは事実ですが、
出口(=成婚)を決めるのは、やはり“人間力”です。
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