男性と女性、なぜこんなに違う?結婚への意識の差とは
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目次
- 男性と女性、なぜこんなに違う?結婚への意識の差とは
- 男性は「責任」、女性は「安心感」がキーワード
- 大事なのは「歩幅を合わせること」
男性と女性、なぜこんなに違う?結婚への意識の差とは
兵庫県明石市・神戸市・大阪梅田「ゴンちゃんの結婚相談所」、権藤です。
本日は、「男性と女性、なぜこんなに違う?結婚への意識の差とは」というテーマでお話しいたします。
「結婚したい気持ちはあるけど、なぜかタイミングが合わない…」
婚活中の男女がよく口にする悩みの一つです。実はそれ、根本にある“結婚への意識の差”が原因かもしれません。男女の考え方には、ほんの少しのズレがあります。でもこの“ちょっとのズレ”が、交際や婚活の場面で大きなミスマッチにつながるのです。
まず、大きく違うのが「結婚を意識し始めるタイミング」。
女性は20代後半から30代前半にかけて「そろそろ結婚したい」と強く意識し始める人が多く、特に30歳を前にすると「子どもを産める年齢」や「ライフプラン」を真剣に考えるようになります。一方で男性はというと、「まだ仕事も安定していないし、今は焦らなくていい」と考える人も多く、女性と比べてマイペース。
「35歳くらいで結婚すればいいかな」と思っている男性と、「30歳までには結婚したい!」という女性。これだけでも、交際中の気持ちに温度差が出てきます。
この違いが生まれる背景には、社会的なプレッシャーや、男女のライフステージの違いがあります。女性には“出産リミット”という現実があり、どうしても「早く動かなきゃ」と思いがち。一方の男性は「結婚=責任が重いもの」「今の自由がなくなる」と感じて、つい結婚を後回しにしてしまいがちです。
どちらが良い悪いではなく、根本の考え方が違うだけ。だからこそ、しっかり向き合う必要があるのです。
男性は「責任」、女性は「安心感」がキーワード
もう一つ、男女で大きく違うのが「結婚に何を求めているか」という部分。
男性にとっての結婚は「家庭を支える」「家計を守る」といった“責任”のイメージが強く、そこに対するプレッシャーを感じやすいです。よく「まだ年収が低いから」「家を買えるほどの貯金がないから」と悩む男性がいますが、それは「ちゃんと支えられる自信が持てない」という気持ちの表れ。
一方の女性は、「一緒にいて安心できるか」「ちゃんと話が通じるか」といった“心のつながり”を重視します。もちろん経済力も大切ですが、それ以上に「価値観が合う人かどうか」「この人と子育てをしていけるか」といった“将来のビジョンの共有”に重きを置いています。
つまり、男性が“現実的な責任”に目を向けるのに対して、女性は“未来への安心感”を大切にしているのです。
ここでギャップが生まれると、「彼はなかなか結婚を決めてくれない」「彼女が急かしてくる」といったすれ違いが起こりやすくなります。でも実は、お互い悪気はなく、考えるポイントが違うだけ。お互いの立場を少し想像するだけで、見えてくる景色は変わってきます。
大事なのは「歩幅を合わせること」
では、どうすればこの男女の差を埋められるのでしょうか?
答えはシンプル。「歩幅を合わせる努力」をすることです。
たとえば、結婚後の生活について一度しっかり話すこと。家計はどうする?家事や育児はどう分担したい?お互いの仕事や将来の夢は?
こんなふうに、現実的な部分をちゃんと話し合えば、見えない不安が少しずつ減っていきます。
また、男性に伝えたいのは「すべてを一人で抱え込まなくていい」ということ。最近は共働きが当たり前ですし、女性も「一緒に支え合いたい」と思っています。自分一人が完璧な状態になってから結婚するのではなく、「一緒に成長していける関係」を目指してみると、気持ちが楽になります。
そして女性に伝えたいのは、「焦る気持ちをそのままぶつけず、まずはパートナーの考えを聞いてみる」こと。
「なぜ彼は今結婚に踏み出せないのか?」その背景を知るだけで、対話の質はグッと良くなります。
結婚は“ゴール”ではなく“スタート”。
価値観の違いがあっても、それを丁寧にすり合わせることができれば、むしろ深い信頼関係につながります。「男性と女性で考え方が違うのは当たり前」と捉え、その違いを認め合いながら進んでいくことこそが、幸せな結婚への第一歩なのです。