会話のキャッチボールをせよ!
春の陽射しを感じます。
そうなると少しくらい冷たい風も平気になれそうですね。
さてみなさん、キャッチボールをしたこと、ありますか。
一人がボールを投げたら、もう一人が受け取り、又、そのボールを
相手に投げ返す、の繰り返しですね。
私たちは、毎日のように、家族や仕事場で、言葉のキャッチボールをしている
と思います。
そうして、相手が何をしてほしいのかを知ることができますし、自分も何を
したいか、どう思っているかを伝えることができます。
毎日何気なくしていることですが、この「言葉・会話 のキャッチボール」が
とても大切になる日があります。
それは「お見合いの日」。
初めての人と出会うのです。
プロフィールを見て、会いたいと思ったお相手ですが、生身の人間に会うのは、
とても勇気がいります。
お見合いの時間内に、お相手がどんな感じの人かを、大雑把にでも知り、
自分がその人に対してどういう感じをもつか、頭と心を総動員して考えたり感じたり
するには、「会話のキャッチボール」が大きな役割をもちます。
会員のみなさんに、お見合い時のお話の様子や、交際に入ってからのお2人の会話の内容を
聞くと、うまくいっている人は、実にお相手からのボールをしっかりと受けているかがわかります。
受け取ったお話の内容をしっかりと自分で噛みしめ、それに対してのお返事を誠意をもって返して
います。
はい、いいえだけではなく、自分の意見や思ったこと、それにプラスαして、新しい情報を返して
いるようです。
時には、話題を変えて続けていきます。
また、それとは逆に、「お見合いで話が続かない」、「交際に入ったのに意思の疎通がうまくいかない」、といった
相談もあります。
それは、とにかくたくさんお話をしなければ、ということにだけに意識を向けすぎているのではないでしょうか。
お互い、またはどちらか一方が、自分の意見を話さねば、伝えねば、としゃべり続けているのかもしれません。
よく聞き、わかろうとする気持ちがあれば、質問をしたり同意したりしながら、お相手の言葉以上のことが伝わってくるはずです。
そこを意識すると、「Aですか?」「はい・いいえ」、でプッツリと会話が途切れてしまうことも少なくなると思います。
「Aですか?それともBですか?」に対して「Cです。」ならまだいいですが、「①です」のような妙に繋がりにくい
返事もなくなると思うんです。
時には無言になってしまったり、話がかみ合わなくなってしまったりしても、いいんです。
その時、あなたには笑顔があるでしょう。
緊張して頭が真っ白になってしまってもいいんです。
ゆっくりでいいですから☺
「会話のキャッチボールをせよ!!」