結婚相談所は少子化対策になるのか?
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現場の声と課題を紹介
はじめに
日本の少子化が深刻さを増す中で、「結婚相談所」が果たす役割に注目が集まっています。
本当に少子化対策として効果があるのか、現場の声を交えて考えてみましょう。
少子化の背景には、晩婚化や未婚率の上昇があります。
特に30代後半以降の結婚率は年々低下しており、「出会えない」まま年齢を重ねる人も少なくありません。
結婚相談所は、結婚に前向きな人同士を効率よくマッチングする場です。
「自然な出会いがない」「職場での縁がない」といった声に応えられる仕組みが整っています。
国や自治体の少子化対策は、若年層や子育て世帯に集中しがちです。
一方で、40代以降で「まだ間に合うなら」と婚活を始める層には、十分な支援が届いていません。
少子化の流れを変えるには、「個人の努力」に任せるだけでなく、
安心して婚活できる環境や、結婚を前向きにとらえる価値観の共有が不可欠です。
出会いに不安を感じている方が、誰かに頼れる場所がある。
それだけでも、一歩を踏み出すきっかけになります。
相談所の存在そのものが、少子化に対する小さな対抗策になっているのかもしれません。