65年前のほんわか白黒写真
- カウンセラーの日常
カウンセラーの両親自慢笑
こんにちは
みくる結婚相談所 カウンセラー吉本です。
一年ほど前から実家の整理を始めております。ご多分にもれず「難儀な実家の整理」というアレです。古いアルバムが出てきましたのでちょっとじんわりしながらこのブログを書いております(残念ながら埋蔵金はございませんでした)
今回はちょっとおもしろい今は亡き両親について語らせてください。
この両親、娘の私からみて仲がいいのか悪いのかよくわからない二人でして。昭和ひとケタ男のザ・昭和の父親は母のことを名前で呼んだことはなく「おーい」と呼ぶ。それだけで昭和の男だなと理解していただけると思いますが。
父は自営業だったため自宅でお昼を食べたり現場に行く日には母がお弁当を作って持たせたりもしていたのです。
ある日私が学校行事で代休だった平日自宅にいますと別々の部屋から物音がするので、なんなん?怖い!と思いそーっと見に行くと和室の座卓で父親が朝早く持って出たはずのお弁当を一人で食べているではありませんか。どゆこと?と思い母親を探すと彼女は台所の食卓テーブルで昨日の残り物のお昼を食べていたのですよ。
へ?なんで別々?ちょっとおもしろいことが起こってる匂いがプンプン!と興味津々な中学生の私。
母に「ねえねえなんで別の場所でご飯食べよるん?喧嘩しとるん?ねえねえ?喧嘩?喧嘩?お父さんの浮気?」と意地悪く何度も聞く私。
母はびっくりしたように「え?お父さんおるん?」と無邪気に聞き返されて「お父さんあっちの部屋で一人でお弁当食べてますけども」と私。
🍱なんのことはない。単純に父は思ったより仕事が早く終わり帰宅したものの「お母さんにお茶くれ・・などと言ったもんなら爆弾が落ちるぞ」と自己防衛本能がはたらき一人で静かにお弁当を食べていただけだったようで。
なあんだつまらん。夫婦喧嘩は犬も食わんという現場を見たおもしろさを夕方帰宅する兄に事細かに自慢げに報告しようと目論んでいたのに。
だってその一ヶ月ほど前に所謂水商売のお姉さまが美しく着飾って花束を手に集金に来られたところにおり悪く母が居あわせてしまい、鬼の形相で外に買い物に出かけたという小さな事件があったばかりだったから。
そうです。当時飲み代のツケは現金集金のため昼間にホステスさんがお得意先にお菓子や花束を持って通っていたようですね。
でも深刻な夫婦喧嘩でなくてホッとした14歳の私。帰宅した兄にかくかくしかじか!!と語ったのですが「わしも見たことあるで」と一言。
どうやら兄の目撃談によると母は和室でそうめんをすすり、父は台所の食卓テーブルでお弁当を食べていたらしい。
いろんなパターンがこの夫婦にはあったようで・・それなりに思うところがあったのか、なかったのか・・今になっては確かめる術もありませんが。
何はともあれ両親よ。ちょいちょいネタを提供してくれてサンキューだ。
また両親ネタを小出しにしていこうと思います。
まさか天国に行ってからネタをさらされるなんて思ってもいなかったろうな。ふっふっふ。
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