20代後半の会社員の男性が8ヶ月で成婚した婚活エピソード(10)

マッチングアプリで婚活を続ける中で、思うような結果が得られず、
「本気で結婚を考えるなら、環境を変えた方がいいのではないか」と感じるようになりました。
以前から結婚相談所という選択肢が頭の中にあり、
まずは話だけでも聞いてみようと思い、オンラインでの初回面談を申し込みました。 はい、これまではマッチングアプリを利用していました。
結婚相談所を最終的に選んだ理由は、
初回面談でカウンセラーさんの姿勢や向き合い方に安心感と信頼を持てたことです。
「カウンセラーのきっかわさんと一緒に進めば、結婚できそう。」
そんな前向きな気持ちにさせてもらえたことが、入会の決め手となりました。

婚活を進める中で、カウンセラーさんから「自分を大切にする」という意味を教えていただきました。好みの女性に誠実に向き合っても、お相手の態度に誠意を感じられず心が傷ついたことがあります。その時、「失礼な態度を取る人とはお別れして大丈夫ですよ」とはっきり背中を押してくださり、自分の本当の気持ちを大切にしていいという自信を持てるようになりました。

また、今の彼女と出会う前は、仮交際に進んでも2回目・3回目のデートに繋がらない時期が続きました。そんな中で、カウンセラーさんは次に進むための具体的な方法や、自分の軸を保ちながら関係を続けていくコツを丁寧に教えてくださいました。自分の良さを生かしつつ改善できたことで、ご縁に繋がる婚活ができたと思います。 彼女と出会ってから、心が驚くほど落ち着き、感情の揺れやトラブルがなく、「ご縁のある相手とはこんなにも穏やかに進むのか」と感じる日々でした。彼女は聞きたいことを丁寧に確認し、嫌なことは嫌とはっきり伝えられる人で、その“自分の軸”を大切にする姿勢に私はどんどん惹かれていきました。無理をせず自然体でいられる心地よさを、彼女が教えてくれました。

そんな中で最も心に残っているのが、デート中の一言です。「好きだったらどうやって伝えるタイプ？」と聞かれ、「好きなら好きと伝えるよ」と答えた私に、彼女は笑いながら「私、まだ言われてないよ。」と伝えてくれました。
その言葉で、自分は気持ちを伝えている“つもり”だっただけで、言葉として届けていなかったことに気づきました。
こうした率直であたたかいコミュニケーションができる彼女だからこそ、ご縁が自然と深まっていったのだと思います。

急速に距離を縮めたわけではなく、丁寧に向き合いながら進んだ交際。気づけば自然と未来が見え、その延長線上に成婚がありました。 初めてお会いしたとき、彼女はずっとニコニコしていて、とても可愛らしい印象でした。話しかけてくれたり質問してくれたりと、安心して過ごせる楽しい時間でした。振り返ると、その日の会話を「面接みたいだったよ」と笑われることもあり、それも今では良い思い出になっています。 交際が進むにつれて少しずつ彼女に惹かれていきました。仮交際に入り、コンスタントにデートを重ねる中で、彼女の根っこの明るさや優しさに触れ、さらにお互いの過去の傷ついた経験や失敗した話まで自然に共有できる関係になっていったことが大きかったといいます。
自己開示ができ、しかもお互いに安心して開示し合える関係性は、自分が素のままでいられる証拠だと感じ、「この人となら結婚したい」と強く思うようになりました。 彼女にキュンとしたのは、素直さでした。良いことも嫌なことも飾らずに伝えてくれ、自分の話も否定せずまっすぐ受け止めてくれるところに大きな安心感がありました。また、自分が伝えた言葉を疑わず、言葉どおりに受け取ってくれる姿勢にも心を動かされました。
その素直さと優しさに触れるたびに、自然と惹かれていき、この人と一緒にいたいという思いが深まっていったそうです。 “信頼できる相手”であることでした。
活動を続ける中で、信頼関係こそが結婚生活の土台になると実感し、この価値観が自分の中にしっかりと根づいたと思います。彼女との交際を通して、その大切さをより強く確信するようになりました。 出雲大社でのデートは、特に印象に残る一日になりました。
出雲大社へ向かう道中のドライブも楽しく、その近くにある灯台まで足を伸ばしたことで、二人にとって思い出深いデートとなりました。
穏やかな景色の中で過ごした時間が、関係をさらに深めるきっかけとなり、真剣交際へと進む大切な節目になった日です。 婚活が思うように進まなかった時期に、ちょうど転職を考えていたタイミングが重なり、活動を続ける余裕がなくなったように感じて「休会しようか」と迷ったことがありました。 そんな時、カウンセラーさんからタイミングよく電話がかかってきました。
その機会に、転職と婚活が重なって苦しくなっている気持ちを正直に打ち明けました。すると、
「そのままの気持ちでいいと思います。今は転職に集中して大丈夫ですよ」
と、状況を否定することなく受け止めてくださり、大きな安心につながりました。

休会しようかと迷っていた自分に、
“この状態のまま続けてもいいんだ” と思わせてくれた言葉は心の支えとなり、
婚活と転職の両方を無理なく続けられるようになりました。

そして休会せずに続けたその直後に、今の彼女と出会うことができました。
あの時のタイミングの良さも含め、ご縁のつながりを感じる出来事でした。

忙しさや新しいことへの挑戦には不安もありますし、立ち止まりたくなる瞬間もあると思います。ですが、結婚したいという気持ちが心のどこかにあるのなら、その思いに向き合い、行動することが大切だと実感しています。真剣に取り組めば必ず報われるんだと思いました。これは僕自身が経験から実感したことです。

婚活が思うように進まず、苦しい時期もありました。しかしその度に、カウンセラーの吉川さんが寄り添ってくれて、迷った時には背中を押し、必要な時には気持ちを受け止めてくれました。ひとりで悩む婚活ではなかったからこそ、続けてこられたと思っています。

正直、僕は最初から「1年以内に結婚できる」と自信があったわけではありません。ただ、行動すること、自分を大切にすること、そして“結婚したい”という強い思いを軸に持ち続けたことで、ご縁が形になりました。
迷っている方がいれば、まずは一歩を踏み出してみてほしいです。きっと未来は動き出します。