男女共同白書にみる若者の結婚観
内閣府 男女共同参画白書府 男女共同参画白書
下記の図を見ると最近の若者(18~34歳)のライフコースの希望が見てとれます
① まず、近年は子供はいらないという若者が増えているという俗説的な話題が
オールドメディアなどで報道され、「これでいいのかニッポン」的な報道があるが
若者はdinksを支持しているわけではないということがわかる
② 次に「一生一人でいい」という独身貴族が時代を謳歌しているということも
いわれているがそれもそうとは言い切れないことがわかりますな
だって、非婚就業を考えているのは女性で12.2%、男性はdinksとほぼ同じ
やっぱり、子供を持ちたいと考えていると逆説的に考えてもよいのでないだろうか
では、若者はパートナーを見つけてその後、結婚生活をどうしていきたいかと
考えているのがそのあとである
③ 世相を反映している第一の理由として専業主婦をと考えている層は低い
これは男性側から言えば、失礼ながら年収ベースがあがらない現状から
パートナーにも一定の収入を持ってもらいよりよく、私生活を充実させたいと考えている結果
ではないかと考える
じゃあ、夫婦としてどうあるべきか
④ 再就職コース、いわゆる結婚退職後に一定の子育て後に改めて就職するというより
両立コースを望む男女が1992年、バブル崩壊後に急に伸び、その後女性は徐々に
伸びて、2015年を超えたあたりで、それを超えた
また、男性はその後、2002年にもう一度急激に伸びた
男性も2015年を境に再就職コースを逆転した
これらから今の若者たちは、結婚はやはりしたいと考えており
そして、お互いの生活を充実しつつ子供が欲しいと考えているという私見にたどり着いた
よって、婚活にいそしむ人たちは今後もこの結果を受けて
よりよいお相手を探してほしいと思います
      
出所 男女共同参画局 男女共同白書 より
https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r07/zentai/pdf/r07_gaiyou.pdf
 
             
                