婚活心理学で学ぶ、正しい結婚相談所の選び方
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目次
- 「社会的証明」に流されない結婚相談所選び
- 社会的証明とは?婚活に作用する心理
- 数字や人気職業に惑わされるリスク
- 紹介に頼らず自分で選ぶ力を持つ
- まとめ
「社会的証明」に流されない結婚相談所選び
結婚相談所を探すとき、「成婚率◯%」「会員数◯万人突破」などの数字に安心感を覚える方も多いのではないでしょうか。
これは心理学でいう**「社会的証明」**が働いているからです。人は他人の行動や多数派の意見を“正しい”と感じやすいのです。
しかし婚活の現場では、必ずしもプラスに働くとは限りません。本記事では、婚活における社会的証明の影響と注意点について解説します。
社会的証明とは?婚活に作用する心理
社会的証明とは「多くの人が選んでいる=正しい」と考える心理現象で、米国の心理学者ロバート・チャルディーニが『影響力の武器』で体系化しました。
有名な実験として、**アッシュの同調実験(1951年)では、多数派に流されて誤答を選んでしまう人が37%に達しました。
またミルグラムの実験(1969年)**では、15人が空を見上げると通行人の40%が同じ行動を取りました。
婚活でも「人気職業に申し込みが集中する」「友人の結婚に焦る」といった形で現れます。
数字や人気職業に惑わされるリスク
結婚相談所選びでは「成婚率」「会員数」がよく使われますが、数字は算出方法によって見え方が変わり、実態を正しく反映していないことがあります。
成婚事例も、成功した美しい部分だけが切り取られているケースが少なくありません。
また医師や弁護士といった人気職業も、安定や高収入のイメージが強い反面、実際にはハードワークや精神的負担が伴います。
「社会的証明=安心」とは限らない点に注意が必要です。
紹介に頼らず自分で選ぶ力を持つ
一部の結婚相談所では、仲人からの紹介を前提に活動が進みます。
しかし紹介ばかりに頼ると、自分で相手を選ぶ判断力が育たず、「もっと良い人がいるのでは」と迷走してしまうリスクがあります。
まとめ
社会的証明は婚活に大きな影響を与える心理ですが、数字や人気に流されるだけでは本当に合う相手は見つかりません。
「みんなが選んでいるから」ではなく「自分に合っているから」という視点を持ち、自分で判断する力を育てましょう。