婚活で失速する人に共通する心理学的理由
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目次
- 1. 婚活で起きる“急な失速”の正体
- 2. アンダーマイニング効果とは
- 婚活に当てはめると
- 4. 継続のカギは“自己決定感”
- 5. 本物のやる気で進める婚活
1. 婚活で起きる“急な失速”の正体
こんにちは、東京・大阪・名古屋(岐阜)で
活動する
オタク専門結婚相談所「ミューコネクト」の横井です。
これまで多くの婚活を支援してきましたが、最初はやる気満々だったのに数か月で活動が止まる方を何人も見てきました。
その背景には「アンダーマイニング効果」という心理現象があります。
2. アンダーマイニング効果とは
この効果は、もともと楽しくてやっていた行動が、報酬や評価といった外的な理由で行うようになると、やる気が失われてしまう現象です。
1971年、心理学者エドワード・デシとマーク・レッパーが行った実験でも証明されています。報酬を与えられた人は、報酬がなくなると行動意欲も消えてしまったのです。
婚活に当てはめると
親御さんに勧められて入会した方は7割が途中で挫折します。「やらされている感」が抜けず、自分の意思で動けないからです。
また、入会時に情熱的でも、外発的な理由だけで動くと2〜3か月で失速することが少なくありません。婚活は一気に飛び立つより、グライダーのように緩やかに軌道に乗せるのが成功の秘訣です。
4. 継続のカギは“自己決定感”
心理学の「自己決定理論」によれば、自律性・有能感・関係性の3つが満たされると人はやる気を維持できます。
「親が言うから」「周囲が結婚しているから」という動機ではこれらが満たされず、やる気が長続きしません。特にオタク婚活は、自分の価値観やペースを大切にすることが欠かせません。
5. 本物のやる気で進める婚活
婚活が続かないのは、あなたが弱いからではありません。外的な動機に引っ張られすぎて、自分の気持ちを見失っているだけです。
他人のためではなく、自分の人生を豊かにするために動く。その内発的な動機こそが、長く続く婚活の原動力になります。