30代前半の会社員の女性が5ヶ月で成婚した婚活エピソード(3)

30歳となり、今後の人生を考えた時、結婚するか転職するか迷ったんです。
その時にお姐さん的存在の人に相談したら、将来の幸せを考えると結婚ではないかという話になり、
それに心底納得したんですよね。
よくよくその人の話を聞いたら、その人自身も将来を考え、婚活を結婚相談所で始めようとしていたので、私も結婚するなら一緒に結婚相談所で活動しようと思ったんです。 考えませんでした。マッチングアプリで散々な結果だったので、これ以上マッチングアプリで婚活しても同じだなと思っていたので、結婚相談所に入会する事にしました。

結婚した今の彼とプレ交際を始めたばかりの頃、彼の家庭ではお母さんがぬか漬けを作っていて、よく食卓に出ると聞きました。
私は漬物を食べないし、ぬか漬けなんて作ったこともありません。そんな手間のかかる料理は私には無理だと思ってしまい、「この人と結婚するのは難しいかも…」と不安になったんです。
彼は私にとても尽くしてくれるのに、私はその気持ちに応えられないかもしれない…そんな風に感じてしまいました。

すぐに中村さんに「この人との結婚はないかもしれません」と相談すると、
「彼はぬか漬けを毎日出してほしいって言ってたの？」と聞かれ、ハッとしました。
彼は一度もそんなことを言っていなかったのに、私は勝手に未来を想像しすぎて、「できない」と決めつけていたことに気づいたんです。
中村さんからは「結婚生活をイメージするのは大事だけど、今はプレ交際。彼の性格や価値観が自分に合うかに集中してみて」と言われて、とても安心しました。

今では一緒に暮らしていますが、私の簡単な手料理でも「美味しいね」と言って食べてくれて、本当に嬉しいです（笑） お見合いって、共通の趣味などを探るような会話が多いと思っていたのですが、
彼とのお見合いは違っていて、いきなり結婚の条件の確認から入りました（笑）
それまで出会った事のないタイプだったので衝撃でしたが、私の求めていた条件にピッタリ合っていたんです。

お見合いの時点でしっかり条件のすり合わせができたことで、その後の交際でも大きなズレはなく、プレ交際1ヶ月ちょっとで真剣交際に進みました。
真剣交際に入ってすぐ、「実は欲しい指輪があるんだよね」と伝えると、たった2週間後にその指輪をプレゼントしてくれたんです。
この時点で「もうこの人と結婚するんだな」と心が決まりました。 端的で分かりやすい方だなという印象でした。
お見合いの第一声が、「条件を確認しに来ましたか？フィーリングを確認しにきましたか？」だったので、何この人？！面白い！と思ったのが第一印象ですね！
いきなり、お見合いでお互いの結婚条件の擦り合わせをしっかりしたのもいい思い出です(笑) 瞬間というものはないのかなと思います。じわじわと彼の存在が自分の中で大きくなっていくように感じました。
常に私を一番に考えてくれたり、様々な面で私に尽くしてくれた姿を何度も見ていて、結婚したい気持ちが徐々に強くなっていきました。 ある日、大量のイチゴのお土産をもらった事があるんです。「どうしたの？これ？！」と彼に聞くと、私がイチゴが好きと言っていたから、私には内緒で何時間もかけてイチゴ農家の多い栃木県まで行き、イチゴのお土産を抱えられないくらい買ってきてくれた事ですかね(笑) 私の事を大切にしてくれる、
好きなアーティストの推し活をやめたくなかったので、それを許してくれるがいいなと思っていました。　 お見合いを申し込んでも申し込んでも返事がなく、お見合いが不成立になったのをみて凹んだ時に、もう婚活をやめようかなと思いました。 自分の価値はお見合いの数で図られるものではない、不成立を見るなと中村さんに言われ、不成立を見ないようにしたのと、自分の思い描く結婚はどんな感じなのか想像したり、どんな相手がいいのか改めて考えました。

理想の結婚相手の条件は、WANTではなく、できる限り、MUSTで決め切った方が、理想の相手がみつかると思います。
私自身、結婚相談所での活動を始めた頃は、条件をすべてWANTにしていた方がお相手が見つかりそうな気がしていたので、条件をWANTにして活動をし、それなりにお見合いはできてプレ交際にも進んだんですが、なんか引っかかるものがあり進展しませんでした。

結婚相手の条件をMUSTで決めた時、この人かもしれないという方とお見合いが出来たんです。
それが今の旦那です。
彼との初めてのお見合いの時、出会って間もないですが、今までのお見合いでは感じなかった、こういう人が結婚する人なのかもしれないというのが何となく感じました。
婚活される方は、まず、自分が求める条件はこれだ！というものを決めてから活動をされると良いと思います！