【これから婚活を始める方へ】理想の結婚生活を描こう
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目次
- 理想の相手よりも理想の結婚生活を考える
- あなたが送りたい結婚生活はどんなもの?
- 理想の結婚生活から逆算すると見えてくる「相手の条件」
- 本当に大切なのは、価値観の一致ではなく〇〇の一致
- まとめ:自分の理想の未来を具体的に描こう
理想の相手よりも理想の結婚生活を考える
婚活をしていると、つい「どんな人と結婚したいか?」という点に意識が向きがちです。
年収、学歴、性格、身長などの条件をリストアップして、理想の相手を探そうとする。
でも、ちょっと待ってと言いたい。
「相手を選ぶ」ことを考える前に、まずは自分が「どんな結婚生活を送りたいのか」を定めることの方が先なんです。
結婚は「日常」です。
朝起きてから寝るまでの毎日を、日常生活を、ひいては人生をどんな風に生きていきたいのか、
その軸があった上で、目の前の相手と考え方が合うのか、ということを確認していく必要があるのです。
今一度、「どんな人と結婚したいか」よりも「どんな結婚生活を送りたいか」という視点に立ち返って考えてみてほしいです。
あなたが送りたい結婚生活はどんなもの?
結婚は日常だと書きました。
あなたにとっての「幸せな暮らし」とは、「送りたい日常」とはどんなものでしょう?
たとえば、
■共働きで仕事と家庭を両立させて、お互いに応援し合える関係
■家に帰ったら、温かいご飯と穏やかな会話がある毎日
■週末は自然の中でゆったり過ごす?それとも、街でデートやショッピング?
細かい部分でいえば、家事分担はどうしたい?子どもは欲しい?実家との距離感は?住む場所や働き方は?
これらはすべて、結婚生活の「リアルな要素」です。
ここを具体的に描けるようになると、自分が大切にしたい価値観や、譲れないポイントが自然と見えてきます。
まずは「理想の一日」を書き出してみるだけでも、自分の思考が整理されますのでやってみていただきたいです。
理想の結婚生活から逆算すると見えてくる「相手の条件」
理想の結婚生活が描けるようになると、不思議と「相手に求める条件」の中身が変わってきます。
たとえば、
■共働きを希望するなら、家事・育児の分担を基本に考えてくれる人
■平日の食事を共にするには20時には家に帰ってこれる働き方をしている人
■自由な時間を大切にしたいなら、干渉しすぎないタイプが向いているかも?
つまり、年収や学歴といった「外から見える条件」よりも、「一緒にどんな毎日を送れるか?」という視点で相手を見るようになるのです。
そうすると、これまで気にも留めなかったタイプの人が、実は自分の理想の生活にぴったりだった…なんてこともあるかもしれません。
自分の考えが定まるとどんな相手を求めるのかが見えてきて、面白い気付きがあるかもしれません。
本当に大切なのは、価値観の一致ではなく〇〇の一致
婚活の場では「価値観が合う人を探してます」という声を聞きますし、分かりやすい表現として使うことはありますが、価値観がすべて一致することはまずありません。
生まれ持った能力も環境も違う、経験や出会いも違う、そのような違いがある中で、全く同じ価値観とはありえません。
むしろ自分のことでさえも10年前とは違う考えになっていると感じることはあるのではないでしょうか。
そんな変わることを前提とした価値観の一つひとつを一致するか確認するのではなく、大事なのは、「方向性が一致しているか」の確認です。
たとえば、多少考え方が違っても、「お互いに大切にしたいもの」「最終的に目指したい生活」が重なっていれば、ぶつかっても話し合って乗り越えていけます。
「理想の結婚生活」を言葉にできる人は、自分の人生の軸が明確です。
だからこそ、その軸に合う人を見つけやすくなり、出会いの精度が上がっていきます。
まとめ:自分の理想の未来を具体的に描こう
これまで多くの方を見てきた中で、婚活を通じて自分の生き方を見直す方をたくさん見てきました。
婚活を通じて転職をした、そんな方は何人も知っています。
なぜそのようなことが起こるかと言うと、自分の理想の生活はこれじゃないと気付くからです。
スタートとして、自分がどんな毎日を送りたいのかを、具体的に描いてみてください。
理想の一日、暮らしの中で大切にしたい時間、働き方、家族との距離感…
書き出してみると、意外な発見があります。
その上で、「この生活が叶いそうな相手はどんな人だろう?」と逆算する。
それが、ぶれない婚活、そして後悔しない結婚への第一歩になっていくと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。それでは、ごきげんよう!