もう今年は無理、と思った人ほど読んでほしい婚活の話②
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もう今年は無理、と思った人ほど読んでほしい婚活の話②
― 真面目な人ほど婚活で空回りする理由 ―
婚活がうまくいかない人の相談を聞いていて、
実は一番多いのはこのタイプです。
• ルールは守る
• 約束は守る
• 相手のこともちゃんと考えている
• ふざけたこともしない
それなのに、なぜか結果が出ない。
そして本人はこう言います。
「自分なりに誠実にやっているんですけどね……」
ここ、はっきりさせましょう。
真面目であることと、婚活が進むことは別です。
むしろ、
真面目な人ほど婚活では空回りしやすい。
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真面目な人がやりがちな“ズレ”
真面目な人ほど、次のような行動を取ります。
• 相手に失礼がないかを考えすぎる
• 無難な話題を選び続ける
• 相手の反応を優先しすぎて自分を出さない
• 「嫌われないこと」を最優先にする
一見、正しそうに見えます。
でも婚活では、これが関係が深まらない原因になります。
なぜか。
会話が「情報交換」で止まってしまうからです。
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婚活で必要なのは「正しさ」ではない
婚活の場では、
正しい受け答えをした人が選ばれるわけではありません。
選ばれるのは、
• 一緒にいてイメージが湧く
• 会話の温度感が合う
• また話したいと思える
こうした感覚的な納得です。
ところが真面目な人ほど、
「変なことを言わないように」
「失敗しないように」
と考えすぎてしまう。
結果、
相手にとっては「悪くないけど印象に残らない人」になる。
これ、本人の魅力が足りないわけではありません。
会話の深め方を知らないだけです。
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空回りしている人ほど「頑張って話そう」とする
もう一つ、よくある誤解があります。
それは、
「盛り上げないといけない」
「沈黙を作ってはいけない」
という思い込み。
実際には、
頑張って話そうとするほど、相手は疲れます。
理由は簡単で、
感情が動く余白がなくなるからです。
私は教育現場で25年以上、
コミュニケーションが苦手な人の変化を見てきました。
その中で一番多かったのが、
この言葉です。
「頑張って話さなくていいって分かったら、急に楽になりました」
会話が苦手な人ほど、
「ちゃんと話さなきゃ」という呪縛に縛られています。
でも実際に必要なのは、
頑張ることではなく、順番です。
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会話には「安全な深まり方」がある
会話は、
いきなり深めようとすると失敗します。
大事なのは、
1. 話題の入口
2. 共感の確認
3. 深掘りは1回まで
4. 無理なら戻る
この流れを守ること。
これが分かっているだけで、
会話は驚くほど安定します。
逆に、
この設計がないまま話すと、
• 盛り上げようとして空回り
• 無難すぎて印象に残らない
• 深掘りしすぎて重くなる
このどれかに必ずなります。
真面目な人ほど、
「ちゃんとやろう」として、
この罠にハマりやすい。
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婚活は「性格矯正」ではない
ここで強く伝えたいことがあります。
婚活は、
明るくなる訓練でも、
社交的になる修行でもありません。
今の自分のまま進める設計を作ることです。
誠の結婚相談所では、
「性格を変えましょう」とは言いません。
代わりに、
• この場面では何を話すか
• どこまで踏み込むか
• 次に何をすればいいか
を具体的に整理します。
だから、
人見知りの方でも、
会話が得意でない方でも、
迷わず進める。
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真面目な人ほど、ここからが伸びる
断言します。
真面目な人は、
設計さえ入れば一気に伸びます。
なぜなら、
• 言われたことを実行できる
• 振り返りができる
• 続ける力がある
この3つをすでに持っているからです。
足りないのは、
才能でも魅力でもありません。
進め方だけです。
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次回③では、
「申し込みしても返事が来ない人」が無意識にやっていること
ここをかなり踏み込んで解説します。
読んでいて胸が痛くなる人ほど、
一番改善余地があります。
もう今年は無理、と思った人ほど読んでほしい婚活の話①