― 返事が増えたプロフィール改善・実例 ―
申し込みしても返事が来ない理由5つ【続編】③
― 返事が増えたプロフィール改善・実例 ―
前回は、
返事が来ないプロフィールのズレを
写真・文章・条件の3点で解説しました。
今回はその続きです。
実際に、
「返事が来なかった人」が
何をどう変えて、どんな変化が出たのか。
現場でよくある改善事例を、
写真・文章・条件ごとに具体的に紹介します。
写真改善事例:好印象なのに選ばれなかった男性(30代後半)
この方は、
・服装は整っている
・スタジオ撮影
・笑顔もある
一見、問題ない写真でした。
ただ、返事率は低迷。
原因は明確でした。
「ちゃんとしている」以上の情報がなかった。
改善内容
・真正面すぎる構図 → 斜め45度
・歯を見せた笑顔 → 口角だけの柔らかい表情
・ジャケット単体 → 私服カットを1枚追加
結果、
申し込みの返事率が約2倍。
「この人となら落ち着いて話せそう」
そう想像できる写真に変えただけです。
写真は“良さ”を出すものではありません。
不安を消すための素材です。
文章改善事例:真面目すぎた女性(30代前半)
自己紹介文は、
丁寧で、誠実で、非の打ちどころがない内容でした。
ただ、どこにも「その人らしさ」がなかった。
改善前によくある文
・将来を見据えたお付き合い
・価値観を大切に
・思いやりのある関係
全部正しい。
でも、全部ぼやけています。
改善内容
・「休日の過ごし方」を1シーン具体化
・「苦手なこと」を1つだけ正直に記載
・理想の関係性を“行動ベース”で表現
例:
× 思いやりを大切にしたい
○ 疲れている日は、無理に話さなくてもいい関係が理想
結果、
「文章に共感しました」という返事が増加。
文章の役割は説明ではありません。
相手が判断できる材料を渡すことです。
条件改善事例:自覚なく母数を削っていたケース
40代前半男性。
条件はかなり現実的に見えました。
・年齢 ±3歳
・居住地:同県
・年収:最低ライン設定
本人は「広げているつもり」。
しかし検索上は、
かなり狭いフィルターになっていました。
改善内容
・年齢幅を±5歳
・居住地を隣県まで許容
・年収条件を一時的に解除
これだけで、
検索表示数が大幅増加 → 返事が連続。
条件は理想を書く場所ではありません。
出会いを止めないための可変装置です。
共通点:うまくいく人は「固定しない」
返事が増えた人に共通しているのは、
プロフィールを一度で完成させようとしないこと。
・反応がなければ変える
・数字を見て調整する
・感情ではなく、結果で判断する
これは迷走ではありません。
改善サイクルを回しているだけです。
まとめ:プロフィールは「育てるもの」
IBJのプロフィールは、
一度作って終わりではありません。
・写真は空気感
・文章は判断材料
・条件は流量調整
この3つを動かせば、
同じ人でも結果は変わります。
返事が来ないとき、
落ち込む必要はありません。
直す場所が分かっただけです。
次回は、
「返事が来ない理由5つ【完結編】
― 申し込み後に“止まる人”と“進む人”の決定的な違い ―」
プロフィールの先、
行動とタイミングのズレを解説します。