結婚相談所で4年間続けた婚活体験談
- 婚活のお悩み
- カウンセラーの日常
- 婚活のコツ
結婚相談所で4年間続けた婚活体験談|婚活疲れと孤独感
婚活を始めたいけれど、
「結婚相談所って本当に出会えるの?」
「私でも結婚できるのかな…」
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
私自身、29歳で結婚相談所に入会し、4年間婚活を続けてきました。
その4年間は、期待と不安、そして孤独と向き合い続けた時間でした。
今回は、私が実際に経験した婚活のリアルをお伝えします。
婚活を始めたきっかけ
29歳になる年、ふと「30代に突入する前に婚活しないと行き遅れるのでは」と焦りが出てきました。
さらに「子どもが欲しい」という強い思いもあり、自然と結婚を急ぐ気持ちになりました。
当時はマッチングアプリを使って出会いを探していましたが、遊び目的の人も多く、真剣に結婚を考えている人に出会うのは難しいと感じていました。
そこで「一番確実なのは結婚相談所だ」と考え、思い切ってIBJ加盟の相談所に入会しました。
入会直後の勢いと期待
入会してすぐ、想像以上のお見合いの申込みをいただきました。
「え、私ってこんなに需要があるの?」と驚き、正直うれしかったです。
ところが実際にお見合いを重ねていくと、会話は弾んでも「結婚相手としてはピンと来ない」と感じることが多く、次第に心が疲れていきました。
最初の勢いはどんどん薄れていき、申込み数も時間が経つごとに減っていきました。
年ごとの気持ちの変化
1年目
「1年だけ頑張って、それでダメなら婚活をやめよう」
そう決めて走り出しました。お見合いの回数も多く、期待はありましたが、成果にはつながりませんでした。
2年目
「まだ申込みをいただける人がいる。なら今年いっぱいは続けてみよう」
そうやって自分に言い聞かせ、気力をつないでいました。
3年目
「結婚相談所のサポートって、ほとんどないのでは?」という不信感が募りました。
思い切って退会を申し出ると「今度こそ全力でサポートします」と言われ、信じて続けることにしました。
でも実際には大きな変化はなく、ただ時間だけが過ぎていったのです。
4年目
子宮の病気で入院。2ヶ月間婚活ができない時期がありました。
その間、相談所からの連絡は一切なし。
「こんなに苦しいときにも誰も気にかけてくれないのか」と、深い孤独を感じました。
そして、「このままではいけない。退会しよう」と決意しました。
婚活で出会った大切な人
ちょうどその頃、一人の方と出会いました。
一緒に過ごすと自然に未来の生活を思い描けて、「この人となら幸せになれる」と心から思える方でした。
相手の方からはプロポーズまでいただきました。
ただ、その方は「できれば子どもが欲しい」という思いを持っていました。
病気の影響で子どもを望むのが難しくなった私には、その願いに応えられないかもしれない。
「このまま一緒にいるのは、その方の幸せを奪ってしまうのでは…」
そう悩んだ末、私は自らお断りをするという苦しい選択をしました。
(このエピソードについては、また別の記事で詳しくお話ししますね。)
まとめ
こうして私の4年間の婚活は幕を閉じました。
最初は期待に胸を膨らませ、途中で孤独や婚活疲れを経験し、最後には大切な人との出会いと別れがありました。
この経験が、私の人生を大きく変えるきっかけとなりました。
次回は「なぜ私が結婚相談所を開業したのか」についてお話しします。