“優しいだけじゃダメ”と言われる本当の理由
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“優しいだけじゃダメ”と言われる本当の理由
婚活中の男性からよく聞くお悩みがあります。
それが、
「優しいって言われるのに、なぜか先に進まないんです」
というもの。
誠実で、丁寧で、相手を思いやれる。
それって本来とても大事な魅力なのに、
どうして“優しいだけではダメ”と言われてしまうのでしょうか。
今日は、その理由をわかりやすくお話しします。
まずひとつ目の理由は、
“優しさが『受け身』に見えてしまうことがあるから”。
女性はよく観察しています。
気遣いはあるのに、
デートの提案をすべて任せてしまったり、
話題を相手に預けっぱなしだったり、
決断を避けてしまったり。
すると、
「良い人そうだけど、私に興味あるのかな?」
「一緒にいて楽だけど、未来は想像しづらいな…」
と感じやすくなるんですね。
つまり、
優しさは“プラス”だけれど、積極性がゼロだと相殺されやすい ということ。
二つ目の理由は、
“優しさが本音を隠してしまう時があるから”。
相手に合わせすぎて、
・自分の意見が見えない
・本音が読み取れない
・気を遣って距離が縮まらない
こんな状況になると、女性は不安になります。
どんなに優しくても、
「この人と一緒にいたら、私は気を遣い続けるのでは…」
と思わせてしまうと、関係が進みにくい。
やっぱり、
「あなたはどう思う?」
と聞いた時に返ってくる“その人の意見”が、安心に繋がるんです。
そして三つ目。
これは相談所の現場で特に強く感じる部分ですが――
結婚生活では“優しさ+生活力”が必要になるから。
生活力と言っても、難しい話ではありません。
・次のデートの日を自分から提案できる
・ちょっとした家事や段取りをイメージできる
・状況に応じて行動を決められる
こうした、“小さなリード”ができる男性は、
女性から「結婚向き」と感じられます。
逆に優しさだけだと、
“良い人止まり” の印象で終わりやすいんですね。
ではどうすればいいのか。
といっても、
大げさなリードや派手な男らしさは必要ありません。
むしろ大事なのは、
優しさの中に “あなた自身の意思” をひとつ添えること。
「〇〇さんの負担にならなければ、次は△△へ行きませんか?」
「無理のない範囲で、週に一度くらい会えると嬉しいです」
こんな一言だけで、
“優しいだけ” から “頼りになる” に変わります。
優しさは、男性の大きな武器です。
そこに少しだけ“方向性”を加えれば、
結婚に繋がる魅力になりますよ。