「最初はタイプじゃなかった」から始まる出会い
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「最初はタイプじゃなかった」から始まる出会い
婚活をしていると、多くの方が最初に気にされるのが
「どんな人を選べばいいんだろう?」という“タイプ”の話。
見た目、年齢、趣味、価値観…。
頭の中で理想像がくっきりしているほど、
そこに当てはまる人を探したくなるものですよね。
でも、実は相談所で成婚された方の振り返りを聞くと、
とても多いんです。
「最初はタイプじゃなかったんですけど…気づいたら一番安心できました」
というお声が。
これは妥協した、という意味ではありません。
むしろ逆で、
“思っていた理想より、もっと自分に合う人がいた”
という心地よい発見に近いんです。
最初のプロフィールだけを見ると、
「そこまでピンとこないな…」と思うことはよくあります。
でも実際に会ってみると、
・話すテンポが合う
・無理なく笑える
・沈黙が気にならない
・言葉の選び方が優しい
こうした“空気のなじみ方”が想像以上に重要で、
これが合うと、タイプの枠は静かに溶けていきます。
相談所の出会いには、この“空気の相性”に気づきやすい仕組みがあります。
お見合いの場は落ち着いていて、慌ただしくありません。
短い時間でも、相手の人柄や雰囲気が自然と伝わるんです。
だからこそ、
「意外とこの人と話すと心が楽だな」
という小さな感覚が見つかりやすい。
そして、真剣交際が進むほど、
“タイプじゃなかった”は不思議と消えていきます。
そのかわりに出てくるのは、
「この人となら、日常が穏やかになりそう」
という実感。
人は、写真や条件ではわからない部分に惹かれていくものなんですね。
もちろん、最初から強く惹かれる出会いもあります。
でも、相談所の成婚で多いのは、
「会うたびに少しずつ好きになる」
という育つ恋。
表紙だけではわからなかった“本の中身”を知って、
気づいたらその物語のファンになっていた――
そんな感覚に近いかもしれません。
もしあなたが今、
「タイプの人になかなか出会えない…」
と感じていたら、少しだけ視線をゆるめてみてください。
思いがけない方向から、
“あなたを大切にしてくれる人”が現れることは本当に多いんです。
そしてその出会いは、多くの場合、
静かで、温かくて、長続きします。
あなたの“想像以上のご縁”が、
そっと訪れますように。