再婚を考えるタイミングとは
- 婚活のお悩み
- 男性向け
- 女性向け
再婚を考えたいけど・・・
当結婚相談所は「再婚」を考える方からのお問合せが、ありがたいことに多く。
最近は私たちからも「再婚を考える方向けのブログ」を発信したりしていますが、最初から再婚活者をターゲットにしていたわけではなく。
私たちがそこそこ年を重ねているからかもしれません(このブログを書いているいまは、50代前半です笑)。
それに再婚を考えられているということは、間違いなく一回目の結婚は残念な結果に終わっているということなので、やっぱり20代や30代の若い方が経営されている結婚相談所では、その辺りの複雑なことを理解してもらえるか?と不安に思われる部分もあるのかな、なんて勝手に解釈しています。
そう、この「再婚活」って、いわゆる一般的な「婚活」とは一線を画しているんですよね。
同じじゃない。(離婚経験者の方々が激しく頷いている姿が見える・・・)
今回は、再婚活者の方たちのお悩みにフォーカスしていこうと思います。
自分の幸せか、子どもの幸せか
お子さんがいらっしゃる方の再婚の最大のテーマであり、最大の難関
それは「お子さんをどこまで優先させるのか」
正直、本当に支障や困難がない状態で結婚するなら、子どもが全員独立してから再婚活を始めるのが一番です。
間違いありません。
いくらお互い、愛し合うパートナーになれたとしても、そこにさらに関係を形成する必要がある「子ども」という存在は、二人の関係構築以上に細やかな配慮が当然必要になります。
たまたま当相談所の再婚活された会員さんたちのお子さんたちは高校生以上だったので、子どもとパートナーとの相性のチェックは必要なかったのは、再婚活中のエネルギー消費量はかなり抑えられたのではないかと思っています。
メンタルカウンセリングで伺うご相談でも、幼少期の自分の親の再婚相手との「あまりよくない思い出」を吐露されるクライアントもいらっしゃって、やはり「自分が好きになった人だから、きっと子どもも好きになってくれて、うまくいく」と考えるのは、安直すぎるかもしれません。
子どもが幸せを感じるとき
先の自身の親の再婚相手との「あまりよくない思い出」をもう少し細かく書くと、「結局、再婚相手と自分の親はうまくいっていなかった」という事実が含まれていることが多いです。
その次に多いパターンは、自分だけ新しい家族の中で除け者にされていたという記憶です。
でもこれもよくよく話を聴いてみると、自分の親が再婚相手に気を使ったり、遠慮するがために、再婚者との間にもうけた子どもを優先せざるを得なかったという、歪んだ再婚相手と実親との関係も見えてきます。
要は、実親が再婚したものの幸せそうにしていなかったという彼らの記憶が、「再婚相手とのあまりよくない思い出(うまくいっていなかった)」という記憶に書き換えられているのです。
これがなにを意味しているのか。
子どもは親の幸せそうな顔、嬉しそうな顔、楽しそうな顔を
子どもは親の辛そうな顔、しんどそうな顔、悲しそうな顔も
ちゃんと見ているということです。
ですから、子どもの幸せを考える必要はあるのですが、実親が本当に素晴らしいパートナーと出会い、良い関係を築ければ、子どもはちゃんと幸せを感じ、幸せになってくれるということなのです。
「まず、親のあなたが幸せになること」
これは以前、離婚をしたことで子どもに迷惑をかけたことを悔やむ会員さんに私がかけた言葉です。
未成年の子どもの未来を憂いて
かといって自分もこれからの子どもが成人するまでの日々を一人親としてのプレッシャーと闘って生きる自信も抱けず
前にも後ろにも進めず、ただ悩んだまま毎日が過ぎていくだけでは、もったいない。
子どもは良好な親子関係であれば、ほぼもれなく「親が幸せそうにしてくれていること」を望んでくれます。
子どもが「いい子でいよう」「叱られないようにしよう」「怒られないようにしよう」とするのは、もちろん愛情の確保という行動でもありますが、「親を喜ばせたい」という親への愛情表現でもあります。
親が幸せそうにしてくれていると、自分は邪魔ではない、自分はそばにいていいんだ、と思える。
逆に親がいつもイライラして、いつも不安そうにしていれば、自分は本当は邪魔なのかもしれないと自分の存在へ不安を抱いていく。
子どもは自分に手をどれだけかけてくれたか、ではなく、親が幸せそうにしているのか、に敏感なのです。
だから「まず、親のあなたが幸せになる」
とっても大事なことだと思うのです。
もしあなたがいま不安や寂しさを感じているのなら
いまあなたが不安や寂しさを感じているのなら
間違いなく、子どもはあなたのその悲しいエネルギーをしっかり感じています。
そうではなく、いま生活が充実しているのなら、子どもとの生活を最優先していいでしょう。
「いま本当に再婚するタイミングなのか」
これはなかなか一人では答えが出ないと思います。
人間というのは同じところをグルグル回ってしまうものだからです。
考えているようで、いつも同じルートを通ってしまうのが人間の思考。
自分の思考を俯瞰して観てくれる人と話すことで、自分の気持ちや本当に大事なことが見えてきます。
無料相談は自分の立ち位置を確認する機会
結婚相談所の無料相談は、もちろん結婚相談所のシステムやルールを確認するところでもありますが、実は「いまの自分の立ち位置」を確認する機会だとも思っています。
再婚は誰のためにするのか?
再婚はそもそも必要なのか?
再婚は今のタイミングなのか?
どうぞ、あなたの再婚活、お手伝いさせてください。
無料相談は画面の「無料相談を予約する」ボタンからどうぞ。
結婚相談所M&C 江島千絵