それ、本当にあなたの理想？
それ、本当にあなたの理想？
婚活をしていると、気づかないうちに“誰かの理想”を自分の理想だと思い込んでしまうことがあります。
「年収○○万円以上じゃないと」「身長は○○cm以上がいい」「リードしてくれる人が理想」
─でも、それって本当にあなたが望む条件？
それとも、“人から見てちゃんとしてる自分”を守るための条件？
「いい人と結婚したね」って言われたい気持ち、誰にでもあります。でも、その“世間の目”を気にして選ぶ恋は、どこかで苦しくなってしまうんです。
なぜなら、あなたの“心地よさ”ではなく、“他人の正解”を軸にしているから。
■自分の本当の理想を見つける3つのステップ
①「条件」より「未来」から逆算して考える
婚活でよくあるのが、“相手にどんな条件を求めるか”から考えること。
でも本来は、“自分がどんな未来を生きたいか”から考えるのが正解です。
たとえば、5年後、10年後のあなたはどんな生活をしていたいですか？
・どんな場所に住んでいたい？
・どんな働き方をしていたい？
・休日はどんな過ごし方をしたい？
・どんな価値観を大事にしていたい？
その“理想のライフスタイル”を描いてから
、「その未来を一緒に作れる人ってどんな人だろう？」と考えるのが、本当の条件の見つけ方です。
条件は“相手に求めるリスト”ではなく、“自分の未来と合う人を見つけるための基準”。
ここを間違えると、相手中心の選び方になってしまいます。
②「理想の生活」を数字で考える
たとえば、あなたが「年収700万円以上が理想」って思っていたとしても、
実際にあなたの理想の暮らしにいくらかかるかを具体的に考えたことはありますか？
たとえば──
・家賃（または住宅ローン）
・食費
・光熱費
・旅行や趣味にかけたい金額
・将来の貯金
これをざっくりでもいいので月単位で書き出して、
「理想の生活を送るために必要な年収」を自分の中で数字にしてみてください。
もしかしたら、思っていたよりも低くても十分幸せに暮らせることに気づくかもしれません。
逆に、今より高い数字が出るなら、“どう稼ぐか”を一緒に考えられる人が理想なのかもしれません。
ぼんやりした「○○万円以上」ではなく、“自分の現実に合った数字”を持つことで、理想がぐっと現実的になります。
③「世間体より、心が落ち着くかどうか」
誰かに羨ましがられる恋よりも、
「一緒にごはんを食べて笑い合える」「気を使わずに沈黙できる」そんな“心の安定”をくれる人を選びたい。
周りの評価より、自分の感情。条件の数より、日常の安心。
恋も結婚も、“見せたい関係”より“感じたい関係”を大切にしていきましょう。
誰かの理想を追いかけるより、“自分の未来”を軸に選ぶこと。
それが、後悔しない婚活のいちばんの近道です。
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