心を掴むプロフィールとメッセージの作り方
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心を掴むプロフィールとメッセージの作り方
はじめに:未来のパートナーへの、最初のプレゼント
こんにちは。
愛知県安城市の結婚相談所「縁結びサロン『ゆるり』」の、てしまです。
前回までの2章で、男性と女性、それぞれの心の中にある「脚本」を一緒に読み解いてきました。お互いの考え方の違いが、少しだけ身近に感じられるようになったでしょうか。
さて、第7章。
心の準備と相手への理解が深まったところで、いよいよ物語の最初のページを開きます。テーマは、婚活における最初の関門、「プロフィールと初回メッセージの作り方」です。
これは、まだ見ぬ未来のパートナーに贈る、あなたからの最初のプレゼント。心を込めて、でも戦略的に、準備していきましょう。
プロフィールは、あなたの「物語」の表紙です
まず、ご自身のプロフィールを少し見返してみてください。
それは、単なるスペックを並べた「履歴書」になってはいないでしょうか。
もちろん、年齢や職業といった情報も大切です。しかし、人が本当に心惹かれるのは、その奥にある、あなたという人間の「物語」です。
自己紹介文では、スペックの羅列に終始するのではなく、「あなたがどんな人間で、パートナーとどのような人生を築いていきたいか」を、あなた自身の言葉で語ってみてください。そうすることで、読んだお相手があなたという人間を立体的に想像できるようになるのです 。
難しく考える必要はありません。
「休日は、二人で美味しいコーヒーを淹れて、ゆっくり話す時間があったら嬉しいです」
そんな一文があるだけで、あなたとの未来が、ぐっと具体的に、そして温かく想像できるのです。テクニックよりも、誠実さやあなたらしさが、何よりの魅力になります 。
写真は「百聞は一見に如かず」を体現する最強の武器
そして、プロフィールの成否を分ける最も重要な要素。それは、言うまでもなく「写真」です。
これはもう、必須科目だと考えてください。プロのカメラマンに撮影を依頼することは、婚活における最も費用対効果の高い「投資」です。
清潔感があり、温かみのある、自然な笑顔。そんな一枚が、何百もの言葉以上に、あなたの魅力を伝えてくれます。そして、信頼性の観点からも、必ず最新のものを掲載しましょう。
心に届く、最初の「こんにちは」の作り方
さて、いよいよメッセージです。
ここで絶対に避けたいのが、誰にでも送れる「定型文」。それは、残念ながらその他大勢のメッセージの中に埋もれてしまいます。
心に響くメッセージの構成は、実はとてもシンプルです 。
相手のプロフィールから具体的な点に言及する
(「〇〇がお好きなんですね」「自己紹介文の△△という言葉に共感しました」など。これは「あなたのプロフィールを、ちゃんと読みましたよ」という敬意の証になります)
それを、あなた自身と簡潔に結びつける
(「実は私も〇〇が好きで…」「△△という考え方、素敵ですね。私も…」など)
相手が返信しやすい、簡単な質問で締めくくる
(「最近、どこか素敵な〇〇に行かれましたか?」など。YES/NOで終わらない、少しだけ答えやすい質問が理想です)
【男性のあなたへ】「すごいですね」から、一歩先へ
男性がご自身の経歴や仕事について語るのは、自分の価値を伝えたいという誠実な気持ちの表れです。しかし、それが一方的な自慢話に聞こえてしまうことがあるのも事実 。
メッセージでは、「すごいですね」といった外見やスペックへの賛辞から一歩踏み込んで、「プロフィールに書かれていた〇〇への情熱に感銘を受けました」といった、相手の内面や価値観に触れる言葉を選んでみてください。その方が、はるかに知的で、誠実な印象を与えることができるはずです。
【女性のあなたへ】「待つ」だけの姿勢から、勇気の一歩を
そして、女性のあなたへ。
もし、アプローチを「待つ」だけの姿勢になっているとしたら、少しだけ勇気を出してみませんか。
30代の婚活市場において、女性からの積極的なアプローチは、自信と真剣さの表れとして、好意的に受け取られることが非常に多いのです 。
あなたが心を込めて送った思慮深いメッセージは、その他大勢の中からあなたという存在を際立たせ、素晴らしいご縁を引き寄せる、何よりのきっかけになるかもしれません。
おわりに:最初の心の握手を、丁寧に
プロフィールと最初のメッセージは、まだ見ぬ誰かとの、最初の心の握手です。
テクニックに走りすぎず、相手への敬意と誠実な関心を込めること。それが、すべての基本です。
さて、最初の扉は開かれました。
次回は、いよいよ初デート。**「対話の技術 – ぎこちない会話から真の繋がりへ」**と題して、二人の距離を縮める会話のコツについてお話しします。
また明日、ここでお待ちしていますね。
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