30代からの婚活戦略:幸せな結婚への12章(第9章)
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第9章:ターニングポイント – 「仮交際」から「真剣交際」への移行
こんにちは。
縁結びサロン「ゆるり」の、てしまです。
前回は、初デートという緊張の時間を、心と心が通い合う「真の繋がり」へと変えるための対話の技術についてお話ししました。お相手と「もう一度会いたいな」と思える、温かい時間を過ごせたでしょうか。
さて、第9章。
何度かデートを重ね、お互いのことを少しずつ知り始めたあなたへ。今回は、関係性を次のステージへと進めるための、とても大切な「ターニングポイント」**についてのお話です。
IBJの婚活における「仮交際」から、結婚を前提とした「真剣交際」へ。この移行を、どう考え、どう進めていけばいいのか。一緒に見ていきましょう。
目安は「3回目のデート」。その理由とは
IBJの活動においては、「3回目のデート」が、一つの大きな目安とされることが多いです 。
これは、決して「3回会ったら必ず決めなさい」というルールではありません。ですが、この「3回」という数字には、婚活をスムーズに進めるための、先人たちの知恵が詰まっているのです。
1回目: お互いの第一印象や、基本的な相性を確認する時間。
2回目: 少しリラックスして、より深い話や共通点を探る時間。
3回目: これまでの時間で感じた「居心地の良さ」や「価値観の近さ」を再確認し、この先、一人の相手として向き合っていきたいかを考える時間。
3回会う中で、お互いに真剣交際へと進む意思があるかを見極める。この暗黙のルールは、活動のペースメーカーとして機能し、お互いの貴重な時間を無駄にしないための、思いやりでもあるのです。
会えない時間も、二人の距離を縮める大切な時間
デートとデートの間のコミュニケーション、特にLINEの使い方も、この時期にはとても重要な要素となります。
人気ブロガーの記事でも頻繁に取り上げられるように、連絡の頻度は、多くの場合、関心のバロメーターと見なされます 。
ですが、ここで大切なのは、回数そのものではありません。
多すぎれば相手を束縛しているように感じさせ、少なすぎれば関心がないと誤解されてしまう。その間で、お互いにとって心地よい、無理のないペースを見つけること。
「昨日はありがとうございました。〇〇のお話、とても楽しかったです」
そんな風に、デートの余韻を共有したり、次の約束に繋がるような短いやり取りを交わしたり。会えない時間も、二人の信頼関係を育む大切な時間なのです。
誠実な言葉で、次の扉を開く
そして、いよいよ「この人と、もっと真剣に向き合いたい」という気持ちが固まったなら。
その想いは、誠実な言葉で、まっすぐに伝えることが大切です。
「そろそろ他の方とのお見合いは終了して、〇〇さんと真剣にお付き合いを考えたいと思っています」
「もしよろしければ、僕(私)と、真剣交際をしていただけませんか?」
回りくどい言い方や、曖昧な態度は、かえって相手を不安にさせてしまいます。
少し勇気がいるかもしれませんが、あなたの真剣な気持ちは、きっと相手の心に響くはずです。
「決断」は、相手の時間への敬意です
IBJのような、結婚という明確な目的を持った人々が集まる場所では、「勢い」や「決断力」が、成婚への鍵を握ることが少なくありません。
目的意識がはっきりしているからこそ、長期間にわたる曖昧な仮交際は、かえって関係が自然消滅してしまう原因になりやすいのです。
決断し、明確な意思表示をすること。それは、成熟した大人としての魅力であり、何より、お相手の貴重な時間に対する、最大の敬意の表れでもあるのです。
関係性を次のステージに進めることは、大きな決断です。
でも、その決断の先に、新しい物語が待っています。
次回は、そんな決断の場面で、多くの人を悩ませる心のブレーキについてお話しします。テーマは「拒絶という名の竜に立ち向かう – 『もっといい人』シンドロームの克服」です。
また明日、ここでお待ちしていますね。
■目次:連載「30代からの婚活戦略:幸せな結婚への12章
第2章:過去の恋愛という名の亡霊 – 20代の成功法則を捨てる勇気
第4章:内なる世界の冒険 – 成功を引き寄せるマインドセット
第5章:異性の脚本を読み解く(女性編) – 30代男性が本当に求めているもの
第6章:異性の脚本を読み解く(男性編) – 30代女性が本当に求めているもの
第7章:最初の遭遇 – 心を掴むプロフィールとメッセージの作り方
第9章:ターニングポイント – 「仮交際」から「真剣交際」への移行
第10章:拒絶という名の竜に立ち向かう – 「もっといい人」シンドロームの克服
第11章:クライマックス – 「誓い」の前に交わすべき真の対話
第12章:新たなる始まり – それは終わりではなく、パートナーシップの幕明け