結婚相談所のすべてを丁寧に解説します【第4回】
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STEP2 初デートから真剣交際まで
初デートの日
あなたは何を夢見るでしょうか。
高鳴る胸を押さえながら、幸せへの道のりを思い浮かべるでしょうか。
しかし結婚相談所を通じたお見合いの後に続くものは、そういったキラキラしたものとは縁遠いかもしれません。
結婚生活において最も重要なもの。
それはもしかしたら、安心とか安らぎとかいった、キラキラドキドキワクワクとは少し毛色の違ったもの…なのかもしれませんから。
10代の頃の淡い恋心をもしかしたら想像しているひともいるかもしれません。
いくつになっても恋は、胸のときめきから生まれるものなのかもしれませんが、しかし我々はひとりひとり違う人間です。
いつまでもドキドキワクワクは続きませんし、日々の生活を共にするということは、それだけで何でも乗り越えられるはずがありません。
僕は結婚して15年になりますが、毎日の生活で妻と目があうたびにときめいていたら、新婚直後と夜の営みは最高かもしれませんが、家族の営みとしては、ちょっとたいへんです。
家族愛が深まれば深まるほど、恋愛とは異なる、何か別の愛に変わっていくものです。
そういった家族になっていく過程、その第一歩が仮交際でのデートかもしれません。
しかし、忘れてはいけません。
あなたが当初に夢見たとおり、これは同時に恋愛を楽しむ過程でもあります。
自然体で楽しむこと。
ふたりでいっしょにいること。
言葉を交わすこと。
これらは間違いなく、二人の関係性を深めるために必要なことですから。
ひとつ老婆心ながらお伝えしておくとすれば
目の前にいる相手のことをどうか「採点」しないでください。
仮交際にいたっているのならば、あなたが心の中で設定している条件には合致しているはずです。
仮交際は決して試験ではありません。
いろんな気に入らない、不満ポイントを探しはじめてしまうとすれば、それは本当に詰まらないデートになってしまいます。
せっかくのデートなのですから、まずは一生懸命楽しもう、そしてその楽しさを二人でわかちあおうということに入魂しましょう。
だって、そりゃそうですよ。
ワクワクするとか、しないとか、自分本位な感情を背負って相手がそれにあわせてくれるか、相手が私の期待するワクワクを満たしてくれるか、なんて観点でデートをすすめていって楽しい気持ちになれるはずないです。
まずは全力で楽しむ。
そして楽しんでもらう。
そのためにはどうすればいいか。
一つ、相手のことを考えること。
一つ、自分のことを考えること。
こういう当たり前のことをしっかりやっていれば、自ずとデートは楽しいものになります。
え。
なんですか?
もっと具体的に?
そうだな。
例えば、デートの日、何を着ていくのか?を考えるとすれば、デートを楽しむ、楽しんでもらうことをポイントにして考えることです。
どうすれば自分がよくみられるか?
ではなくて、自分が楽しくなるにはどんな服装かな?相手といっしょに楽しむためにはどんな格好がいいかな?という観点ですかね。
デートはどこにいこうか?と考えるなら、相手に楽しんでもらえて、かつ自分も楽しむためにはどこにいこうかな?と考えることです。
どこ行きたい?
え、どこでもいい。
これで楽しんでいると言えるでしょうか。
あるいは、本当は僕はいつものラーメン屋に行きたいのだけれど、彼女がパスタが良いっていうから、仕方ないな、パスタ屋さんに行くか。
これで自分は楽しめるでしょうか。
大切なのは「勇気」と「思いやり」のバランスです。
自己主張と気遣いのバランスこそが、安心と安らぎの関係性を創造する核心です。
さぁ、最初のデート。
気負うこと無く、ただ楽しんでらっしゃい。
相手の笑顔がもらえたら、もうそれだけで最高じゃないですか。
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そうして、何回かのデートの後
本交際への進展を決めます。
何か引っかかりがあるままに進展させてはいけません。ぜひとも、ゆるりへご相談ください。
ゆるりでは、
デートの前後に、作戦会議をします。
作戦と言っても
ああしなさい、こうしなさい、という指示指導ではなくて、あなたがどうしたいのか、どうあったら楽しいのかな、なにが失敗だったんだろうか、とか、何が辛くて、何が苦しかったんだろうか、とか、とにかくあなたの気持ちを吐露する作戦会議です。
助言やアドバイスは、あなたをその瞬間、短期的に楽にさせるかもしれませんが、同時にあなたを何かに依存させます。
依存は罠です。
失敗したときに、容易に他責にはしることができます。
自分のチカラで乗り越えずに済ませるための落とし穴です。
その瞬間は良いかもしれませんが、これから新しい家庭を創ろうとしているあなたが、いつまでも自分の人生を他人に委ねてはいけません。
そのやり方からは卒業です。
ゆるりがコーチングを採用しているのは、そのためです。あなたがあなたの人生をまっすぐに歩んでいくために、僕らは支援をしますが、過保護で過干渉なカウンセラにはなりません。
あなたがこれからの人生、新しい家族と言葉を交わしながら、自分たちの価値観に照らして、行動を選択していけるようなサポートを僕らはしたいと願っています。
本交際へ進展させるのに、後顧の憂いが在ってはいけません。
一生懸命に、真剣に、本気で、全力で考えましょう。
まっすぐに進んでいけるよう、僕らは全力でサポートさせていただきます。
ちなみに、仮交際を終了させる際も、我々結婚相談所を通じて正式に先方へご連絡をいたします。
出会いも別れも、真剣に行うのが結婚相談所の流儀です。
ひとの生きる道に、出会いと別れは必然です。
逃れることができないものですから、いずれにしても建設的に受け止めたいものです。
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さぁ、いよいよ本交際です。
真剣交際に発展すれば、もう後戻りはできません。
次回予告。
「STEP3 真剣交際からプロポーズ」
俺の歴史にまた1ページ!
《そして、次の曲が始まるのです。》