お見合いで自信が湧くリフレーミング術
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目次
- あなたの「短所」、実は最高の魅力かも?
- 【実践編】コンプレクスを魅力に変えるリフレーミング会話術
- 【上級編】お相手の心を開く「リフレーミングのプレゼント」
- 最後に
あなたの「短所」、実は最高の魅力かも?
「私、話すのが苦手だから、きっとつまらないと思われてる…」「これといった趣味もないし、魅力的な人間じゃないかも…」
お見合いの席で、笑顔を作りながらも、頭の中ではこんな自己反省会が始まっていませんか?
自分の「短所」や「コンプレックス」に意識が向いてしまうと、声は小さくなり、表情はこわばり、どんどん自分らしさから遠ざかってしまいます 。その緊張感は相手にも伝わり、「なんだか話しにくそうだな」という印象を与えてしまう悪循環に…。
でも、もし、あなたが「短所」だと思い込んでいるその部分が、見方を変えれば「最高の魅力」になるとしたら、どうでしょう?
今回は、あなたの心を軽くし、お見合いの会話をぐっと楽にする心理学のテクニック、「リフレーミング」をご紹介します。これは、あなたのコンプレックスを、自信に変える魔法の技術です。
「リフレーミング」とは?あなたの心を自由にする魔法「リフレーミング」とは、物事を捉える「フレーム(枠組み)」を変えることで、その出来事の持つ意味を、よりポジティブなものに転換する思考法です 。
例えば、半分水が入ったコップを見て、「もう半分しかない」と捉えるか、「まだ半分もある」と捉えるか。出来事は一つでも、捉え方次第で気持ちは大きく変わりますよね。
婚活において、これは絶大な効果を発揮します。リフレーミングは、嘘をついたり、自分を偽ったりすることではありません 。あなたという人間が持つ一つの事実を、どの角度から光を当てるか、という視点の切り替えなのです。このスキルを身につけるだけで、自己肯定感が高まり、ストレスが軽減され、婚活を前向きに続けられるようになります 。
【実践編】コンプレクスを魅力に変えるリフレーミング会話術
では、具体的な会話例を見ていきましょう。お見合いでついネガティブに語ってしまいがちなポイントを、魅力的な自己紹介に変えてみます。
あなたが「短所」だと思っていること
👉リフレーミングで「魅力」に変換!
1.「話すのが苦手で、口下手なんです…」
変換👉「私、自分から話すのは少し苦手なのですが、人の話を聞くのは大好きなんです。〇〇さんのお話をぜひたくさん聞かせてください」
・「口下手」は「聞き上手」「落ち着きがある」「誠実」という魅力に変わります 。相手に心地よく話してもらう空間を作れる、素敵な長所です。
2.「これといった趣味がなくて…」
変換👉「派手な趣味はないのですが、家で映画を観たり、近所をお散歩したり、穏やかに過ごす時間をとても大切にしています」
・「地味」は「穏やか」「自分の世界を大切にしている」「家庭的」という魅力になります 。安心感や居心地の良さを相手に伝えることができます。
3.「心配性で、考えすぎてしまうんです」
変換👉「少し心配性なところがあって、つい色々考えてしまうのですが、その分、旅行の計画などはかなり念入りに立てるタイプです(笑)」
・「心配性」は「慎重」「思慮深い」「計画性がある」という頼もしい長所に変わります 。堅実な人柄をアピールできます。
4.「優柔不断で、なかなか決められなくて…」
変換👉「優柔不断なところがあるのですが、色々な可能性を考えるのが好きで…。だから、人の意見を聞くのも得意なんです。〇〇さんはどう思いますか?」
・「優柔不断」は「協調性がある」「柔軟性が高い」「人の意見を尊重できる」という魅力になります 。相手に「この人となら一緒に物事を決められそう」という安心感を与えます。
いかがでしょうか?短所を正直に、しかしポジティブな側面を添えて伝えることで、卑下することなく、誠実で魅力的な自己紹介になるのです。
【上級編】お相手の心を開く「リフレーミングのプレゼント」
リフレーミングの真価は、自分だけでなく、お相手に使うことでさらに発揮されます。お相手がポロっと言ったネガティブな言葉を、あなたが優しくリフレーミングしてあげるのです。
ケース1:お相手が「すみません、人見知りでうまく話せなくて…」と言った時
NGな返答:「そうなんですね」(会話が終了してしまう)GOODな返答:「とんでもないです!むしろ、落ち着いていて、とても誠実な方なんだなという印象です。私も安心して話せます」→相手は「自分のことを分かってくれた」と感じ、一気に心の距離が縮まります。
ケース2:お相手が「仕事の愚痴ばかりですみません」と言った時
NGな返答:「大変ですね」(他人行儀に聞こえてしまう)GOODな返答:「いえいえ、それだけ真剣にお仕事に向き合っていらっしゃる証拠ですね。そんな風に打ち込めるものがあるのは素敵だと思います」→相手は自分の頑張りを認められたように感じ、あなたに好感を抱くはずです 。
相手の短所を長所に言い換えてあげることは、「あなたのことを、ありのまま肯定しますよ」という、何よりのメッセージになります。
最後に
リフレーミングは、単なる会話テクニックではありません。それは、あなた自身と、目の前にいるお相手への「優しさ」のスキルです。
完璧な人間など、どこにもいません。誰もが光と影を持っています。リフレーミングとは、その影の部分に、意識的に光を当てる作業です。
この優しく、温かい視点を持つあなたの周りには、自然と心地よい空気が生まれ、人は集まってくるでしょう。
「自分のこのコンプレックス、どう言い換えたらいいか分からない…」そんな時は、ぜひ私たちカウンセラーに相談してください。あなた自身も気づいていない、たくさんの魅力を一緒に見つけ出すのが、私たちの仕事です。
さあ、リフレーミングという魔法の杖を手に、自信を持って、次の出会いを楽しみましょう!