「何となく合わない」を言語化する魔法の質問。
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目次
- お見合い後のモヤモヤを解消!「何となく合わない」の正体
- なぜ「何となく」を言語化する必要があるの?
- 心の霧を晴らす「魔法の質問」リスト
- 質問の答えを、次の一歩に変える方法
お見合い後のモヤモヤを解消!「何となく合わない」の正体
お見合い後のモヤモヤを解消!「何となく合わない」を言語化する魔法の質問。
「すごく良い人だった。でも、何かが違う…」「特に嫌なところはなかったはずなのに、なぜか心が弾まない」
お見合いが終わった後、こんな風に言葉にできない「モヤモヤ」を抱えて、交際希望のボタンを押す指が止まってしまった経験はありませんか?
プロフィール上は理想的で、会話もそれなりに盛り上がった。それなのに、心の中に広がる、この晴れない霧のような感情。この「何となく合わない」という感覚は、婚活をしている多くの人が経験する、非常に厄介なものです 。
このモヤモヤを放置してしまうと、「自分の判断基準がわからない」「誰に会ってもピンとこない」といった婚活迷子状態に陥ったり、「良い人だったのに断ってしまった」と後から後悔したりする原因にもなりかねません。最悪の場合、理由のわからないモヤモヤは自分で自分を傷つける原因となり、婚活疲れや自己肯定感の低下につながってしまうこともあります 。
しかし、どうか安心してください。その「モヤモヤ」は、あなたが婚活に向いていないわけでも、わがままなわけでもありません。それは、あなたの心が発している、とても正直で大切なサインなのです。
この記事では、そのサインを正しく読み解き、あなたの心をスッキリさせるための「魔法の質問」をご紹介します。この質問を自分に投げかけることで、「何となく」が「なるほど、こういうことか!」に変わり、自信を持って次の一歩を踏み出せるようになるはずです。
なぜ「何となく」を言語化する必要があるの?
頭の中でぐるぐると同じことを考え続けても、モヤモヤは濃くなるばかり。一度、頭の中から取り出して言葉にすることで、驚くほど思考が整理されます。言語化には、主に3つの大きなメリットがあります。
自分の「ものさし」が手に入るあなたが本当に大切にしたい価値観や、どうしても譲れないポイントが明確になります。「何となく嫌だった」ことが、「私は、人によって態度を変える人が苦手なんだな」という具体的な自己理解に変わるのです 。これは、今後の婚活における、あなただけのブレない判断基準(ものさし)になります。
すべての出会いが「学び」に変わるたとえご縁がなかったとしても、その出会いは無駄にはなりません。「この経験から、自分は〇〇を大切にしていると学べた」と捉えることで、すべての出会いがあなたを成長させる貴重なデータになります 。
カウンセラーへの「相談の質」が劇的に上がる「何となく合いませんでした」という報告と、「〇〇という場面で、相手の△△という言動に違和感を覚えました。私は□□という価値観を大切にしたいので、交際に進むか迷っています」という報告では、カウンセラーから得られるアドバイスの質が全く違います 。あなたの感情や状況が具体的に伝わることで、カウンセラーもより的確なサポートができるのです。
心の霧を晴らす「魔法の質問」リスト
お見合いが終わって一人になった時、ぜひお茶でも飲みながら、以下の質問を自分に問いかけてみてください。婚活ノートに書き出してみるのも、非常におすすめです 。
【ステップ1】感情を深掘りする質問まずは、あなたの心がどう動いたかを感じてみましょう。
お見合い中、一番「楽しい」「心地よい」と感じたのは、どんな会話をしている時でしたか?
逆に、心が「ザワッ」としたり、「ん?」と違和感を覚えたりした瞬間はありましたか?それは相手のどんな言葉や行動に対してでしたか?
1時間の会話で、相手への好感度が「上がった」瞬間と、「下がった」瞬間はそれぞれどこでしたか?
もし、あなたの大切な親友が「この人と付き合うことにした」と紹介してきたら、100%の笑顔で「おめでとう!」と言えますか?もし少しでも心に引っかかるなら、それはなぜでしょう?
次に、具体的な場面を思い出して、あなたの価値観と比べてみましょう。
人との関わり方: 店員さんや周りの人への態度はどうでしたか?それを見て、あなたはどう感じましたか?
金銭感覚: お店の選び方や、お茶代の支払い方など、お金に対する価値観で何か気になる点はありましたか?
仕事観: 仕事の話になった時、相手の仕事への姿勢や考え方に共感できましたか?あるいは、違和感を覚えましたか?
ユーモアの感覚: 会話の中で笑った瞬間はありましたか?その「笑いのツボ」は、あなたと近いと感じましたか?
最後に、少し先の未来をイメージしてみましょう。
「またすぐに会いたい」と思いますか?それとも「しばらくは会わなくてもいいかな」と思いますか?
この人と、次の週末にランチだけでなく、半日一緒に過ごすことを想像して、ワクワクしますか?
もしあなたが仕事で落ち込んでいる時、この人はどんな言葉をかけてくれそうだと想像しますか?その対応は、あなたが望むものですか?
正直なところ、「交際希望」を押すことに、少しでも「義務感」や「妥協」はありませんか?
質問の答えを、次の一歩に変える方法
これらの質問に答えていくと、あなたの心の中にあったモヤモヤの正体が、少しずつ見えてきたはずです。
ポジティブな答えが多かった場合
おめでとうございます!その「良い予感」は本物です。自信を持って「交際希望」を伝えましょう。次のデートで「もう少し知りたいな」と思った点を意識して会うことで、さらに理解が深まります。
ネガティブな答えが多かった場合
それは、あなたの心が「この人は違うよ」と教えてくれているサインです。勇気を持ってお断りしましょう。それは決して「失敗」ではありません。「自分に合わない人が早い段階でわかってラッキーだった」という、婚活における大きな「前進」なのです 。
どちらとも言えず、まだ迷う場合
「何となく」で決断を先延ばしにしたり、自分を責めたりする必要はもうありません。あなたの心は、あなたにとっての正解を知っています。その声に耳を傾け、言葉を与える習慣をつけることで、婚活はもっとシンプルで、あなたらしいものになっていくはずです。