共働きにおける「家事育児の平等」は50:50じゃない
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こんにちは!働く30代〜40代のための婚活サロン En-Chain代表カウンセラーの伊藤です。
「共働きなら、家事育児は50:50が理想ですよね」
婚活や相談の場で、よく聞く言葉です。たしかに一見すると、とても公平で正しそうに聞こえます。
私は会社員として働いた後、現在は主夫として家事育児を担っています。
朝起きてから夜寝るまで、食事、洗濯、掃除、子どもの世話……。この経験から痛感しているのは、
この「50:50思考」こそが、後々しんどくなる原因になることが多い
ということです。
この記事では、共働きを続けたい女性が知っておいてほしい「本当の平等」の考え方を、主夫目線でお伝えします。ぜひ最後までご覧ください。
「平等=50:50」だと思っていると必ず苦しくなる
「家事は半分ずつ」と決めることで、一見公平に見えますよね。でも実際に暮らしてみると、この考え方には大きな落とし穴があるんです。
暮らしは「割り算」じゃなく「バランス」
共働きにおける平等は、家事育児を50:50で分けることではありません。その時々で、無理のない形にバランスを取り続けることです。
仕事の忙しさ、体調、精神的な余裕。暮らしは毎日、条件が変わります。
それなのに「これはあなたの分」「それは私の担当」と機械的に線を引こうとすると、必ず歪みが出るんです。
今日は私が7割、明日はあなたが8割。そういう柔軟さがないと、共働きは長続きしません。
「今日は私の方が余裕があるから多めにやろう」と自然に思える関係が理想なんです。
主夫をして一番きつかったのは「終わりが見えないこと」
会社員と主夫、両方経験して初めてわかったことがあります。
それは、家事育児の大変さは「やる作業量」ではなく、「ずっと気を張り続けること」にあるということです。
「家にいる=休んでいる」ではなかった
会社員だった頃、家は「戻れば一息つける場所」でした。でも主夫になってから、家はまったく違う場所になりました。
・朝起きた瞬間からやることを考える
・子どもの様子、家の状況を常に気にかける
・次に何をすべきかを頭の中で回し続ける
常に生活のことを考え続けている状態なんです。
たとえば、子どもが急に熱を出したことがあります。病院に連れて行き、看病をして、合間に洗濯物を畳み、夕飯の準備をする。
その間もずっと
「明日も熱が下がらなかったらどうしよう」
「保育園は休ませるべきか」
「仕事の調整はどうするか」
と考え続けていました。
一日が終わって「今日、何をしたっけ?」と振り返っても、うまく説明できない。でも確実に疲れている。
この「見えない疲労」が、主夫として一番きつかったことです。
しかも、どれだけ頑張っても給料のように「成果」が見えるわけでもない。誰にも評価されない。
この状態が続くと、体だけじゃなく、心の余裕が削られていきます。会社員の疲れとは、種類が違うんですよね。
「作業」よりしんどいのは、段取りを考え続ける役割
よく誤解されますが、家事育児で本当にしんどいのは作業そのものではありません。実は、見えない負担の方がずっと重いんです。
名もなき家事が、一番重い
主夫をやっていて痛感するのは、段取りを考え続ける負担の重さです。
・いつ洗濯するか
・何を買い足すか
・子どもが熱を出したらどう動くか
・今日の流れをどう組み立てるか
こうした段取りを考え続ける負担が、じわじわと心を削ります。
この役割が一人に偏ると、たとえ作業を手伝ってもらっても、心は休まりません。
「洗濯物取り込んでおいたよ」と言われても、「それを干したのは私、次の洗濯のタイミングを考えているのも私」という状態だと、感謝はするけど休めないんです。
だからこそ、平等は「何を何分やったか」では測れません。
本当の平等とは「相手が休める状態をつくること」
主夫として強く感じたのはこれです。
平等とは、数字で測るものじゃない。お互いが本当に休める関係かどうか、それが全てなんです。
「50:50」より大事なのは「余白」があるかどうか
どちらかが限界のとき、もう一方が自然に支えられるか。
これができるかどうかで、暮らしのしんどさは全く違います。
・相手が疲れているときに気づける
・「今日は任せていいよ」と言える
・休む時間を意識してつくれる
これができる関係は、数字で割らなくても、自然とバランスが取れます。
「今週は私が忙しいから、来週は私が多めにやるね」。こういう会話が自然にできる夫婦は強いです。
「50:50」にこだわるより、よっぽど健全な関係なんですよね。
「平等にやってるつもり」が一番危ない
よくあるのが、この状態です。夫は「ちゃんとやってる」と思っているけど、妻は疲弊している。
このズレが、後々大きな問題になります。
無意識の負担は、後から効いてくる
・夫:家事もやってるつもり
・妻:ずっと気を張っている
表面上は問題がなさそうでも、内側では確実に疲労が蓄積していきます。
そしてある日、限界が来る。
「なんで私ばっかり考えてるの?」
「もう無理」
この爆発は、突然起きるようで、実はずっと前から予兆があったものです。
「やってるつもり」と「実際にやってる」には、大きな差があります。
相手が何を考え、何に気を配っているか。そこまで想像できないと、本当の意味で支え合うことはできません。
共働きがうまくいく男性は、ここを見ている
共働きがうまくいく男性に共通しているのは、数字で考えない柔軟さです。
「今日は何対何?」ではなく、「今、どっちが大変か?」を見ているんです。
相手の状況を思いやれる人が、共働きと相性がいい
・相手の余裕を見ている
・生活全体を気にかけている
・必要ならやり方を変えられる
「今日は何対何?」ではなく、「今、どっちがきついか?」を基準に動ける。
この感覚がある男性なら、50:50を決めなくても、暮らしはちゃんと成り立ちます。
婚活中に「家事は半分ずつやります!」と張り切る男性より、「その時々で柔軟にやっていきたいね」と言える男性の方が、実は頼れるんですよね。
まとめ:平等とは「同じ量」ではなく「同じ重さ」
共働きにおける平等は、家事育児を半分ずつやることではありません。
暮らしの重さを、一人に背負わせないことです。
あなたが婚活で見極めていいのは、「何をどれだけやってくれるか」よりも、
・相手があなたのしんどさに気づけるか
・あなたを休ませようとする視点があるか
そこです。
「平等にできるか不安」と感じる相手に、無理に合わせる必要はありません。
あなたが罪悪感を持たずに見極めていい。その感覚は、ちゃんと理由があります。
婚活中に相手の価値観を確認する質問例
相手が本当に柔軟に支え合える人かどうか、こんな質問で確認してみてください。
「もし二人とも忙しい時期が重なったら、どうやって乗り越えると思いますか?」
この質問への答えで、相手の考え方が見えてきます。
・「お互い頑張るしかないよね」
→数字で考えるタイプ、要注意
・「外部サービス使ったり、優先順位つけたりして柔軟にやりたいね」
→バランスで考えるタイプ、安心
言葉の裏にある価値観を、ぜひ見極めてくださいね。
主夫経験のあるカウンセラーだからこそ伝えられること
もし婚活中に「この人と共働きできるかな?」と不安になったら、ぜひ相談してください。
私は主夫として日々家事育児を担っているからこそ、「結婚後の生活でどんな負担が生まれるか」をリアルに想像できます。
・相手の言葉の裏にある価値観
・50:50にこだわる男性の本音
・柔軟に支え合える関係性かどうかの見極め方
会社員経験と主夫経験、両方を持っているからこそ、あなたの不安や疑問に具体的に答えられます。
共働きで無理なく暮らせる相手を見つけるために、一緒に考えていきましょう。
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