お相手をすぐに見つけられる人、時間のかかる人の違い
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目次
- 結婚相談所でお相手が見つかる方の特徴
- すぐに結婚できた3人の方
- 「これだけは譲れない」3つの要素を決める
結婚相談所でお相手が見つかる方の特徴
こんにちは!
群馬県 高崎 前橋の結婚相談所
ブライダルPunono 清水かなこです。
結婚相談所ですぐに相手を見つけられる方には、どんな特徴があるかをご説明します。
結婚相談所に入会して、早い人は3カ月ほどでお相手を見つけて卒業していきます。
逆に、なかなかよい方に出会えず、長い間活動を続ける方もいらっしゃいます。
すぐに結婚できる方、お相手探しに時間のかかる方には、どのような違いがあるのでしょうか。
なかなか出会えない方のパターンのほうがわかりやすいので、それから説明します。
うまくいかない方は、「理想の結婚像」を言葉で表現できません。どんな相手がよくて、結婚後はどのような生活をしたい、パートナーに何を望むかを、しっかり説明できないのです。
説明できないとは、自分自身にイメージができていないということです。
結婚相談所に入会した理由、なぜ結婚したいかが「周りがみんな結婚しているから」「独身だと周りからいろいろ言われるから」の方は、イメージができておらず、結婚まで時間がかかる傾向にあります。
イメージができていないのが悪いわけではありません。したこともない結婚やその後の生活について、しっかりイメージがわく人はほとんどいませんから。
私も結婚してウン10年になりますが、今でも「思っていたのと違う」ことばかりです(笑)。
今イメージができていなくても大丈夫。これからしっかり作っていきましょう。
すぐに結婚できた3人の方
すぐに結婚相手が決まる方は、「理想の結婚像」をしっかり持ち、説明できます。
実際に成約の速かったある男性は、以下のようなイメージがありました。
「自分は収入があり、結婚後も独身の時と同じくらい働き続けたいので、パートナーの女性には家に入ってほしい、子育てもしてほしい」
そのような方は今の時代には減ってきていますが、その方のイメージは明確でしたので、ならばお相手は家庭的であまり派手でない方、と絞れて、専業主婦になりたいという女性を紹介し、すぐに結婚に至りました。
他にも、「自分は会社を経営しているので、“社長の妻”の役割を果たしてくれる人がいい」と話してくださった方もいらっしゃいます。
経営者のお相手となると、社長にとって経営のヒントになりそうなアイディアを持っていたり、お付き合いでパーティーなどに出る機会も多い社長に同伴することもよくあるので、社交性が高い人がよい、というように候補も絞ることができます。
女性のパターンもご紹介します。
ある女医さんは、結婚相談所に入会した当初、結婚のイメージがまったくありませんでした。
彼女は当時20代で、お医者さんなので収入もあり、職場では責任あるポジションを務めていました。
私は彼女と話をしながら、次のように言いました。「あなたは忙しいお仕事ですから、結婚してからもなかなか家のことまでしっかり手が回らないと思います。ならば、パートナーは家事もやってくれる人がいい」
また、子供は欲しいとのことでしたので、忙しいお仕事であることを考えると旦那さんが保育園に送り迎えしてくれる、旦那さんのお母さんも近くに住んでいて子育てを手伝ってもらえることを条件に探しました。
そこまでイメージが固まってからは、すぐでした。家事もできて、実家もそんなに遠くない男性に現実世界で出会うのは簡単ではありませんが、そこは結婚相談所。きちんと条件を満たすお相手を紹介し、無事に結婚できたのです。
まずはしっかりと、理想の結婚のイメージを持つこと。それが結婚につながる重要な要素です。
これは結婚相談所に入るかどうかの前に、結婚したいすべての方には考えていただきたいことです。
なお、男性のほうが、結婚のイメージをしっかり持つ傾向があります。そしてそのイメージに合う人が現れると、結婚までの道のりは早いです。
一方で女性は、恋愛思考が強い傾向があります。しっかり恋愛をして、その延長で結婚へと考える方が多く、将来の結婚相手に対しても恋愛面で満たしてくれることを望みます。
相手の男性が結婚相手としてとてもよい方でも、恋愛の相手としては物足りないと考えて進まないこともあり、少しもったいないと感じるときもあります。
「特に理想のイメージはないけれども結婚したい」と言う人には、その方の生活スタイルや、結婚後の生活に必要なものなどを聞き出していきます。
女性であれば妊娠、出産は非常に大きなライフイベントです。その際は仕事をどうするか、出産後に復職するか?旦那さんが地方に転勤を命じられた場合、今の仕事を辞めてついていけるか?などを考えてもらうようにします。
「これだけは譲れない」3つの要素を決める
理想の結婚像をイメージするのに、何から考えていったらいいかをお教えします。
パートナーに対して望むことを、3つ決めてください。「この要素だけは持っていてほしい」を決めるのです。
例えば①収入がしっかりある、②夫婦の会話がある、③食べ方がきれいなどです。この3つは人それぞれで、正解はありません。①顔がタイプ、②髪の毛がある、③太っていない といったことを選ぶ方もいるでしょう。「これを言ったら周りはどう思うか」ではなく、あなた自身が大事と考えることで選んでください。
また、その3つを満たしていれば他のことは目をつぶれるか、も考えてください。「収入があれば顔はかっこよくなくていい」「ものすごく稼ぐ仕事人間よりも、家のことをしてくれるほうがいい」など、譲れる部分は譲ります。
望むすべての条件がパーフェクトなお相手はいません。どこかが足りていなくても、あなたが特に大事にしている点を満たしてくれる、それがパートナーとしてふさわしい人です。
望むこと3つを決めたならば、次は「夫婦のお互いの役割」についても考えていきます。
家計は管理したいのか、管理されたいのか、家のことは自分が決めたいのか、パートナーの決定に従うのか、といったことです。
うまくいく夫婦は、その役割分担がうまくできています。男性と女性のどちらも決めたい、もしくはどちらも相手に決めてほしいではうまくいきません。
今は共働きが当たり前になっていますから、男性と女性双方に収入があります。昔のように、男性がお金を入れて女性が管理して、という形以外にも、いろいろな形があります。
結婚したらお金のことはどうしたいか、考えてみてください。
また、特定のお相手と結婚に向けて進む中でも、お金のことはどこかで話したほうがいいと強くおススメします。お金はてっきりあると思っていたら実はなかった、では、大変なことになります。
また、家に入れる生活費が少なすぎる、といったことも、後々の離婚の原因になりがちです。
他にも実家に帰るなどの行事や、いつ帰るかなどのタイミングや回数も、ある程度決めておいたほうがもめません。
もちろん最初からしっかりと固める必要はありません。おうちの状況も子供が生まれるなどで変わりますから、途中で変わってよいので、臨機応変に作り上げていきましょう。
結婚のイメージは、その人の生まれ育った環境が大きく影響していて、人により全然違うものです。例えば、寝る時は夫婦一緒か、別室かなどなど、小さなところでも人により異なります。
そのような家族に対する姿勢、考え方は、お相手と話し合い、決めておく必要があります。
結婚となると、どうしてもお相手とは現実的な話をしなければなりません。楽しいばかりの恋愛とは違うものでしょう。
そのような現実的な話をするときも、楽しく、前向きに話し合えるお相手を見つけていただきたい、そういう方は必ずいるのであきらめないでほしいと思っています。