【婚活体験談】蛙化現象に悩んだ会員様がご成婚に至るまで
- 成婚エピソード
- 婚活のコツ
- 婚活のお悩み
目次
- 誰よりも苦労した。でも誰よりも自分と向き合った結果
- 思考の癖との闘い…そして彼女が婚活で得たもの
- 乗り越えた先に見つけた最高の幸せな結婚
誰よりも苦労した。でも誰よりも自分と向き合った結果
こんにちは!
トロワアンジュ代表カウンセラーの金山恵美子です。
今日は最近多くの女性が悩む「蛙化現象」の中でもとみに深刻なレベルを持っていた会員様のご成婚談をお届けしたいと思います。
彼女と最初に入会面談でお会いした際は、ハキハキとした笑顔の可愛く親しみやすいお嬢さんという印象でした。
活動開始後も積極的にお見合いを申し込んでくれ、当時まだ29歳だった彼女はお仕事をしっかりされていたこともあり、どんどんお見合いが成立しました。
ところが、いざ仮交際になってみると…。
あの日のことは忘れもしません。彼女の中でお見合いされた男性の中で一番素敵な男性との初デート。
終わったあとに電話がかかってきて、もうその声は過呼吸をともなったような泣き声だったのです。
気持ちを落ち着かせようと深呼吸をしてもらいつつ、彼女のお話をお伺いしましたら、「お見合いは1時間ときまっているから耐えられた。だけども、初デートでランチだけの予定が、そのあと「よかったらこの後お茶でも」と誘われたんです。それって私に少なくとも好意を持ってくれたからですよね?途端に、吐き気とめまいがして立ちすくんでしまい、そのまま逃げるように帰ってきてしまいました…」とおっしゃるではないですか。
よくよく聞いてみると、彼女は物心ついたときから、男性が自分に好意を持っていると感じた瞬間、生理的にその男性のことが気持ち悪くなってしまうのだそうです。原因は分かりません。
ただ言えることは、彼女は結婚したいけれども、男性に好意を向けられると途端に「蛙」のように見えてしまう…。そんな状態だったのです。
まずは、男性はあなたにとって怖いものではない、ということをお伝えしていくところから始まりました。
結婚相談所での活動は、婚前交渉禁止ですからその点心配はいりません。ただ、交際を進めていく上で、お互いいつかは手をつないだり、腕を組んだりと、スキンシップを取ることでお互いにより気持ちを深めていくというごく自然な流れがあります。
彼女はその後、本当に少しずつ前に進むことはできましたが、それでもどうしても男性の手を触れることは叶いませんでした。
思考の癖との闘い…そして彼女が婚活で得たもの
「もう、婚活やめます」
そう泣いて電話がかかってきた時も、私は話を聞いてあげることしかできませんでした。
私はその日の夜中じゅう、ずっと彼女のことを考えていました。
そこで思いついたのは、しっかりした臨床心理士さんのいる心療内科に行ってもらうことでした。
私は婚活のアドバイスはできても、メンタルの問題は専門家ではないのです。
翌日紹介した心療内科に、彼女は「行きます。」と素直に予約を入れてくれました。
そこで半年近くかけて分かったことがあったのです。
彼女は自分のことを可愛くない、自分のことが大嫌い。ずっと無意識にそう思っていたのです。
結果「こんな私に好意を寄せる男性なんて、気持ち悪い!」という思考回路に陥っていたことが分かりました。
そこからは、臨床心理士さんの手を借りながら、私も彼女にいかにご自分が素直で頑張り屋さんで、たくさん素敵なところを持ってる可愛い人なんだよということを折に触れて伝えるようにしていきました。
そのかいもあってだんだんと男性に対する恐怖心がなくなり、いつしか彼女は仮交際の男性と楽しく食事したり、どこかへ出かけたりできるようになりました。
その頃に彼女がお見合いを申し込んだ男性が、のちのご主人となる方です。
お見合いの第一印象は「写真よりカッコいい」だったそうです笑。
その後、仮交際中に彼女は自分の男性に対する恐怖心がまだ完全に拭えていないことなどをきちんとお話し、彼もまた、そんな彼女のことを受け入れ、理解しようとゆっくり、ゆっくりとことを進めていってくれました。
交際中に彼女からのデート報告で「私から腕を組むことができました!全然嫌な気持ちにならなかったです。」という報告があり、ものすごく嬉しかったことを覚えています。
乗り越えた先に見つけた最高の幸せな結婚
そんな誠実で優しい彼からプロポーズを受け、無事にご成婚退会、そして半年後にご入籍。
挙式披露宴にご招待いただいたときは、「私なんかがその場に伺ってもいいものなのか」と少し悩みました。
ですが彼女は「恵美子さんがいなかったら、今の私たちはいないんです。私たちの姿を見ていただきたいです」とおっしゃったので、当日をドキドキしながら迎えることとなりました。
挙式での誓いのキスの際、二人は笑顔で見つめ合い、そしてゆっくりと長いキスをしました。
その瞬間のことを、私は一生忘れないと思います。
披露宴も笑いあり涙ありでとても楽しく、ドレス姿で満面の笑みをたたえる彼女を見ているだけで胸がいっぱいになりました。
司会の方が「お二人は結婚相談所で出会い」とご紹介され、最後のご両親へのご挨拶では、「支えてきてくれた友達。温かく見守ってくださる上司の方々。そして、あなたなら大丈夫、といつも励ましい続けてくれた仲人さん。」そう言ってこちらを見てくれた彼女は泣き顔でした。
私もまた、涙を流したのは言うまでもありません。
彼女は言います。
「結婚生活、想像の100倍以上楽しいです!!」
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【メイン画像】披露宴入場の際に緊張する彼女を抱きしめて「大丈夫。」と言ってくれる旦那様
【サブ画像】お色直しドレスの色当てクイズを当てて新郎新婦のお二人からギフトをいただく私
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