良書のご紹介 「人口と日本経済」
元東大大学院教授の吉川洋立正大学教授が新刊新書を著された
「人口と日本経済 副題 長寿、イノベーション、経済成長」
学術書ではなく我々一般人にも理解できる内容だ
人口減少が経済縮小を招き社会が貧困化する等の行き過ぎた悲観論に警鐘を鳴らしている
人口の増減が経済、就中GDPの増減の大きな要因ではあるが
様々なイノベーションが更に大きな成長要因であり
これがあれば人口が減少しても「一人当たりGDP」の成長は維持できると説いておられる
なるほどと思う
確かに人口減少に基づく行き過ぎた悲観論には誤りも多いと思う
ただ、一人当たりGDPを引き上げるようなイノベーションが日本で生まれるかどうかは不明だ?
分かり易いお奨めの好著だと思う
人口と経済に興味をお持ちの方には特に!